第1回:藤島知子が考えるオールシーズンタイヤの真価
どんな季節もこのタイヤで 2017.12.25 四季の国に“4Seasons”という提案を<PR> 冬用タイヤへの履き替えなしに、年間を通して使用することができるオールシーズンタイヤ。グッドイヤーの「ベクター4シーズンズ」の実力を試すため、藤島知子が雪の霧ケ峰へと向かった。これまでの認識が変わった
「実はこのタイヤ、初めてじゃないんです。半年ほど前に試乗したのが今回と同じ『プジョー2008』で、グッドイヤー・ベクター4シーズンズ(以下ベクター)が装着されていました。クルマもよかったんですが、それよりもインパクトが強かったのがタイヤ。それまで持っていたオールシーズンタイヤの印象が一変しましたね」
試乗をオファーした時には知らなかったのだが、藤島知子さんはベクターを経験済みだという。レーシングドライバーの経験を持つモータージャーナリストだけに、タイヤには人一倍の関心がある。
「オールシーズンタイヤはどっちつかずのイメージがあったんですよ。オンロードでは不安定になりがちで、ロードノイズが大きかった記憶があります。反面、雪道では走破能力に全幅の信頼を置けるわけではない。結局どんな場面でも中途半端になってしまうという印象がありました」
だから、ベクターを装着したプジョー2008に乗ってその快適さに驚いた。車内で会話が弾み、仕事なのに楽しんでしまったのだという。
「ロードノイズが大きいと、声が届かなくてストレスになってしまいます。こうやって高速道路を走っていても、前席と後席でスムーズに会話ができますよね? 結構スゴイことですよ」
この日目指したのは長野県の霧ヶ峰高原。スキー場がオープンしているというから雪が降り積もっているはずだ。東京はカラッとした天気で、中央高速道もずっと晴天が続く。
「前回は春だったので、雪道を試せなかったのが心残りでした。ドライ路面での安定性は、前に乗った時の印象と同じですね。ステアリングを少し切っただけでもしっかり反応するので、コントロール性が高いんです。タイヤはドライバーとクルマとの対話を担う大切なパーツですよね」
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |