1.20代・30代の自動車保険の月額平均(相場)は?
1-1.自動車保険の種類

自動車保険には、クルマの購入時と車検時に加入が義務づけられている「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」と、運転手を被保険者とした「任意自動車保険(任意保険)」があります。
自賠責保険は対人事故に対して支払われるものであり、相手方の車両や建物、自分自身のケガについては補償されない最低限の保険です。
一方、任意保険は、ライフスタイルにあわせ、自賠責保険に追加して契約する自動車保険で、「賠償責任保険」「傷害保険」「車両保険」という3つの保険に分けられます。
1-2.20・30代の自動車保険の月額平均(相場)
年齢別の保険料(月あたりの相場)を比較してみましょう。今回は、「6等級」「ゴールド免許」「年間走行距離3000km以下」という条件で独自の調査を行いました。
車両保険なし | 車両保険(一般型)あり | |
21歳~25歳 | 4335円/月 | 9834円/月 |
26歳~29歳 | 2480円/月 | 5559円/月 |
30歳以上 | 2340円/月 | 4875円/月 |
【条件】車種:日産ノート、等級:6等級、免許:ゴールド、予想年間走行距離:3000km以下 各種割引を適用し、年額費用を12等分した金額を掲載
1-3.20代前半の自動車保険料が高い理由
若年層の自動車保険料が高い理由は大きく分けて2つあります。ひとつは「割引に直結する“保険料の等級”が低い状態にあるから」。もうひとつは、純粋に「事故率が高いから」です。
理由その1.保険の等級が低い傾向にある

自動車保険料には、等級制度が大きく影響します。等級は1から20まであり、等級が上がるほど保険料の割引率も高くなります。新規契約時は6等級で保険料が3%割増となりますが、最高の20等級では、なんと63%割引に。つまり、クルマに乗るようになってからの時間が比較的短い20代は、必然的に保険の等級も低い状態にあることが多く、割引率も低いため、保険料が高くなる傾向にあります。
ちなみに、初めて契約する方は6等級からスタートすることが多くなっていますが、同居する親族から等級を引き継ぐことも可能で、これにより、さらに上位の等級を得る場合もあります。詳しくは以下をご覧ください。
3-4.同居している親族から等級をもらう
20・30代の自動車保険の月額平均 等級別比較(相場)
車両保険なし | 車両保険(一般型)あり | |
6等級 | 1826円/月 | 4681円/月 |
12等級 | 1647円/月 | 3710円/月 |
15等級 | 1573円/月 | 3513円/月 |
20等級 | 1189円/月 | 2627円/月 |
【条件】車種:日産ノート、等級:6等級、免許:ゴールド、予想年間走行距離:3000km以下 各種割引を適用し、年額費用を12等分した金額を掲載
理由その2.運転が未熟で事故率が高い
10代や20代は事故率が高いため、保険料も高く設定されています。統計では、免許所有者10万人当たりの事故件数は20歳~24歳で589.5件、25歳~29歳で418.6件ですが、30代後半から60代では約300件と低くなります。
保険料は公平性の観点から、事故率が高い層は高く、低い層は安く設定されており、20代の保険料が高くなります。

1-4.保険料を安く抑えるならダイレクト型(通販型)自動車保険
ダイレクト型(通販型)の自動車保険は、自分自身で保険会社や補償内容を選んで契約するのが特徴です。加入したい保険会社や補償内容が決まっているのであれば、スムーズに契約できます。インターネットや郵便で手続きができ、代理店とのやりとりが不要なため手間が比較的かからないのもメリットのひとつです。また、代理店手数料が不要なぶん、保険料が割安になる傾向があるというのは大きなポイントです。そのため、保険料を抑えたい方にはおすすめの選択肢といえます。
まずは一括見積もりをしてみて、各社の価格を比較してみましょう。
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しかし、自動車保険は安さだけで決めればいいというものでもありません。実際、20代・30代はどんな保険を選んでいるのでしょうか? その年代の方々が満足できている自動車保険のランキングと各社の特徴を確認し、最適な自動車保険選びの参考にしましょう。
2.20代・30代 自動車保険おすすめ人気ランキング トップ10
参照いただくのは、『価格.com』による自動車保険の満足度ランキング<20代・30代部門>の結果です。価格.comの「自動車保険 満足度ランキング」は、実際にその保険を契約しているユーザーの評価、つまり“本音”をもとに作成されており、2011年から続けられています。(※アンケート調査概要はこちら)
全世代の総合ランキングは「自動車保険 おすすめ人気ランキング トップ10」をご覧ください。
本記事ではランキングに加え、各自動車保険の特徴を、詳しく、わかりやすくお伝えします。
専門家による 自動車保険 20代・30代 ランキング 総評
【1位】イーデザイン損害保険

- 急ブレーキなどを感知するセンサーとアプリで日々の安全運転をサポート。ポイント(ハート)収集による特典が用意されている。
- センサーを活用した事故解決。事故の衝撃をセンサーが検知すると、衝撃の前後数秒間の状況を自動で記録する。
- 事故発生時は、その日のうちに初期対応。セコムの緊急対処員が現場で手助けするほか、担当者およびAIによるコミュニケーションでサポートを行う。
イーデザイン損害保険 20代・30代保険契約者のクチコミ例
他の自動車保険よりも安いことがまず一番に挙げられます。また、その安さで同じレベルの補償を受けることができるのが本当に魅力的だと思いました。最近リニューアルしたようで、そこでさらに保険料が下がったのも満足している理由の一つです。車は長く使うので、安いと本当に助かります。何かあった時にも、安心できます。(30代・女性)
補償内容も以前代理店で契約しているのと変わらないレベルなうえ、特約は今までより充実できていると思う。特約を選ぶ時によくわからないものでも、簡単に内容説明があり選びやすかった。さらに契約した人の中でも加入したいる人の割合が表記されていたので納得して加入することが出来た。特に自動付帯であるが、セキュリティ会社が事故時の駆け付けけしてくれるのが他にはあまり無く安心できるので決め手となった。(30代・女性)
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【2位】ソニー損害保険

- 24時間365日、休まず事故受け付け。専任担当者が、弁護士や医師などの専門家と連携してサポートを行う。
- クルマのトラブルで頼れるロードサービスが無料付帯。
- 保険料は「走る分だけ」なので合理的。予想年間走行距離に応じて7区分で算出される。
ソニー損害保険 20代・30代保険契約者のクチコミ例
ほかのダイレクト型の保険会社と比べるともっと安い料金の会社はいくつもある。だが、代理店系の保険会社に比べれば圧倒的に値段は安い。また、自分が補償してほしい内容を自身で選択できたり、距離に応じた値段設定があることからも、自分のニーズに対する満足度はそれなりに高いと感じる。結果的には納得感のある保険料だと思った。(30代・男性)
年中無休の事故受付があり、また24時間365日、事故に関するお問合せやご相談、相手方との示談交渉についても適切に対応してくれるので安心感がある。ドライブレコーダーやロードサービスなどもしもの時にも補償内容に含まれるているので事故などで焦った状況でも信頼して任せることが出来る。金額と補償内容のバランスが良い。(30代・男性)
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【3位】三井ダイレクト損害保険

- ネット型自動車保険初の「レスキュードラレコ」(ドラレコ特約)が利用可能。一定以上の衝撃を検知すると、安否確認デスクに自動でつながる。
- 補償プランについては、コンシェルジュが見積もりを行い、自動車保険のことを何でもサポートしてくれる。
- スマホアプリ「三井ダイレクト損保アプリ」が用意されている。
三井ダイレクト損害保険 20代・30代保険契約者のクチコミ例
通販系なので代理店系よりも保険料がかなり安い。通販系の中で比べると一番安い訳では無いが、一番安い通販系は補償内容を落としているので、補償内容と価格を照らし合わせると妥当な金額だと納得できる。また、年払いにすることで割引されるし、保険証券のペーパーレス化や早期の契約更新によって更に割引されるので保険料は安く抑えることが出来る。(30代・男性)
三井住友ダイレクト損害保険の補償内容に満足している理由は、包括的かつ柔軟なプランが提供されていることです。事故や盗難に対する補償はもちろん、自然災害や第三者への賠償責任もカバーされています。さらに、オプションで追加の保障を選べるため、自分のニーズに合わせたカスタマイズが可能となっています。また、迅速なサポート体制が整っており、安心して利用できることも大きな魅力です。(30代・男性)
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【4位】SBI損害保険

SBI損害保険の特徴
- インターネットからの新規申し込みで1万4500円割引。
- 業界最高水準の無料ロードサービス。
- 24時間365日事故受け付け。休日でも初期対応を行い、事故の発生から解決まで細かな対応でサポートしてくれる。
SBI損害保険 20代・30代保険契約者のクチコミ例
保険料も他社と比べて安く、補償内容も必要十分だと感じている。保険料について、実際に以前別の保険会社で契約していたこともあったが、あまり補償内容とのバランスが良くなかった。保険料を高くすればそれなりに補償内容も充実せられたけど、今と同じくらいの保険料で比較すると、圧倒的に今の方が補償内容が充実しているように感じる。(30代・女性)
とにかく安い保険を探していたとこと、SBIが1番安かったので、選びました。実際に安くて補償内容もそこそこ良かったので、SBIにしました。安すぎても補償内容がしっかりしていないとよくないので、その点は問題ないかと思いました。ネットという事で、対面式のものより価格が安くなっているので、これからも継続したいと思います。(30代・男性)
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【5位】アクサ損害保険

- 相手方への賠償はもちろん、同乗者の補償も無制限に設定可能。
- 24時間365日対応のAXAプレミアムロードサービスが無料で付帯する。
- 12歳以下の子どもを乗せるクルマであれば「子育て応援割引」が適用される。
- インターネット割引は最大2万円。無事故割引(2000円引き)も設定。
- 他社から切り替えた96%の方が「補償と保険料のバランスがよい」と回答している。
アクサ損害保険 20代・30代保険契約者のクチコミ例
日常生活で損害賠償が請求される事態になった時に備えて付けられる特約があり、料金も手頃だった。他にももしもに備えて付けておきたい特約はあったが、そうするとやはり保険料が高くなってしまうため、いくつか諦めたものもあった。自分が必要だと思うサービスをもっと安く利用できると、きちんと備えができているという安心感がもてる。(20代・女性)
インターネットで申し込みをした際、ホームページはわかりやすかったのでスムーズに申し込めた。毎日時間がないなかで、いつでも簡単に申し込めるのはとっても有難かった。契約後、キャンペーンの案内など適度にメールが届き、内容もわかりやすいため応募したものもある。また、メールがきたタイミングで契約内を確認するきっかけにもなっている。(20代・女性)
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【6位】三井住友海上火災保険

- 「基本的な補償」ニーズに合わせた「おすすめオプション」を追加することで、一人ひとりにぴったりの補償プランを展開。
- スムーズな解決に導く事故対応(一日あたり約6100件の解決実績 ※2022年度)。
- 国内約4200カ所<2023年4月現在>のロードサービス拠点(サービス名:おクルマQQ隊)。
三井住友海上火災保険 20代・30代保険契約者のクチコミ例
私は対人、対物の補償は入れたかったなど、こういうプランがほしい、そしてできるだけ価格を抑えたいという希望がありました。なので、自分に合ったプランが見つけれたので満足しています。また年齢によって価格が変わるプランが多いので、保険に加入した時また将来的に安くなるプランを見据えて選びました。保険内容と価格のバランスに満足しています。(20代・男性)
加入時に不明な点があり、電話で問い合わせをした際にいわゆる「専門用語」ではなく、自分に寄り添った回答と案内をしてもらった経験があり非常に丁寧だと感じたから。またホームページや問い合わせ先のサイトが非常にわかりやすく、少し補償内容や料金について調べたい時に他の人に説明ができるくらいわかりやすい内容であったと感じたから。(20代・女性)
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【7位】チューリッヒ保険会社

- リーズナブルな保険料を実現。30代~40代のドライバーは特にリーズナブル。
- ロードサービスを特約としてオプションを付帯することが可能。
- 万が一の際にも安心の24時間365日対応! 全国9500カ所のサービス拠点を有する。
チューリッヒ保険会社 20代・30代保険契約者のクチコミ例
自動車保険の加入先を検討するにあたり、一括見積もりサービスを活用しました。様々な保険会社の見積もりが出される中で、チューリッヒが一番安価でした。具体的な見積もりをチューリッヒのホームページで行っても、既に示された価格から大きな違いがなかったため、同様の補償内容ではどの会社よりも安価だと判断したため、このような評価になりました。(30代・男性)
対人対物の補償が充実しているのは言うまでもないが、弁護士費用特約や個人賠償責任保険特約などが比較的割安で充実していると思うから。また、通常の補償内容については他社と遜色ないくらいカバーされていることが重要だと思うが、それは叶えられているように思う。一般的な補償内容に加えて、必要なオプションを追加する考え方がわかりやすく示されており、結果的に割安感と充実した補償だと感じる。(30代・男性)
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【8位】SOMPOダイレクト損害保険(旧 セゾン自動車火災保険)

- 日常のカーライフおよび防災において便利な「SA・PO・PO(サポポ)」が無料で利用できる。
- ネット割については、新規契約なら1万3000円、継続契約でも1万円割引!
- 事故連絡の際に依頼することで、事故サポートに関する専門の教育を受けたALSOK隊員が事故現場へ迅速に駆けつけサポートしてくれる「ALSOK事故現場安心サポート」が無料で利用できる。
SOMPOダイレクト損害保険 20代・30代保険契約者のクチコミ例
保険料と補償のバランスがよく、自分がつけたい補償に対して、補償ごとの保険料を追加していくような感じのため、わかりやすい。好きなオプションを自分好みにつけるような感覚でつければつけるほど、保険料が上がるが自分が不要と思ったものを消していき、その分、保険料が下がっていくのでお得な感じもするので自分が必要だと思うものを納得して付けて契約できていい。(30代・男性)
補償内容については、対人賠償、対物賠償、無保険者傷害などの基本補償に加えて、車両保険や弁護士費用、ロードアシストなど、オプションをつけることができる。見積もりの際に、必要や補償やつけたい補償を作事でシミュレーションできるのもありがたいと感じた。実際につける、つけないは別として、用意されている補償内容も充実していると感じた。(30代・男性)
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【9位】損害保険ジャパン

- 「対人賠償」「対物賠償」「人身傷害」「車両保険」からなる充実の補償。
- 事故、故障またはトラブルにより走行不能となった場合に、レッカーけん引や応急処置などのロードアシスタンスを24時間365日スピーディーに提供。
- 運転中のサポート機能や事故対応サポート、運転後のセルフメンテナンスなどの先進のサポートを展開。
損害保険ジャパン 20代・30代保険契約者のクチコミ例
補償内容は対人対物無制限、自車両でつけていますが、補償内容としては充分だと思います。ロードサービス、二十四時間のコールセンターの事故対応もついているのでこれも充分だと思います。なので満足とさせて頂きました。(30代・男性)
現在加入している自動車保険会社の顧客対応に関しては、概ね満足している。たまに自宅に新プランやプラン変更を案内するダイレクトメールが届いたりしていて保険会社のマメさを感じている。また、保険を更新する時期には担当者が自宅に訪問して現状に合ったプランをすすめてくれたり、懇切丁寧に分かりやすく説明をしてくれるので安心できる。(30代・男性)
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【10位】楽天損害保険

- 買い物などで使える「楽天ポイント」がたまる。
- インターネット割引は25%。さらに「楽天ダイヤモンド会員」の新規契約であれば30%のインターネット割引が適用される。
- 保険料が走行距離に連動しているので、ニーズに合った保険料で契約できる。
- すべての契約について「あんしん事故現場かけつけサービス」が付帯する。
楽天損害保険 20代・30代保険契約者のクチコミ例
インターネットを通じて契約しました。もともと楽天カードを作ったり会員だったこともあり、当日から保険適用期間となり、迅速に契約を結べたのはありがたかったです。1人乗る分には必要最低限の補償内容で良かったので、そこで安く済ませられたのは助かりました。今年で契約5年目になりますが、継続で安くなったのは良かったです。(20代・女性)
以前は違う保険会社の保険を利用していたが、数年経ち色々な会社を比較するとそこまでどこも変わらない中身。もちろん高い保険料を払えば補償は大きいが、もうかなり古い車なので車両保険等はいらない。そこでよく使う楽天にしたところ、楽天ポイントが貯まることを見て楽天損保にすることにした。額が数万円と大きいのでポイントがこれで貯まってくれるのは嬉しいところ。(30代・女性)
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「一括見積もり」で最安値がすぐわかる!
保険に加入する際、現実的に重要になってくるのはコストパフォーマンス。なかでも「保険料の安さ」ではないでしょうか。
保険料を抑えるために、保険料の見積もりサービスを利用してみるのは有効な手段です。インターネットを介して保険のプランを検討するだけで、契約時の保険料が割り引かれるようになるという保険会社は少なくありません。
自動車保険の見積もりについては、一度の申し込み作業で一括して複数の保険会社に見積もりを依頼できる効率的なサービスもあります。
基本的な流れは、「マイカー情報や現時点で加入している保険の内容、加入者の情報を伝えることで、希望の条件に合った保険のプランと料金が数社から示される」というもの(見積もりサービスの申し込みに際しては、車検証や運転免許証、すでに自動車保険を契約している人は保険証券も用意したうえで作業をすると便利です)。
診断結果は即座にメールで届くことが多く、保険会社によっては郵送での見積書類・はがきが発送されます。いずれにせよ、見積もりはあくまで見積もり。それだけで契約締結ということにはならないので、安心して利用できます。
比較サイト『価格.com』の一括見積もりサービスを利用してみる

「自動車保険の一括見積もり」といっても、そのサービスはさまざまです。インターネットで検索すればおわかりのとおりで、目移りしてしまうのではないでしょうか。
今回紹介する比較サイト『価格.com』の一括見積もりには、なかなか見逃せないメリットがあります。
もちろん最大のポイントは、一度の入力で複数の保険会社にまとめて見積もりを依頼できること。見積もりにかかる費用は無料で、たいていは即座に結果を確認できるようになりますので、自動車保険の契約を急ぎたい、検討に多くの時間を割くことができないという方に役立ちます。
また、価格.comならではのうれしい特典「選べる! 人気家電プレゼントキャンペーン」も用意されています。これは、価格.comの自動車保険一括見積もりサービスを利用した方のうち20人に、魅力的な家電製品が当たるキャンペーン。自動車保険のご契約は必要なく、一括見積もりを利用しただけで応募することが可能です。

※2025年4月時点。キャンペーンについては変更されている可能性もありますのでサイトをご確認ください。
サービスを利用することで保険料が抑えられたという声も多く聞かれる、価格.comの自動車保険一括見積もり。なかには5万円以上安くなったケースもあるといいます。あなたも、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。
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3.20代・30代が自動車保険料を安く抑える方法は?
3-1.分割払いをやめて一括払いで支払う
自動車保険は、分割で払うよりも一括払いのほうが安くなります。 20代の保険料は年齢や等級によって異なり、約7万円から10万円前後と幅があるのですが、分割払いを選択すると一括払いよりも総額で5000円ほど高くなる傾向があります。そのため、できるだけ負担を抑えたい場合は、一括払いを検討するのも有効です。
メリット | デメリット | |
一括払い | ・分割払いより安い ・支払う手間が少ない ・分割払いよりも支払い方法を選べる ※1 |
・一度に支払う額が大きい ・途中解約時、分割払いより総額が高くなる可能性がある |
※1 保険会社によりますが、年払いのほうが支払い方法の選択肢が多くなります。主な支払い方法には、クレジットカード、銀行・郵便局振込(ネットバンク含む)、口座振替、コンビニ払いなどがあります。ただし、月払いでは一部の支払い方法が利用できない場合があります。
3-2.補償対象を運転者に限る・年齢条件を見直す
自動車保険は、契約者本人だけでなく配偶者や家族も補償の対象となるのが一般的です。しかし、運転者を「本人のみ」に限定することで、保険料を抑えられます。
また、運転者の年齢を制限することにより、保険料をさらに下げることが可能です。これは、若いドライバーほど事故率が高いため、契約者の年齢が区分けされているためです。例えば、「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」などのプランがあり、補償対象の年齢が低いほど保険料は高くなり、年齢が高いほど安くなります。
契約者や家族の年齢を確認し、適した条件に変更することで、保険料を節約できる可能性があります。
3-3.車両保険を抑える・免責金額を変更する
自動車保険は、契約車両の損害を補償しますが、特に車両保険を付けると保険料が大幅に上がる傾向があります。「車両保険を付けると保険料が倍になる」といわれるほど、負担は小さくありません。
車両保険なし | 車両保険(一般型)あり | |
21歳~25歳 | 4335円/月 | 9834円/月 |
26歳~29歳 | 2480円/月 | 5559円/月 |
30歳以上 | 2340円/月 | 4875円/月 |
【条件】車種:日産ノート、等級:6等級、免許:ゴールド、予想年間走行距離:3000km以下 各種割引を適用し、年額費用を12等分した金額を掲載
また、車両保険を利用する際は、契約時に設定した免責金額分を自己負担する必要があります。例えば、免責金額が5万円で修理費が20万円の場合、自己負担は5万円、保険会社からの支払いは15万円となります。
免責金額を高く設定すれば保険料は下がり、逆に低くすれば保険料は上がります。自分にとって最適なバランスを考え、契約内容を見直すことが重要です。
3-4.同居している親族から等級をもらう
自動車保険には「等級制度」があり、1年間無事故・保険を使わなければ翌年の等級が上がり、保険料が割引されます。この等級は、車両や保険会社を変えても維持され、同居する親族間で引き継ぐことも可能です。特に、親が高い等級を子どもに引き継ぐケースが一般的です。親族間で等級の引き継ぎができるかどうか、一度確認してみるとよいでしょう。
無事故 係数の割増引率 |
事故有 係数の割増引率 |
|
20等級 | 63% 割引 | 51% 割引 |
19等級 | 57% 割引 | 50% 割引 |
18等級 | 56% 割引 | 46% 割引 |
17等級 | 55% 割引 | 44% 割引 |
16等級 | 54% 割引 | 32% 割引 |
15等級 | 53% 割引 | 28% 割引 |
14等級 | 52% 割引 | 25% 割引 |
13等級 | 51% 割引 | 24% 割引 |
12等級 | 50% 割引 | 22% 割引 |
11等級 | 48% 割引 | 20% 割引 |
10等級 | 46% 割引 | 19% 割引 |
9等級 | 44% 割引 | 18% 割引 |
8等級 | 38% 割引 | 15% 割引 |
7等級 | 27% 割引 | 14% 割引 |
6等級 | 13% 割引 | |
5等級 | 2% 割引 | |
4等級 | 7% 割増 | |
3等級 | 38% 割増 | |
2等級 | 63% 割増 | |
1等級 | 108% 割増 |
3-5.保険会社の割引制度を利用する
多くの保険会社が何らかの割引制度を用意しています。一例を挙げると、ウェブサイトからオンラインで契約した際に適用される「インターネット割引」、保険の満期日よりも大幅に前倒しで継続契約した際の「早期契約割引」、保険証券をペーパーレスとしメールやウェブで示すものとする「証券不発行割引」など。呼び名は同じでも割引額は会社により異なるので、しっかりチェックして判断する必要があります。
またそれ以外にも多様な割引サービスがあります。一部、説明済みのものもありますが、あらためて確認していきましょう。
1.等級制度による割引
自動車保険には「等級制度」があり、1年間無事故・保険を使わなければ翌年の等級が上がり、保険料が割引されます。逆に、事故を起こして保険を使うと等級が下がり、保険料が上がる仕組みです。
2.運転者限定割引
保険の補償対象を「本人のみ」「夫婦のみ」「家族限定」などに制限することで保険料を安くできます。運転する人が限られている場合に有効です。
3.年齢条件割引
保険の補償対象を「本人のみ」「夫婦のみ」「家族限定」などに制限することで保険料を安くできます。運転する人が限られている場合に有効です。
4.新車割引
新車登録から一定期間(通常は初度登録から25カ月以内)の車両は、新車割引が適用され、保険料が安くなります。
5.ゴールド免許割引
運転免許証がゴールド(無事故・無違反)であれば、保険料の割引が適用されます。
6.ASV(先進安全技術)割引
衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術を搭載した車両は、保険料が割引されます。
7.その他の割引
・複数契約割引:同じ保険会社で自動車保険と火災保険などを契約すると適用される。
・電気自動車(EV)・ハイブリッド車割引:環境性能に配慮した車両に適用される。
・インターネット割引:オンラインで契約すると適用される。
3-6.軽自動車で契約する
軽自動車だと普通乗用車や小型自動車で契約するよりも保険料が割安です。詳しくは、損害保険料率算出機構の「2023年度版(2024年4月発行)自動車保険の概況」をご覧ください。
3-7.保険料が安い自動車保険に乗り換える
20代でも年齢を重ね、無事故なら等級が上がり、保険料が下がる可能性があります。そのため、毎年他社と見積もりを比較するのも、有効な手段としておすすめです。
特に免許がゴールドになったり、新車に乗り換えたりするタイミングで、一括見積もりサイトを利用すると、より安い保険が見つかるかもしれません。
また現在の保険会社から契約満了の3カ月前に継続見積もりが届き、継続割引や早期割引が適用される場合もあるので、あわせて検討するとよいでしょう。
4.よくある質問
決まりごとやメニューが多く、ちょっと複雑だという印象を持たれがちな、自動車保険の世界。多くの人が不安・疑問に思っているであろう点について解説します。
Q.自動車保険の年齢条件ってなんですか?
自動車保険では、年齢条件を設定することで保険料を安くできます。年齢条件の区分は保険会社によって異なりますが、一般的には以下のように分かれています。
・全年齢補償(すべての年齢が対象)
・21歳以上補償
・26歳以上補償
・30歳以上補償 ※
・35歳以上補償 ※
※一部の保険会社のみ
全年齢補償よりも「21歳以上補償」、さらに「26歳以上補償」と条件を厳しくするほど保険料は安くなります。そのため、21歳・26歳・30歳・35歳が、保険料が下がる節目の年齢といえます。そのため、年齢に応じて契約を見直すのがおすすめです。
Q.年齢条件を変更する際の注意点ってありますか?
以下の3点に注意をしましょう。
1.同居の家族に若い運転者がいる場合は変更できない
自分が21歳や26歳になっても、同居の配偶者や弟・妹などが若く、運転する場合は年齢条件を変更できません。変更すると、若い家族が運転した際に補償を受けられなくなってしまいます。年齢条件は 最も若い運転者 に合わせて設定しましょう。
2.別居の親族や友人の年齢は関係ない
年齢条件が適用されるのは、以下の範囲です。
・記名被保険者(主に運転する人)
・その配偶者
・同居の親族
・上記の人の業務使用人(家事を除く)
別居の親族や友人の年齢は影響しません。例えば、「26歳以上補償」の契約でも、別居している24歳の弟が運転した場合は補償を受けられます。ただし、「本人限定」や「本人・配偶者限定」の場合は補償範囲外になるので注意が必要です。
3.誕生日を迎えたら自分で連絡する
前述の年齢条件により、年齢が21歳や26歳に達すると保険料が安くなります。しかし、年齢条件の変更は自動では行われません。保険会社や代理店に自ら連絡して変更手続きをしましょう。条件の変更は契約途中でも可能で、差額が返金されることもあります。連絡を忘れると不要な保険料を支払うことになりますので、注意したいところです。
5.まとめ
- 自動車保険は年代によっては契約料が異なっており、比較的若い20代・30代は高めの金額で加入することになってしまう。
- 20代・30代でも、支払い方法や加入条件、保険会社そのものの見直しなど、自動車保険の保険料をより安く抑える手段はある。
- 保険会社や保険プランの選定に際しては、実際の契約者による人気ランキングやクチコミを参考にするのも有効な手段である。
以上、比較的年齢が若く、自動車を運転するようになってからさほど時間のたっていない、20代・30代の自動車保険選びについてリポートしました。これらの情報をもとに、自分に最適な自動車保険を検討し、満足のいく保険契約を実現しましょう。
自動車保険 満足度ランキング アンケート実施概要
調査対象
2024年4月から同年11月に価格.comを利用した方のなかで、調査時点において自動車保険(任意保険)に加入している、もしくは事故時等に保険会社に連絡をしたことのある方
調査期間
2024年10月11日~11月29日
有効回答者数
4,804件
年代比率
20代7.6%、30代21.9%、40代14.4%、50代23.7%、60歳以上32.3%
調査手法
大手調査会社によるモニターを対象にしたWebアンケート(カカクコム調べ)
総合満足度のポイント算出方法アンケートの回答から算出した総合満足度の平均値
総合満足度:回答者ごとに、アンケート項目(※1)別に満足度ポイント数(※2)と重視度ポイント数(※3)を掛け、全項目分を足し合わせ、各項目の重視度ポイント数の合計で割ったもの
調査対象会社(18社)(※4)
AIG損害保険、SBI損害保険、あいおいニッセイ同和損害保険、アクサ損害保険、イーデザイン損害保険、共栄火災海上保険、セコム損害保険、ソニー損害保険、損害保険ジャパン、SOMPOダイレクト損害保険、大同火災海上保険、Chubb損害保険、チューリッヒ保険会社、東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、三井住友海上火災保険、三井ダイレクト損害保険、楽天損害保険
詳細は、価格.com 自動車保険 満足度ランキングをご覧ください。
(※1)
保険料:補償内容に対して納得できる保険料水準だったか、他の保険会社と比べて保険料が安いかなど
補償内容:補償の範囲の広さや充実度(特約・ロードサービスなどの付帯サービスを含む)など
顧客対応:加入や変更手続きのわかりやすさ・簡単さ・早さ。対面・電話・メールなどによる保険会社担当者の対応の良さ、マナーや礼儀・信頼感など ※事故対応(初期対応・示談交渉・事故処理など)を除く
(※2)
満足:100、やや満足:80、普通:60、少し不満:40、不満:20
(※3)
とても重視する:6、重視する:5、やや重視する:4、あまり重視しない:3、重視しない:2、全く重視しない:1
(※4)
以下は企業単位の規定回答数(30件)に満たないため集計対象外
Chubb損害保険、大同火災海上保険、セコム損害保険(20代・30代部門、40代部門、50代部門、60代以上部門)、共栄火災海上保険(20代・30代部門、40代部門)、日新火災海上保険(20代・30代部門、40代部門)
- ※ アクサダイレクト、イーデザイン損保、SBI損保、ソニー損保、SOMPOダイレクト、チューリッヒ保険会社、三井ダイレクト損保、楽天損保につきましては、お客さまと保険会社との直接の契約になります。
- ※ 掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。
- ※ 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- ※ 各種割引や特典は各事業者より提供されます。お申し込みの際は各事業者による注意事項や規約等をよくご確認のうえお手続きください。
- ※ 各商品の詳細については、必ず「パンフレット」、「契約概要」、「注意喚起情報」、「ご契約のしおり・約款」等をご確認ください。
- ※ お電話による個別見積もりおよびオンラインでの個別見積もりは、各保険会社が運営するサービスであり、当該サービス・見積もりの内容についてご不明な点がございましたら、各保険会社までお問い合わせください。
平野 敦之さん(CFP® 1級FP技能士)の総評
20代・30代の自動車保険選びにコスト面での比較は欠かせません。若年層において自動車事故のリスクが高いことはよく知られていますが、特に20代半ば過ぎくらいまでは保険料負担が大きいためです。
運転者年齢は保険料に大きな影響を与える要素で、運転者の年齢条件は、「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「35歳(損保によっては30歳)以上補償」のいずれかに設定します。特に26歳以上補償までは保険料率が高くなります。
一方で、保険料は安ければいいわけでもなく、自動車保険の加入期間が短く、慣れていないと補償内容がまだよくわからないという不安もあります。30代以降からは落ち着いてくるものの、就職や結婚などライフプラン上も変化の多い時期です。
これらの世代の総合ランキングでは1位がイーデザイン損害保険、2位がソニー損害保険、3位が三井ダイレクト損害保険という結果になりました。補償内容や顧客対応を軸として保険料面でもお得な自動車保険がランクインしています。スマホやネットが当たり前にありそれを使いこなす世代ですから、各種ツールを通じての顧客対応も求められます。
自分で許容できる範囲の保険料に抑えて負担を減らしつつ、補償内容が充実しており、加入時の顧客サービスや事故の際のやりとりの利便性などについても評価を受けた損害保険会社が選ばれています。