-
1/19
-
2/19バランスのよいスノー性能と、優れたウエット性能が特徴とされる「ネクセン・エヌブルー4シーズン」。独ADACのタイヤテストで1位を獲得するなど、欧州で高い評価を得ているオールシーズンタイヤだ。
-
3/19オールシーズンタイヤとは、ドライ/ウエット路面に加え、雪道も走行可能なタイヤのこと。「スノーフレークマーク」付きの「エヌブルー4シーズン」は、冬用タイヤ規制がしかれた道も走行可能となっている。
-
4/19今回、「エヌブルー4シーズン」を試した山田弘樹氏。ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験を持つ、実践派のモータージャーナリストだ。動力性能や運動性能、およびそれらに関連するメカニズムの批評を得意としている。
-
5/19「エヌブルー4シーズン」を装着した「フォルクスワーゲン・ゴルフeTSIアクティブ」。Cセグメントのベンチマークたるゴルフの標準グレードで、タイヤの実力を知るには好適なモデルといえるだろう。
-
6/19走りだして最初に感じたのは、乗り心地の快適さ。しなやかなライドフィールが得られ、これならロングドライブも苦にならなそうだ。
-
7/19「エヌブルー4シーズン」はいわゆる低燃費タイヤではないが、転がり感のよさから察するに、燃費性能も悪くはなさそう。「夏季はエコタイヤだけど、冬季は燃費に不利なスタッドレスタイヤ」という使い方をするより、トータルでの実燃費はこちらのほうが上かもしれない。
-
8/19「エヌブルー4シーズン」は、厳密には欧州で“オールウエザー”と呼ばれるジャンルのタイヤだ。乗用車用のサマータイヤから発展した全天候型タイヤで、それゆえにドライ路での快適性も確保されているのだ。
-
9/19オールシーズンタイヤの「エヌブルー4シーズン」では、トレッドパターンのセンター部に、ウインタータイヤゆずりの「3Dウィンターサイプ」を採用。雪上でのトラクション性能を高めている。
-
10/19往路の高速道路で感じたステアリングセンターの曖昧さは、装着されたばかりのタイヤがまだホイールのリムになじんでいなかったのが原因の様子。箱根のワインディングロードや復路の高速道路では、しっかりとしたレスポンスが感じられた。
-
11/19ウインター性能を確保するべく、やわらかめのコンパウンドが用いられている「エヌブルー4シーズン」。ドライの高速道路をピシっと走りたいのなら、少しだけ空気圧を上げてみるのもいいだろう。
-
12/19「エヌブルー4シーズン」は、接地面の形状のよさも大きな特徴。トレッド面が均一に接地することで、あらゆる路面で安定したグリップ力を発揮するのだ。
-
13/19ワインディングロードでも侮れない実力を披露。スポーツタイヤのような踏ん張り感はないが、荷重をかければしっかりとコーナリングフォースが発生する。
-
14/19「エヌブルー4シーズン」は、トレッド面のセンター部とサイド部でサイプを使い分けており、センター部には先述のとおり「3Dウィンターサイプ」を配するのに対し、サイド部にはサマータイプのサイプを採用。高いコーナリング性能とウエットグリップ性能を実現している。
-
15/19全体のトレッドパターンは、ウインタータイヤではおなじみの“Vシェイプ”型。排水性を高め、耐アクアプレーニング性能や、シャーベット路面におけるパフォーマンスの向上を図っている。
-
16/19世界的にも珍しい、タイヤの“スマート工場”を持つネクセン。混合ゴムの混練にも、よりシリカの混ざりやすいインターメッシュミキサーを使うなど、最新設備の導入や高度な技術の習得にもどん欲だ。
-
17/19四季を通じて使えるというだけでなく、ドライ路での快適かつファンなドライブにも寄与してくれる「ネクセン・エヌブルー4シーズン」。より積極的に選びたくなるオールシーズンタイヤだった。
-
18/19フォルクスワーゲン・ゴルフeTSIアクティブ
-
19/19ネクセン・エヌブルー4シーズン