60代以上で、みんなが満足している保険は何か?
自動車保険 60代以上 おすすめ人気ランキング|保険料の月額平均(相場)を比較

2025.07.03
自動車保険 60代以上 おすすめ人気ランキング|保険料の月額平均(相場)を比較
60代はクルマの利用頻度が減る一方、事故率はほかの世代よりも上がってきます。それを見越して、自動車保険の見直しを検討する人も少なくありません。そこで60代以上の自動車保険契約者にアンケートを実施し、保険選びの実情を調査しました。ランキング結果をファイナンシャルプランナーのコメントを交えて紹介します。

自動車保険 ランキング を見る

執筆:平野 敦之(CFP® 1級FP技能士)
執筆・編集:webCG 編集部
※本コンテンツは『価格.com』のランキング情報をもとに『webCG』が制作しており、広告が含まれております。

1.60代の自動車保険の月額平均(相場)は?

任意保険を契約する場合、60代の月額費用はいくらくらいになるのでしょうか? 独自に調査してみました。

60代の等級ごとの相場は?

車両は「トヨタ・プリウス」で、運転免許の種類はゴールド免許、年間走行距離3000km以下という条件で独自の調査を行いました。等級ごとの違いはもちろん、自身のクルマに対する補償もカバーする「車両保険」契約の有無によって、月額費用に差が出ます。

  車両保険なし 車両保険(一般型)あり
6等級 2220円/月 5900円/月
12等級 1941円/月 4601円/月
15等級 1850円/月 4350円/月
20等級 1394円/月 3246円/月

ダイレクト型(通販型)の自動車保険なら保険料を安く抑えられる

ダイレクト型(通販型)の自動車保険は、自分自身で保険会社や補償内容を選んで契約する方法です。加入したい保険会社や補償内容が決まっていれば、スムーズに契約できます。代理店手数料が不要なぶん、保険料が割安になるのが特徴です。

長年同じ保険会社を利用している方のなかには、見直しを検討する人も少なくありません。まずは一括見積もりをしてみて、各社の価格を比較してみましょう。

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価格.comで一括見積もりするメリットとは?

しかし、自動車保険は安さだけで決めればいいというものでもありません。60代以上が満足している自動車保険のランキングと各社の特徴を確認し、ご自身にとって最適な自動車保険を選びましょう。

2.60代以上 自動車保険おすすめ人気ランキング トップ10

参照いただくのは、『価格.com』による自動車保険の満足度ランキング<60代以上部門>の結果です。価格.comの「自動車保険 満足度ランキング」は、実際にその保険を契約しているユーザーの評価、つまり本音をもとに作成されており、2011年から続けられています。(※アンケート調査概要はこちら

全世代の総合ランキングは「自動車保険 おすすめ人気ランキング トップ10」をご覧ください。

本記事ではランキングに加え、各自動車保険の特徴を、詳しく、わかりやすくお伝えします。

専門家による 自動車保険 60代以上ランキング 総評

ファイナンシャルプランナー(CFP)平野敦之

平野 敦之さん(CFP® 1級FP技能士)の総評

60代になると、40代と50代では低下傾向にあった事故率が少しずつ上昇しはじめ、さらに70代、80代と上昇していきます。そのため60代以上は、それまで低下していた自動車保険料率が少しずつ上がっていきます。

しかし長年にわたり車の運転をしてきていて、自動車保険のノンフリート等級が20等級であるなど割引率の高いところにある人も少なくないのが60代の特徴です。

こうしたことから、自動車保険においては、しっかりした補償内容と迅速な事故対応、安心できる事故対応サポート、顧客対応が重視されます。自動車事故で不安や心配、ストレスのない対応をする損害保険会社が評価されているのです。

実際に、加齢とともに万が一の事故の際の心配や不安、トラブルなどが出てくる時期でもあります。今や60代でも現役で働く人は少なくありませんが、定年などで収入が減少する、年金暮らしを始めることもあり、経済的負担が気になるタイミングです。

もしものときにはしっかりした安心のサービスを求めつつも、無理なく負担できる保険料水準であるかどうかが、欠かせないポイントになります。この世代では1位にソニー損害保険、2位にSBI損害保険、3位にチューリッヒ保険会社がランクインしています。

手厚い補償内容や保険料のリーズナブルさは意識しつつも、あまり複雑な内容のプランは好まれない傾向です。シンプルでありながらも、信頼できる補償内容で手ごろな保険料のものが選ばれているようです。

【1位】ソニー損害保険

ソニー損害保険の特徴
  • 24時間365日、休まず事故受け付け。専任担当者が、弁護士や医師などの専門家と連携してサポートを行う。
  • クルマのトラブルにおいて頼れるロードサービスが無料付帯。
  • 保険料は「走るぶんだけ」なので合理的。予想年間走行距離に応じて7区分で算出される。

ソニー損害保険 60代以上 保険契約者のクチコミ例

他の保険会社に入っていたが、継続手続きを取ろうとした時に、保険料を確認したが、かなり上がっていたので納得できなかった。このため自分が納得できる保険料を提示してくれる保険会社を検討していた。いろいろ見積もりを出したところ、現在加入の保険会社が納得できたので変更することにした。またバックが大手の企業ということもあり、とても安心できる。(60代・男性)

インターネットでの申し込み画面がとてもシンプルでわかりやすいです。申し込みの際にチャットでは尋ねにくい内容だったのでコールセンターに問い合わせたところとても感じの良い電話の受け答えで分かりやすく説明していただけました。契約時にはハガキが届きその後は何かある毎にメールで連絡があるのでとても安心感があります。(60代・女性)

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【2位】SBI損害保険

SBI損害保険の特徴
  • インターネットからの新規申し込みで1万4500円割引。
  • 業界最高水準をうたう無料ロードサービスが利用できる。
  • 24時間365日事故受け付け。休日でも初期対応を行い、事故の発生から解決まで細かな対応でサポートしてくれる。

SBI損害保険 60代以上保険契約者のクチコミ例

ともかく保険料が安いので大変満足しています。補償内容も希望に応じて選択が出来ますし、保険料と補償内容のバランスもリーズナブルで満足しています。ただこれまで利用して以来、事故を起こしたことがなく保険を実際に使ったことがないので、具体的な事故対応などの迅速さや満足度が如何のものなのかなとちょっぴり心配しています。(60代・男性)

保険料と補償内容がリ-ズナブルで満足しています。また補償内容も自分の希望に応じて選択できるので満足度が高いです。また他社と比較すると補償内容に対する保険料も比較的安いのでとても満足しています。更にまた補償内容も理解しやすく簡単に選択できると共に模試疑問や質問が生じた場合は、チャットやメール、電話で簡単に問い合わせができるので満足しています。(60代・男性)

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【3位】チューリッヒ保険会社

チューリッヒ保険会社の特徴
  • 合理的な価格設定の保険料を実現。30代~40代のドライバーは特にリーズナブル。
  • ロードサービスを特約としてオプション付帯をすることが可能。
  • 万が一の際も安心の24時間365日対応! 全国9500カ所のサービス拠点を有する。

チューリッヒ保険会社 60代保険契約者のクチコミ例

自動車保険の補償内容としては満遍なくほぼすべての問題に対してカバーされていると思います。そのなかでパンクや鍵の閉じ込めの場合の対応可能なロードサービスも充実しており一度鍵を車内に閉じ込めたことがありますが、連絡後2時間以内に対応してくれ助かったことがあります。補償の本命である対人、対物の補償はコストパフォーマンスが高いと思います。加えてオプションで万が一事故の際の弁護士費用をカバーするというものもあるのが珍しいと思いました。(60代・男性)

従来は仕事の関係もあり、店舗営業の大手保険会社に依頼していた。退職後、保険料を安くするため、パソコンで通販主体の会社に見積もってみると、かなり安いことが分かった。このため、従来の会社にこの価格で可能かを問い合わせると、とても無理という事で、会社を変更した。通販主体の保険会社は、パソコンでの申し込みも、非常に分かりやすかった。(60代・男性)

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【4位】イーデザイン損害保険

イーデザイン損害保険の特徴

  • 急ブレーキなどを感知するセンサーとアプリで日々の安全運転をサポート。ポイント(ハート)収集による特典が用意されている。
  • センサーを活用した事故解決。事故の衝撃をセンサーが検知すると、衝撃の前後数秒間の状況を自動で記録する。
  • 事故発生時は、その日のうちに初期対応。セコムの緊急対処員が現場で手助けするほか、担当者およびAIによるコミュニケーションでサポートを行う。

イーデザイン損害保険 60代保険契約者のクチコミ例

今回の保険は、インターネットの比較サイトを利用して、補償内容と金額など、10社くらい検討して今の保険に決めました。ネットでの手続きは、スムーズでわかりやすかったと思いますが、事故とか未だトラブルの経験がまだないため、事故対応の初期対応などについては、わからないので、現段階での評価は普通とさせていただきました。(60代・女性)

自身で必要と思われる補償を選択するのですが、わからないことがあった際にポップアップで説明画面が表示され、内容を理解したうえで選択事項に進めることができることには満足感が得られます。また、見積もりシミュレーションを何パターンか作成し、それが保存できるので、複数の見積書を自身で比べられるので、修正しながら納得のいく見積もりを作成できるところが良かったです。(60代・男性)

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【5位】三井ダイレクト損害保険

三井ダイレクト損害保険の特徴
  • ネット型自動車保険初の「レスキュードラレコ」(ドラレコ特約)が利用可能。一定以上の衝撃を検知すると、安否確認デスクに自動でつながる。
  • 補償プランについては、コンシェルジュが見積もりを行い、自動車保険のことを何でもサポートしてくれる。
  • スマホアプリ「三井ダイレクト損保アプリ」が用意されている。

三井ダイレクト損害保険 60代以上保険契約者のクチコミ例

他の保険会社と比較してかなり前から契約更新を続けています。やはり保険料がこの会社が一番安かったですね。事故を起こしたときも対応は迅速で丁寧にやっていただきました。何回も連絡していただき交渉も丁寧にやっていただきました。電話対応、メールで対応でしたがとても満足できました。電話交渉での言葉遣い・礼儀も丁寧で好感持てました。これからも継続は間違いないですね。(60代・男性)

インターネットで申し込みや継続の手続きを行っているが、わかりにくい点はなく手続きができた。難しい用語も随所に説明があり、迷うことは無かった。継続時も原契約をもとにしたおすすめプランなどが表示され、画面に従って操作するのみで問題なくできた。(60代・男性)

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【6位】SOMPOダイレクト損害保険(旧 セゾン自動車火災保険)

SOMPOダイレクト損害保険の特徴
  • 日常のカーライフおよび防災において便利な「SA・PO・PO(サポポ)」が無料で利用できる。
  • ネット割については、新規契約なら1万3000円、継続契約でも1万円割引。
  • 事故連絡の際に依頼することで、事故サポートに関する専門の教育を受けたALSOK隊員が事故現場へ迅速に駆けつけサポートしてくれる「ALSOK事故現場安心サポート」が無料で利用できる。

SOMPOダイレクト損害保険 60代以上保険契約者のクチコミ例

代理店を通さない通販型なので人件費にかける部分が少なくて済むの分無駄がないと思います。補償内容は自分で選べるので、補償のダブりもなくこれまた保険料の無駄がないと思います。他の通販型の見積もりをほとんどしていないため、普通とさせていただきました。しかしもっとも自分に適しているのは保険料は割高ですが、対面で説明してくれる代理店型の方が安心で納得のいく自動車保険となると思ってはいます。(60代・女性)

20代の同居する息子が利用できる自動車保険への加入を一番に考えていた中で、現在契約している保険は事故率の低い世代に特化した保険であるため、他の自動車保険と同一補償内容で保険料を比べてみると、今使っている自動車保険が圧倒的に安く設定されていて、自分たちの生活環境に最もマッチした自動車保険だと感じているため。(60代・男性)

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【7位】楽天損害保険

楽天損害保険の特徴
  • 買い物などで使える「楽天ポイント」がたまる。
  • インターネット割引は25%。さらに「楽天ダイヤモンド会員」の新規契約であれば30%のインターネット割引が適用される。
  • 保険料が走行距離に連動しているので、ニーズに合った保険料で契約できる。
  • すべての契約について「あんしん事故現場かけつけサービス」が付帯する。

楽天損害保険 60代以上保険契約者のクチコミ例

インターネットで一括見積をして、各社からの見積が出揃って他社の方が保険料が安かったので、他社で更新の契約を行おうとした。楽天のダイヤモンド会員であることから、再度インターネットで見積をやり直したところ、ダイヤモンド会員であることの割引額が大きく、楽天損保の保険料が他社より安くなった。一括見積の場合、補償内容は同じ条件で行うものの、細かな点はよく確認する必要があると感じた。(60代・男性)

専用アプリから補償内容を簡単に閲覧できるのも魅力である。紙のものだと、第一に紛失することがあるし、どこにしまってあるのかを忘れてしまうことも多々あるだろう。専用アプリから補償内容についてのPDFを閲覧できるので便利である。車両保険の免責の金額も記載されているため、使うことは無いとは思うがいざという時には有意義だろう。(60代・男性)

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【8位】損害保険ジャパン

損害保険ジャパンの特徴
  • 「対人賠償」「対物賠償」「人身傷害」「車両保険」からなる充実の補償。
  • 事故、故障またはトラブルにより走行不能となった場合に、レッカーけん引や応急処置などのロードアシスタンスを24時間365日スピーディーに提供。
  • 運転中のサポート機能や事故対応サポート、運転後のセルフメンテナンスなどの先進のサポートを展開。

 

損害保険ジャパン 60代以上保険契約者のクチコミ例

補償内容の組み合わせは自由度が高いと感じている。例えば自分はJAFに加入しているのでロードサービスは必要ないのでその分のオプションを外すことができるのがありがたい。以前、職域の自動車保険に加入していた際は補償内容の組み合わせが乏しく、とりあえず任意保険的な印象があったがそれに比べるとネット契約の方が断然良い。(60代・男性)

顧客対応に関しては、最初に要点の説明、次に細部にいたるところまで丁寧な説明をしてくださり、質問に対しても、顔色1つ変えずに対応してくださいました。どの保険会社も、ある程度好印象を持ちますが、特にお客様に対して不快な思いをさせない対応は人としても信頼出来ますし、保険会社に対しても多大な信頼を感じることとなったため、やや満足とさせていただきました。(60代・男性)

 

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【9位】三井住友海上火災保険

三井住友海上火災保険の特徴
  • 「基本的な補償」ニーズに合わせた「おすすめオプション」を追加することで、一人ひとりにぴったりの補償プランを展開。
  • スムーズな解決に導く事故対応(一日あたり約6100件の解決実績 ※2022年度)。
  • 国内に約4200カ所のロードサービス拠点がある(サービス名:おクルマQQ隊 ※2023年4月現在)。

三井住友海上火災保険 60代以上保険契約者のクチコミ例

保険センターとドライブレコーダーの事故の時に即つながるというシステムが、非常に良いと思い、契約しています。あおり運転などに対応ができ、ものすごく安心できるシステムだと思っています。保険料はやや高めですが、納得できる内容です。(60代・男性)/フォルクスワーゲンで新車を購入した際に担当者に勧められて初めて車両保険にも加入しました。正直、初めて入ったこともあり、無事故で等級も上がっていたため高いなぁと思いました。でも、実際に事故を起こした際に、幅広い範囲で補償されたのでとても助かりました。特に新車特約をつけてくれていたので、持ち出しなしで新しい車を購入できたのは本当に助かりました。(60代・男性)

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【10位】AIG損害保険

AIG損害保険の特徴
  • 対人・対物賠償に加え、車両保険や人身傷害補償など多彩な補償を提供し、事故時のリスクに幅広く対応する。
  • 個々のニーズに合わせて補償内容を選択可能。特約を追加することで、自分に最適な保険プランを設計できる。
  • 24時間365日の事故受け付けや、迅速な対応が可能なロードサービスを提供。万が一のトラブル時にも安心感がある。

AIG損害保険 60代保険契約者のクチコミ例

余計なオプションの無理強いや高い保険料が、安心ですよ。など自社の都合で商品を販売することを一切されません。私の年齢、ほかに運転する家族などの状況をよく把握されてプランを必ず、3案作成してくれます。中には、一番高いプランを勧める業者も多い中で一つずつのプランのメリット、デメリットを詳しく説明していただけます。保険料の選定で困ったことは一度もありません。(60代・男性)

保険内容については人身、対物は無制限としている。車両保険は新車の間(5年くらい)だけ加入するつもりである。レッカー移動等についてはJAFに加入しているため重要視していない。弁護士費用がついているのは安心のポイントとなっている。対象年齢は35才以上としている。運転者限定はしていない。そのほかは特に拘ってはいない。(60代・男性)

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価格.comで一括見積もりするメリットとは?

「一括見積もり」で最安値がすぐわかる!

保険に加入する際、現実的に重要になってくるのはコストパフォーマンス、なかでも「保険料の安さ」ではないでしょうか。

保険料を抑えるために、保険料の見積もりサービスを利用してみるのは有効な手段です。インターネットを介して保険のプランを検討するだけで、契約時の保険料が割り引かれるようになるという保険会社も少なくありません。

自動車保険の見積もりについては、一度の申し込み作業で一括して複数の保険会社に見積もりを依頼できる効率的なサービスもあります。

基本的な流れは、「マイカー情報や現時点で加入している保険の内容、加入者の情報を伝えることで、希望の条件に合った保険のプランと料金が数社から示される」というもの。見積もりサービスの申し込みに際しては、車検証や運転免許証、すでに自動車保険を契約している人は保険証券も用意したうえで作業をするとスムーズです。

診断結果は即座にメールで届くことが多く、保険会社によっては郵送で見積書類・ハガキが発送されます。いずれにせよ、見積もりはあくまで見積もり。それだけで契約締結ということにはならないので、安心して利用できます。

比較サイト『価格.com』の一括見積もりサービスを利用してみる

価格.com 自動車保険

「自動車保険の一括見積もり」といっても、そのサービスはさまざまです。インターネットで検索すればおわかりのとおりで、目移りしてしまうのではないでしょうか。

今回紹介する比較サイト『価格.com』の一括見積もりには、なかなか見逃せないメリットがあります。

最大のポイントは、一度の入力で複数の保険会社にまとめて見積もりを依頼できること。見積もりにかかる費用は無料で、たいていは即座に結果を確認できるようになりますので、自動車保険の契約を急ぎたい、検討に多くの時間を割くことができないという方に役立ちます。

また、価格.comならではのうれしい特典「選べる! 人気家電プレゼントキャンペーン」も用意されています。これは、価格.comの自動車保険一括見積もりサービスを利用した方のうち20人に、魅力的な家電製品が当たるキャンペーン。自動車保険のご契約は必要なく、一括見積もりを利用しただけで応募可能です。

※2025年4月時点。キャンペーンについては変更されている可能性もありますのでサイトをご確認ください。

サービスを利用することで保険料が抑えられたという声も多く聞かれる、価格.comの自動車保険一括見積もり。なかには5万円以上安くなったケースもあるといいます。あなたも、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。

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3.60代の自動車保険の特徴と見直すポイント

60代では、運転状況の変化に応じて適切な補償を選び、無駄なコストを削減することが重要です。また、安全運転支援サービスを積極的に活用することで、安心して運転を続けることができます。

保険料の変化:60代後半から事故率が上昇する傾向がある

60代前半では、50代と同様に運転経験が豊富なため、等級による割引などで保険料を抑えられる一方で、特に60代後半からは事故率が上昇する傾向があり、一部の保険会社では保険料が上がってしまうという現実があります。

60代で保険料を節約するポイント
  • 走行距離に応じたプランを選ぶ:リタイアが近づき、通勤でクルマを使わなくなる人も多いため、年間の走行距離が短くなる場合は「走行距離制プラン」に変更することで保険料を抑えられます。
  • 車両保険の見直し:所有車の価値が下がるのにともない、車両保険の補償範囲や免責額を調整することで、保険料を削減できます。
  • インターネット割引や長期契約を活用:自動車保険を通販型保険(ダイレクト型)に変更するだけでも、保険料が安くなる可能性があります。

補償内容の見直し:60代にふさわしい補償を選ぶ

60代になるとクルマの利用頻度が減ることから、どの補償を手厚くするか再検討する必要があります。

60代で見直したい補償
  • 車両保険の再検討: クルマに乗る頻度や車両そのものの価値を考え、補償の範囲をせばめることで、保険料を節約できる場合があります。
  • 対人・対物賠償は手厚く: 高齢ドライバーの事故は、相手に大きな影響をおよぼすケースが多いため、補償プランとしては「対人・対物無制限」が推奨されます。
  • 人身傷害補償の見直し: 万が一の事故での入院・治療費に備えて適切な補償額を設定するのが望ましいです。

シニア向け特約・サービスの活用:

60代ならではのライフスタイルに合わせた特約を上手に活用することも重要です。例えば、次のような特約を検討すると安心感が高まるでしょう。

60代で活用したいシニア向け特約・サービス
  • 免許返納後に利用できる「タクシー補助」や、カーシェアリングの割引が付帯するサービスもあります。
  • ドライブレコーダー特約を利用すると、事故時の確実な状況確認・証拠の確保、安全運転支援が期待できて安心です。
  • ロードサービスは充実しているかどうか。突然の体調不良や車両のトラブルに備え、手厚いロードサービスがある保険を選ぶのも重要です。

免許返納を見据えたプランの検討:

60代は現実的に、運転免許の返納も意識される年代です。そのため、以下のような特約も検討するに値するといえます。

60代で意識したいプラン
  • 子どもや孫が運転しない場合、補償の条件を「本人・配偶者限定」とすると、保険料が下がる可能性があります。
  • 運転頻度が減る場合は「リスク細分型保険(走行距離連動型)」に変更するのも有効な選択肢です。

4.よくある質問

Q.60代で車両保険は必要か?

60代で車両保険が必要かどうかは、車両そのものの価値や運転状況によって判断することが大切です。新車や高額なクルマを所有している場合や、日常的にクルマを頻繁に使用する方は、万一の事故や自然災害、盗難などに備えて車両保険を付けておくと安心できます。

一方で、クルマの評価額が低く、修理費よりも保険料のほうが高くなる場合は、車両保険を外すという選択肢もあります。ただし、思わぬ自損事故や他人による損害は誰にでも起こり得るため、自己負担を減らしたい方は「車両保険(エコノミー型)」などへの加入も検討する価値があります。また、年齢により状況判断能力や反応速度の低下が起こる傾向にあるため、事故リスクに備える意味でも車両保険は有効です。保険料とのバランスを考慮し、自分に合った補償内容を選ぶことが大切です。

Q.60代で必要な特約にはどのようなものがあるか?

前述のとおり、60代になるとライフスタイルや運転状況が変化するため、自動車保険の特約も見直すことが大切です。

特に重要なのは、事故によるケガに備える「人身傷害補償特約」や、もらい事故などで弁護士に相談できる「弁護士費用特約」です。また、修理費がクルマの評価額を超える場合でも補償される「車両全損時修理費用特約」や、トラブル時に便利な「ロードサービス特約」も、いざというときの安心材料となります。

さらに、「個人賠償責任特約」は自動車事故以外の賠償にも対応し、「事故付随費用補償特約」では入院時の一時金や代車費用といった生活支援も受けられます。運転者が本人だけの場合は「本人限定特約」などに見直すことで保険料の節約にもつながります。

5.まとめ

  • 60代のドライバーは運転経験が豊富であり、等級による大幅な保険料の割引が受けられる一方、加齢にともない事故率が上がるために、保険会社によっては保険料が上がってしまうことがある。
  • 年齢に合った補償を選ぶことが重要。クルマに乗る頻度や所有車の評価額を考え、補償の範囲を見直すことで保険料を節約できる場合がある。ただし「対人・対物賠償」は手厚くし、「人身傷害補償」も不安のない範囲で充実させたほうがよい。
  • 突然の体調不良や車両のトラブルに備え、ロードサービスの内容を吟味。手厚いロードサービスがある保険を選べば、それだけ安心感が得られる。

以上、成熟したドライバーである60代の自動車保険選びについてリポートしました。これらの情報をもとに、自分に最適な自動車保険を検討し、満足のいく保険契約を実現しましょう。

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自動車保険 満足度ランキング アンケート実施概要

調査対象
2024年4月から同年11月に価格.comを利用した方のなかで、調査時点において自動車保険(任意保険)に加入している、もしくは事故時等に保険会社に連絡をしたことのある方

調査期間
2024年10月11日~11月29日

有効回答者数
4804件

年代比率
20代7.6%、30代21.9%、40代14.4%、50代23.7%、60歳以上32.3%

調査手法
大手調査会社によるモニターを対象にしたウェブアンケート(カカクコム調べ)

総合満足度のポイント算出方法アンケートの回答から算出した総合満足度の平均値
総合満足度:回答者ごとに、アンケート項目(※1)別に満足度ポイント数(※2)と重視度ポイント数(※3)を掛け、全項目分を足し合わせ、各項目の重視度ポイント数の合計で割ったもの

調査対象会社(18社)(※4)
AIG損害保険、SBI損害保険、あいおいニッセイ同和損害保険、アクサ損害保険、イーデザイン損害保険、共栄火災海上保険、セコム損害保険、ソニー損害保険、損害保険ジャパン、SOMPOダイレクト損害保険、大同火災海上保険、Chubb損害保険、チューリッヒ保険会社、東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、三井住友海上火災保険、三井ダイレクト損害保険、楽天損害保険

詳細は、価格.com 自動車保険 満足度ランキングをご覧ください。

(※1)
保険料:補償内容に対して納得できる保険料水準だったか、他の保険会社と比べて保険料が安いかなど
補償内容:補償の範囲の広さや充実度(特約・ロードサービスなどの付帯サービスを含む)など
顧客対応:加入や変更手続きのわかりやすさ・簡単さ・早さ。対面・電話・メールなどによる保険会社担当者の対応の良さ、マナーや礼儀・信頼感など※事故対応(初期対応・示談交渉・事故処理など)を除く

(※2)
満足:100、やや満足:80、普通:60、少し不満:40、不満:20

(※3)
とても重視する:6、重視する:5、やや重視する:4、あまり重視しない:3、重視しない:2、全く重視しない:1


(※4)
以下は企業単位の規定回答数(30件)に満たないため集計対象外
Chubb損害保険、大同火災海上保険、セコム損害保険(20代・30代部門、40代部門、50代部門、60代以上部門)、共栄火災海上保険(20代・30代部門、40代部門)、日新火災海上保険(20代・30代部門、40代部門)

  • ※ アクサダイレクト、イーデザイン損保、SBI損保、ソニー損保、SOMPOダイレクト、チューリッヒ保険会社、三井ダイレクト損保、楽天損保につきましては、お客さまと保険会社との直接の契約になります。
  • ※ 掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。
  • ※ 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
  • ※ 各種割引や特典は各事業者より提供されます。お申し込みの際は各事業者による注意事項や規約等をよくご確認のうえお手続きください。
  • ※ 各商品の詳細については、必ず「パンフレット」、「契約概要」、「注意喚起情報」、「ご契約のしおり・約款」等をご確認ください。
  • ※ お電話による個別見積もりおよびオンラインでの個別見積もりは、各保険会社が運営するサービスであり、当該サービス・見積もりの内容についてご不明な点がございましたら、各保険会社までお問い合わせください。
平野 敦之
平野 敦之

東京都出身。大学卒業後に証券会社・損害保険会社等で実務を経験した後、1998年にFPとして独立。証券・保険業界での実務経験を生かして活動中。相談業務や大学、行政機関、企業などでの講演やセミナーのほか、テレビ、新聞・雑誌、ウェブなどマスメディアでの掲載や執筆多数。主な著書に『いまから始める確定拠出年金』(自由国民社)、監修した本に『保険業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)がある。またお金の情報メディア『Mylife Money Online』を運営している。

webCG 編集部
webCG 編集部

1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。

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