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進化し続ける名品「TE37」を知る

究極の走りを目指して 2024.09.06 最高峰技術の結晶 レイズが鍛えた高性能ホイールの世界<AD> 生方 聡 走りにこだわるクルマ好きに広く知られる、レイズの高性能ホイール「VOLK RACING(ボルクレーシング)」。なかでも人気の「TE37」シリーズに、新たなモデルがラインナップされた。マニアならずとも装着してみたくなる、その魅力とは?

いわばレイズのシンボル

モータースポーツで培ってきたテクノロジーを最大限に生かしてレイズが開発した、鍛造スポーツホイールの最高峰がボルクレーシング。なかでもブランドを代表し、圧倒的な支持を誇るのがTE37だ。

その最新世代である「TE37 SAGA S-plus」をもとに、魅力をさらに高めたのが「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」である。ブラックとマットブラッククリアを組み合わせた「マットトランスルーセントブラック」のカラーが、ひときわダークな雰囲気で足元を彩り、精悍(せいかん)さを際立たせている。

レイズといえば、「The concept is racing.」のスローガンのもと、F1やWEC(世界耐久選手権)、SUPER GTといった最高峰のモータースポーツで培った技術を市販のホイールに惜しみなく注ぎ込むことで、最高の性能と最大限の安心を実現するホイールメーカー。そのために自社開発と自社生産、そしてメイドインジャパンをかたくななまでに守り続けている。

TE37は、そんな彼らの取り組みを象徴するプロダクトで、1996年に発売されて以来、ボルクレーシングを代表するモデルとして君臨し続けてきた。レースやサーキット走行に参加するクルマや、カスタマイズしたスポーツカーなどの足元に目を向けると、力強い6スポークのデザインが特徴のTE37を装着するクルマがいかに多いかに気づくはず。「レイズといえばTE37」というくらい、同ブランドのシンボルとして絶大なる支持を集めているのもうなずける。

→TE37 SAGA S-plus Black Shadowの詳細情報はこちら

「ボルクレーシングTE37」シリーズの新製品「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」の装着例。写真の「BMW M3(3シリーズ)」のほか、「ホンダ・シビック タイプR」や「MINIクロスオーバー」「フォルクスワーゲン・ゴルフ」といったモデルも適合例として挙げられている。
「ボルクレーシングTE37」シリーズの新製品「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」の装着例。写真の「BMW M3(3シリーズ)」のほか、「ホンダ・シビック タイプR」や「MINIクロスオーバー」「フォルクスワーゲン・ゴルフ」といったモデルも適合例として挙げられている。拡大
「マットトランスルーセントブラック」と名づけられた特徴的なダークカラーをまとう「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」。装着車両の精悍(せいかん)さを足元から演出する。
「マットトランスルーセントブラック」と名づけられた特徴的なダークカラーをまとう「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」。装着車両の精悍(せいかん)さを足元から演出する。拡大
「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」のベースモデルは、市場で絶大な支持を得ている「TE37 SAGA S-plus」。走りの面でも確かなパフォーマンスアップを約束する。
「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」のベースモデルは、市場で絶大な支持を得ている「TE37 SAGA S-plus」。走りの面でも確かなパフォーマンスアップを約束する。拡大

優れた技術があってこそ

ひと目でTE37とわかるデザインは、6つのスポークの間を60°の三角形としており、均等に応力を分散させるのに理想的。まさに機能を重視して生まれた造形である。さらに、鍛造ホイールならではの強さと軽さを武器に、そこから生み出されるハイレベルな走りが多くのファンを魅了してきた。

そのTE37は、誕生から20年を経た2016年、スポーツモデルの高出力化や大トルク化、高速化、タイヤのハイグリップ化に対応するために「TE37 SAGA」へとフルモデルチェンジ。さらに2021年には、さらなる高性能化が図られたTE37 SAGA S-plusに進化している。例えばレイズでは、国が定める安全基準の約2倍に相当する独自基準「JWL+R Spec 2」を定めているが、TE37 SAGA S-plusではそれをさらに上回る性能が与えられているのだ。

そんなTE37 SAGA S-plusに設定されたTE37 SAGA S-plus Black Shadowでは、特別なカラーに加えて、さらなるこだわりが込められている。

スポークにはおなじみの「VOLK RACING ORIGINAL」の文字に加えて「RAYS」のロゴが刻まれていて、ここにもレイズの技術力が詰まっている。同社の特許技術「A.M.T.(Advanced Machining Technology)」は、繊細なデザインを三次元の曲面上にまで再現する切削技術で、ステッカーや金型では表現が困難なデザインが、立体的に彫り込まれているのだ。TE37 SAGA S-plus Black Shadowでも、スポークの曲面に合わせて輝きを放つのがとても印象的である。

→TE37 SAGA S-plus Black Shadowの詳細情報はこちら

6本のスポークで構成される、ボルクレーシングの「TE37」シリーズ。シンプルながら高性能を実現する、機能美あふれるデザインといえる。
6本のスポークで構成される、ボルクレーシングの「TE37」シリーズ。シンプルながら高性能を実現する、機能美あふれるデザインといえる。拡大
“強さ”も「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」の特筆すべきポイントだ。その耐久性は、国が定める基準値の倍を優に超えている。
“強さ”も「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」の特筆すべきポイントだ。その耐久性は、国が定める基準値の倍を優に超えている。拡大
リムを回り込んだホイール内側には、タイヤ・ホイール間での空転を抑えるためのローレット加工が施されている。
リムを回り込んだホイール内側には、タイヤ・ホイール間での空転を抑えるためのローレット加工が施されている。拡大
レイズ独自のマシニング技術「A.M.T.」により、スポークに美しく刻まれた「RAYS」ロゴ。
レイズ独自のマシニング技術「A.M.T.」により、スポークに美しく刻まれた「RAYS」ロゴ。拡大

あらゆるクルマの力を引き出す

TE37 SAGA S-plus Black Shadowには19インチサイズと20インチサイズが用意され、各4種類の異なるフェイスデザインを用意することで、さまざまな車種や強化したブレーキに対応。TE37が本気でスポーツドライビングを楽しみたい人から支持される理由はこんなところにもある。“レーシングコンケイブ”が見せる機能美も、多くのTE37ファンを魅了する理由のひとつだ。

TE37 SAGA S-plus Black Shadowは、「日産GT-R」をはじめとする日本のスポーツカーのほか、「BMW M3」や「アウディS5」といった名だたるヨーロッパのハイパフォーマンスモデルのオーナーにとって、そのポテンシャルを余すところなく引き出すには理想のアイテムである。

一方、「トヨタ・アルファード/ヴェルファイア」といったプレミアムミニバンにも、デザインのみならず、ワンランク上の走りを手に入れるカギになる。軽さ、強さ、美しさを極めることで、至高のドライビングプレジャーをもたらすTE37 SAGA S-plus Black Shadowにより、レイズが追い求めてきた究極の走りを、ぜひ楽しんでほしい。

(文=生方 聡/写真=レイズ)

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「TE37」シリーズでは、ホイールの表側が中心に向かってくぼんでいく“コンケイブ(concave)”デザインが採用されている。
「TE37」シリーズでは、ホイールの表側が中心に向かってくぼんでいく“コンケイブ(concave)”デザインが採用されている。拡大
「日産フェアレディZ」への装着例。「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」は、デザインと乗り味の両面でユーザーに深い満足を与えてくれる。
「日産フェアレディZ」への装着例。「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」は、デザインと乗り味の両面でユーザーに深い満足を与えてくれる。拡大
日本を代表するハイパフォーマンスカー「日産GT-R」との相性も抜群だ。「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」は全25種類での展開となっている。
日本を代表するハイパフォーマンスカー「日産GT-R」との相性も抜群だ。「TE37 SAGA S-plus Black Shadow」は全25種類での展開となっている。拡大