クラリオンが9型大画面カーナビを発表

2017.06.28 自動車ニュース
大画面カーナビ「NXV977D」
大画面カーナビ「NXV977D」

クラリオンは2017年6月27日、画面操作性に優れ、4つの異なる情報を同一画面に表示できる大画面カーナビ「NXV977D」を発表した。発売は7月中旬の予定。価格はオープンだが、メーカー想定価格は約20万円(税別)となっている。

ナビ、AV、ツール、アプリの各機能を4分割表示したメニュー表示。フレーム下側にはハードキーが配置される。
ナビ、AV、ツール、アプリの各機能を4分割表示したメニュー表示。フレーム下側にはハードキーが配置される。
4分割配置ですべての機能を表示。大画面といえどもこれではナビ画面が小さいと思えば……。
4分割配置ですべての機能を表示。大画面といえどもこれではナビ画面が小さいと思えば……。
ナビ画面は約4.4型から約6.7型サイズへと、ナビをメインとした配置変更も可能。他の3つの表示内容もそれぞれのエリアサイズに従って変更される。
ナビ画面は約4.4型から約6.7型サイズへと、ナビをメインとした配置変更も可能。他の3つの表示内容もそれぞれのエリアサイズに従って変更される。
ナビ画面と同じくAV画面も9型画面いっぱいにフル表示することができる。写真はフルデジタルサウンドシステムの設定画面。設定項目が細かいので、このサイズにすれば見やすく、また操作もしやすくなる。
ナビ画面と同じくAV画面も9型画面いっぱいにフル表示することができる。写真はフルデジタルサウンドシステムの設定画面。設定項目が細かいので、このサイズにすれば見やすく、また操作もしやすくなる。

4つの機能が一度に見られる

NXV977Dはクラリオン初の大画面ナビ。「7型以上」という意味では7型の横幅を延ばした独自の7.7型大画面ナビをすでに発売しているが、縦方向にも大きい大画面ナビは初めて。大画面の後付け市販カーナビの分野では8型は当たり前、9型画面のナビも決して珍しい存在ではなくなっているが、クラリオンはいきなり最大サイズで大画面ナビに参入してきた。
しかも他社製品にはない特徴をもっての参入だ。他にはない新機能とは、4つの異なる情報を同一画面に表示できる「Quad View(クワッドビュー)」のこと。これは、画面の切り替えなしにナビゲーション、オーディオ、ツール、アプリの4つの情報を同一画面に表示、操作ができるという機能。ナビの案内画面を残したままオーディオ画面を操作したり、対応アプリを選んだりということが、いちいち画面を切り替えることなく操作・閲覧できるのだ。大画面ナビの広い画面を活用した新しい提案といえる。

4つの画面の分割表示方法はひとつにとどまらない。まず、4画面を均等に分ける方法。この表示ではそれぞれ約4.4型相当に等しく分けられる。さらに、ひとつを大きく、他は小さくという表示も可能。例えば、ナビ画面を主体に約6.7型相当で表示、他の3つは残りのスペースに配置する。もちろんナビ画面を9型でフル表示することもできるし、オーディオを最大画面にすることも可能。ルート案内中にオーディオをメインの表示にしていても、交差点などの誘導ポイントに近づくとナビエリアが自動的に拡大するなど、自動表示切り替え機能も搭載しているので安心して運転できる。

オーディオはハイレゾ対応

9型ディスプレイは1280×720ドットのHD(ハイビジョン)ディスプレイ。24bit/1677万色のフルカラー表示で高画質をうたう。オーディオも192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応している。自宅等でダウンロードしたハイレゾ音源を車内に持ち込めば、ナビ自体が完全デジタル伝送可能な「フルデジタルサウンドシステム」を搭載しているので、高音質の音楽をナビの画面で使いやすく操作して楽しむことができる。
HDMI端子も標準装備。スマートフォンとHDMI接続すれば、動画サイトや撮影した画像などをNXV977Dの大画面HD画質で楽しむといった使い方もできる。

対応車種は現在11車種体系

大画面ナビはその画面サイズゆえに装着の際は専用パネルが必要になるが、NXV977Dではクラリオン側で用意するパネルはなく、車両メーカーが準備する純正クラスターパネルを使用する。ただし、「トヨタ・アルファード/ヴェルファイア」に限っては標準状態のままジャストフィットな取り付けが可能である(中継コードキットは別途必要)。トヨタ車ではほかに「アクア」「ヴィッツ」など、現状で9つの車種体系が純正クラスターパネルを用いて装着できるとの確認がとれている。トヨタ車以外では、「ダイハツ・トール/トールカスタム」が装着可能。取り付け適合車種情報は刻々と変化するので、確認されたい。

(文=尾澤英彦)

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