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楽天Carオークションで愛車を売却

簡単! 安心! 大興奮!! 2022.02.28 高値で売れた! 楽天カーのオークション<AD> 鈴木 真人 思い立ったら、簡単な手続きですぐ売れる。しかも驚くほどの高値で……! そんな、理想的な中古車売却を可能にするというのが楽天Carオークション。その真偽を確かめるべく、実際にwebCGスタッフが愛車をオークションにかけてみた。

こんな手があったのか

webCGのマーケティング担当Yは、深刻な悩みを抱えていた。クルマを衝動買いしてしまって2台持ちになっていたところに、長期の納車待ちになっていた別のクルマが届くことになったのだ。夫婦2人で3台のクルマを持つというのはいかがなものか。家計にも大きな負担がかかってしまうのは間違いない。クルマが好きすぎて自らが招いた苦境であり、自業自得である。身から出たサビと言うしかないが、何か妙策はないものか……。

計画性のなさを嘆いても、時を戻すことはできない。今持っているクルマを売るしかないだろう。とはいっても、言うはやすく行うは難し。中古車販売店に出向いて査定してもらうのは面倒だ。うっかり悪徳業者に引っかかって買いたたかれてしまうのは悔しい。かといって、いくつもの販売店をまわって査定額を比較するには大変な時間と労力がかかる。ネットオークションに出品することも考えたが、素性のわからない相手に売るのは怖いし危険な気がする。

八方ふさがりに思えたが、思いもかけないソリューションがあった。中古車販売店の安心感とオークションの興奮を両方味わえるサービスである。それが、楽天Carオークション。売り主と中古車販売店を仲介する仕組みで、売りたい人が登録したクルマをプロの業者のオークションにかける。日本最大級のインターネット企業グループ楽天が運営する自動車売買システムだから、安心感は抜群である。Yは早速サイトにアクセスしてみることにした。

オークション出品は楽天Carオークションのサイトから。楽天の会員なら誰でも申し込むことができる。メーカー名と車名、年式を入力してログインし、車両検査申し込みフォームから検査希望日時を選択して査定依頼すればいい。日時が決まれば検査員が自宅まで来てくれる。近隣の駐車場などを指定して待ち合わせることも可能だ。非接触だから、コロナ禍に対応したシステムだといえる。

→楽天Carオークションのメリットを詳しく知る

今回楽天Carオークションに出品するのは、「メルセデス・ベンツGLC220d 4MATICクーペ」。クリーンディーゼルを搭載する流行のクーペSUVとあって、オークションでも結果が期待できそうだが……?
今回楽天Carオークションに出品するのは、「メルセデス・ベンツGLC220d 4MATICクーペ」。クリーンディーゼルを搭載する流行のクーペSUVとあって、オークションでも結果が期待できそうだが……?拡大
出品車両のコックピット周辺部。楽天Carオークションでは、事前にETCやドライブレコーダー、後付けのオーディオなどを取り外してからの売買も可能だ。
出品車両のコックピット周辺部。楽天Carオークションでは、事前にETCやドライブレコーダー、後付けのオーディオなどを取り外してからの売買も可能だ。拡大
出品車両の累積走行距離は1万9653km。メルセデスのSUVとしては、まだまだこれからが本番というところ。
出品車両の累積走行距離は1万9653km。メルセデスのSUVとしては、まだまだこれからが本番というところ。拡大
オークションの申し込みは、手持ちのスマートフォンやPCで簡単に行える。一般の中古車見積もりとは異なり、業者がひとつ(楽天Carオークション)に限られるのでわずらわしさがない。
オークションの申し込みは、手持ちのスマートフォンやPCで簡単に行える。一般の中古車見積もりとは異なり、業者がひとつ(楽天Carオークション)に限られるのでわずらわしさがない。拡大

内外装をくまなくチェック

Yが出品したのは「メルセデス・ベンツGLC220d 4MATICクーペ」。流麗なスタイルのDセグメントSUVで、2019年にマイナーチェンジを受けた直後のモデルだ。パワーユニットは、最高出力194PS、最大トルク400N・mを発生する2リッター直4ディーゼルターボエンジン。力強い走行性能を持ちながら、15.1km/リッター(WLTCモード)という低燃費を実現している。

実は、これは過去にwebCGの試乗記で取り上げられたクルマそのものである。メルセデス・ベンツの広報車だったのだ。業界関係者だから便宜を図ってもらったわけではない。Yが中古車サイトで見つけたクルマが、たまたま元・広報車両だったのだ。メーカーの広報車両には豊富なオプションが付いていることが多く、Yはそこに魅力を感じたようだ。車両本体価格は721万円だが、「AMGライン」「レザーエクスクルーシブパッケージ」などのオプションをプラスして合計876万7000円。購入後に純正ディーラーオプションの「サイドステップ」(12万6500円)も装着した。

楽天Carオークションの車両検査に際しては、はじめに検査員からいくつか質問される。不具合やキズなどについて聞かれるので、こすったりぶつけたりしていたらそのことを伝える。事故があったことを隠すと瑕疵(かし)担保責任が生じるので、正直に申告しなければならない。検査員は内外装を隅々までチェック。飛び石のキズなどはどうしてもついてしまうものなので、あまり気にしなくてもいい。修復はオークションに参加するプロの業者に任せたほうが得なのだ。売却時にドライブレコーダーなどの備品を取り外すつもりなら、それもこの時に申告する。

検査員は車検証を見てデータを記録する。自賠責保険証明書、リサイクル券が保管されていることを確認。取扱説明書、整備記録などがそろっていれば好印象だ。大切にされていたクルマだということがわかるからである。車検証入れが汚れていたりすると、マイナスポイントになるかもしれない。定期点検簿でクルマの状態がわかるので、一緒に提出する。正規ディーラーで車検や整備を行っていれば、これもプラスになる。

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オークションに申し込むと、車両の状態を把握するための事前査定(無料)が行われる。自宅以外の駐車場でも応じてもらえる。
オークションに申し込むと、車両の状態を把握するための事前査定(無料)が行われる。自宅以外の駐車場でも応じてもらえる。拡大
まずは車検証をはじめとする書類のチェックから。出品車両の基本情報が記録される。今回事前査定にあったのは、楽天カーのオークションアドバイザー新井 峻さん。
まずは車検証をはじめとする書類のチェックから。出品車両の基本情報が記録される。今回事前査定にあったのは、楽天カーのオークションアドバイザー新井 峻さん。拡大
中古車のコンディションは日ごろの整備が決め手。当然、整備点検記録簿の有無は入札者の評価を左右する。
中古車のコンディションは日ごろの整備が決め手。当然、整備点検記録簿の有無は入札者の評価を左右する。拡大
今回は日の光の届かない地下駐車場での査定となったが、そのチェックは入念。キズの有無などは車両の情報として入札する業者に伝えられる。
今回は日の光の届かない地下駐車場での査定となったが、そのチェックは入念。キズの有無などは車両の情報として入札する業者に伝えられる。拡大
樹脂パーツのキズや、シートの押し跡、天井のたるみなど、インテリアも隅々まで確認する。
樹脂パーツのキズや、シートの押し跡、天井のたるみなど、インテリアも隅々まで確認する。拡大

信頼につながるしっかり査定

ボンネットを開けると、ボルトやナットの状態をチェック。フェンダーを取り外していたりすると、塗装が変わっているからわかるのだ。何度も売買されたクルマだと、オーナー自身も把握していないこともあるという。検査員はライトを当てて入念にキズやへこみを精査する。もぐってボディーの下面を見たり、ミラーで隠れた場所を映したり。警察の鑑識官もかくやという徹底ぶりだ。

タイヤの溝の深さは専用器具で正確に計測。塗装の厚さも測る。内装では、ダッシュボードの汚れやシートのへたりも見逃さない。細かいところをスマホで撮影し、アプリにデータを入力。まとめた情報はオークションに参加する業者がアクセスできるようになる。ナンバーを含む個人情報はマスキングするので、プライバシーが漏れる心配はない。

本当に、丹念にクルマのあらゆる場所を検査した。細かすぎるようだが、一点一画もおろそかにしない姿勢がオークションの信頼性を高めているのだ。業者から信用されることは、売り主にとってもメリットとなる。検査が終了すると、検査員が提示する想定取引額をもとに、最低希望落札価格(売り切り価格)を決める。売り切り価格とは、売り主が希望する最低ラインの落札価格のこと。最近の売却実績とクルマの状態を照らし合わせ、おおよその価格を割り出すのだ。

オークションで売り切り価格に達すれば、売買契約の手続きに進む。届かなかった場合でも、売り主が納得すれば売買が成立する。今回提示されたGLCクーペの取引相場は、540万円から550万円。結構な高値である。

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エンジンルームではパネルの合わせ目も確かめる。事故歴の有無が明らかになる部分だ。
エンジンルームではパネルの合わせ目も確かめる。事故歴の有無が明らかになる部分だ。拡大
キズがつきやすいアルミホイールは、リムやスポークを指でなぞって確認。特に損傷は見当たらなかったようだ。
キズがつきやすいアルミホイールは、リムやスポークを指でなぞって確認。特に損傷は見当たらなかったようだ。拡大
事前査定では車両のリフトアップこそ行わないものの、下まわりの状態まで細かく記録される。
事前査定では車両のリフトアップこそ行わないものの、下まわりの状態まで細かく記録される。拡大
査定の結果、540万円から550万円の取引相場が示された。これをもとにオーナーは、オークションの売買成立ラインとなる「最低希望落札価格(売り切り価格)」を設定する。
査定の結果、540万円から550万円の取引相場が示された。これをもとにオーナーは、オークションの売買成立ラインとなる「最低希望落札価格(売り切り価格)」を設定する。拡大

早くて高値で手間いらず

検査員からの提案は目安であり、実際の売り切り価格は売り主が設定する。そのアドバイスを受けてYが決めた売り切り価格は、なんと590万円! そんな強気で大丈夫なのか? どうやら、できれば手放したくないという思いがふくらんできて、売れなくても、それはそれでいいかな、という気持ちになったらしい。

某日16時30分、オークションがスタートした。パソコン画面にGLCクーペが現れた時にはすでに入札が始まっていて、価格は480万6700円。入札があると「+¥10,000」などと数字が表示され、どんどん価格が上がっていく。開始わずか19秒で500万円を突破した。車両イメージの端に添えられたグラフが現在価格を表し、目印で示される売り切り価格までの差がわかるようになっている。オークションは2分間で終了するが、終了まで15秒以内のところで入札があれば、再び残り15秒で競りが継続される仕組みだ。

残り30秒で565万6700円。いいペースだが、入札が止まってしまった。これでおしまいか? と思ったら、残り18秒でまた上がり始める。569万6700円で再び停止するが、残り1秒で入札が。ギリギリまで様子見をしていた業者がいたようである。再び入札が活発になり、590万6700円となったところでバーグラフがレインボーカラーに! 売り切り価格を上回った! ……というところでオークションは終了。短い時間だったが、興奮と熱狂に包まれた。590万円という値づけは絶妙だったということになる。

あらためて、楽天Carオークションのメリットを考えてみよう。まずは、高く売れる可能性が高くなること。全国で2000社以上が入札者として登録しており、常に100から150の業者がオークションに参加する。そして、業者と取引する主体は楽天Carオークションなので、売り主にはリスクがない。売却価格が上がれば楽天Carオークションの収益も増えるから、万全のサポートが期待できるのだ。さらに、検査から車両引き渡しまで早ければ1週間ほどで完了というスピードも魅力である。

楽天カーには、楽天Carオークション以外にもさまざまなサービスがある。クルマの購入から車検予約、タイヤ交換、洗車やコーティングなどのメニューがそろっているのだ。オークションも含め、サービスを使うと楽天ポイントが付与されるのもうれしい。まさにオールマイティー。クルマ好きにとって頼りになる存在である。

(文=鈴木真人/写真=荒川正幸、webCG)

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本番のオークションは、事前査定から数日後に開催される。競りの時間は2分間。終了間際に入札があれば自動的に延長される。
本番のオークションは、事前査定から数日後に開催される。競りの時間は2分間。終了間際に入札があれば自動的に延長される。拡大
愛車のオークションは、PCやスマートフォンを使ってリアルタイムで”観戦”できる。楽天Carオークションの競りが“ライブオークション”と呼ばれるゆえんである。
愛車のオークションは、PCやスマートフォンを使ってリアルタイムで”観戦”できる。楽天Carオークションの競りが“ライブオークション”と呼ばれるゆえんである。拡大
“ライブオークション”は終了間際が最大の見どころ。残り数秒で入札があっては延長、また入札……というように、最後の最後までわからない。
“ライブオークション”は終了間際が最大の見どころ。残り数秒で入札があっては延長、また入札……というように、最後の最後までわからない。拡大
結局、最低希望落札価格の590万円を上回る590万6700円でオークションは終了。業者からの入札件数は111件だった。
結局、最低希望落札価格の590万円を上回る590万6700円でオークションは終了。業者からの入札件数は111件だった。拡大
ボディーカラーで価格に差が出るのは、中古車売買の常。今回の車両は鮮やかな赤だったが、白系の「GLC220d」であればさらに高値が望めたというから驚きだ。
ボディーカラーで価格に差が出るのは、中古車売買の常。今回の車両は鮮やかな赤だったが、白系の「GLC220d」であればさらに高値が望めたというから驚きだ。拡大
今回取材対応いただいた、楽天カーの(写真左から)新井 峻さん、門田 遼さん、本橋 哲さん。楽天Carオークションは中古車販売業者とユーザー双方にメリットのあるサービスであり、ぜひ気軽に試していただきたいとのこと。
今回取材対応いただいた、楽天カーの(写真左から)新井 峻さん、門田 遼さん、本橋 哲さん。楽天Carオークションは中古車販売業者とユーザー双方にメリットのあるサービスであり、ぜひ気軽に試していただきたいとのこと。拡大