『Octane(オクタン)日本版』創刊!

2013.03.26 From Our Staff
『Octane日本版』
2013年3月26日創刊
表紙を飾るのはフェラーリ250LM(右ハンドル)だ。一度は分断されたボディーが38年の年月を経て再度完成された。
この本を購入すると、ハースト婦人画報社のデジタルストレージにおいてデジタル版が無料で閲覧できる。
『Octane(オクタン)日本版』創刊!

『Octane(オクタン)日本版』創刊!

英国で一番新しい“旧い”クルマの雑誌、『Octane』の日本語版が2013年3月26日に創刊された。刷り上がったばかりの創刊号の内容を、同誌編集スタッフが紹介する。



『オクタン日本版』

ボストン発行 ハースト婦人画報社発売
285mm×223mm×8mm
季刊(3,6,9,12月26日発売)
168ページ
価格1200円

インターネットで買う
http://octane.jp/subscribe.html


創刊号の特集は「RACE」。
RACEといえば、サーキットで競うレーシングという意味が思い浮かぶだろうが、英語の語源としてはもう一つ「人種≒ルーツ」という意もある。
『Octane』創刊の気概はまさに温故知新。良い時代に生まれた素晴らしいクルマを、その歴史と共に知ることによって、車そのものに対する興味を膨らませて、結果的に現代のクルマにも興味をもっていただきたいのだ。
「クルマの魅力はパワーとスピード、そしてオリジン」ぜひ読んでみていただきたい。


『Octane(オクタン)日本版』創刊!の画像

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■ Octaneとは

Octaneはそもそも英国で2003年に創刊された比較的新しい雑誌。クラシック&パフォーマンスカーをショルダーフレーズに、単にクルマのハード解説にとどまることなく、美しいビジュアルを添えながら、その時代の世界観も含めて伝えようとしている。多くのコンテンツに「人物」が紹介されることもOctaneの特徴の一つである。現在は英国のみならず、フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、スウェーデンで発行されるほど欧州ではたいへんメジャーなメディアとなっている。
その日本版編集も相当のこだわりがある。
まずセンテンスごとにていねいに翻訳を行う。その粗翻訳をクルマの知識に長(た)けた、時代を知るベテラン執筆陣が再度リライトをするというていねいさ。さらに本国コンテンツでは足りない内容を資料で調べて付加するなど、完全にオリジナルコンテンツと呼べるほどクオリティー高く仕上げている。

特集:フェラーリ250LM
LMとはもちろんルマンの略。耐久レースが盛んであった1960年代において、大資金を投入したフォードのワークスチームに、ほぼプライベートのフェラーリが戦いを挑み、結果的に勝利を勝ち取る。さすが名車フェラーリと言いたいところだが、1965年のそのフェラーリの勝利は未だ謎に包まれている部分が多い。もしかしたらドライバーがもう一人いたのでは? そんなはずはないという第三者の意見も……。だがあれから一度もフェラーリが優勝を飾ったことがないことは、どう説明できるのか?


『Octane(オクタン)日本版』創刊!の画像
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特集:フォードGT40 2つのストーリー
スティーブ・マックイーン主演で映画ファンをとりこにした『栄光のル・マン』。その銀幕を飾ったクルマは再度リビルドされてレースに参戦することになる。このシャシーナンバー1074には3つの顔があった。それは……?
一方GT40にはわずか7台だけロードゴーイングバージョンが生産されていたことを知るひとは少ない。このクルマのフォルムは尋常ではない。フェラーリF40さえも実用的なハッチバックに見せてしまうシビアさ。必見だ!

特集:MGB 本物のワークスカー
MGBのデビューから50年以上の歳月が流れた。MGAに比べてパッケージに余裕があったことで実用車との評価を甘んじて受けてきたアグリーダック。だがその実力は先代をはるかに上回るレベル。現存する4台のワークスカーのインプレッションも含めてMGレース部門全盛期をリポートする。いまMGBに興味をもっているかたは、ベストセッティングを知る良いきっかけになるかも!

(文=オクタン日本版編集)

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