日産が“1980年代生まれ向け”カーを公開【上海ショー2013】

2013.04.22 自動車ニュース

【上海ショー2013】日産が“1980年代生まれ向け”コンセプトカーを公開

日産自動車は、2013年上海モーターショー(会期:2013年4月20日〜29日)で、コンセプトカー「Friend-ME(フレンド・ミー)」を公開した。中国では、1980年代生まれの最も活気にあふれた世代を「バーリンホウ(80后)」と呼ぶ。フレンド・ミーは、その世代に向けて日産デザインチャイナが中心となってデザインし、開発したモデルだ。

■中国デザインの、中国の若者に向けたコンセプトカー

「日産フレンド・ミー」は、2リッターエンジンを中心に構成されたハイブリッドパワートレインを持つ、4座セダンのコンセプトカーだ。日産ブースの中心の、一段高いステージに展示されていた。

テールゲートはステーションワゴンのように大きく開くように見える(実際に開かれるところを見ることはできなかった)。すべてのピラーをブラックアウトし、ウィンドウのラインは直線主体でシャープな印象を残している。また、それとは対照的に、ボディーサイドに抑揚の強い凹凸面を形作っている。ルーフが小さなプロポーションは個性的で、クルマ全体としても新鮮な造形だ。

日産グローバルデザインセンターのリーダーシップのもとに、2011年に設立された北京の日産デザインチャイナがデザインした。面白いのはデザインだけではなく、想定とするユーザー像だ。「これまでの価値観にとらわれていない、クルマと自由に付きあおうとしている若者たちを軸にした層に訴求したい」(日産談)。

これまではドライバーだけに独占されていた運転情報が、他の乗員にも共有化されている。4つの座席からもアクセスできるようになり、調整操作も可能となった。具体的には、ナビゲーションやエンターテインメント、空調などのコントロールを各自が独自に行うことができる。

日産に限らないが、各社ともに1980年代生まれの、現在25歳から35歳にかけての層に向けてどうアプローチしたらよいのか、そのコンセプトワークに余念がない。なぜならば、それらの層には2億4000万人以上もの人々がひしめいているからだ。

(文=金子浩久、写真=金子浩久、日産)

「日産フレンド・ミー」
「日産フレンド・ミー」

日産が“1980年代生まれ向け”カーを公開【上海ショー2013】の画像

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