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ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤ「ミシュラン プライマシー5」を知る
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見ても乗っても魅力的 2025.03.03 笑顔になれる新タイヤ「ミシュラン プライマシー5」で行こう<AD> タイヤにも知見が深い自動車ジャーナリスト・今井優杏さんは、ミシュランの新製品「プライマシー5」に触れて大きな衝撃を受けたという。一体どんなところが優れているのか、驚きの性能について語ってもらおう。

「とっても快適」だけじゃない

「粒立ちしているというか、すごくシャッキリした感じです。スポーティーで、運転していて楽しい!」

興奮した面持ちで「日産エクストレイル」から降りてきたのは今井優杏さん。「ミシュラン プライマシー」シリーズの新商品、プライマシー5をテストしていたのだ。でも、プライマシーは「プレミアムコンフォート」をコンセプトに掲げるタイヤで、快適性がアピールポイントのはず。なぜ、スポーティーという感想になるのだろう?

「そこなんです! プライマシー5は“静粛性に優れ、上質で快適な乗り心地を提供する”と説明されているように、スポーツ走行を主目的としたタイヤではありません。前のモデルからコンフォート性能がアップした感覚を覚えたんですが、それにプラスして“運転して楽しいこと”に注目してほしいんです。まさにこれがミシュランなんですよ!」

プライマシー5がプレミアムでコンフォートなタイヤなのは確かで、さらにプラスアルファの要素があるということらしい。どういうことなのか、まずは静粛性について話してもらった。

→ミシュランの新たなプレミアムコンフォートタイヤ「プライマシー5」の詳細はこちら

今回、自動車ジャーナリストの今井優杏さんが試したのは、ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤ「プライマシー5」。2025年1月31日に発表されたばかりの新製品である。
今回、自動車ジャーナリストの今井優杏さんが試したのは、ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤ「プライマシー5」。2025年1月31日に発表されたばかりの新製品である。拡大
「プライマシー5」は、従来の「プライマシー4+」と「プライマシーSUV+」の統合・一本化も担うかたちで開発された。より優れた静粛性や乗り心地が追求されているのはもちろん、安心かつ長く持続するウェット性能がセリングポイントとなっている。
「プライマシー5」は、従来の「プライマシー4+」と「プライマシーSUV+」の統合・一本化も担うかたちで開発された。より優れた静粛性や乗り心地が追求されているのはもちろん、安心かつ長く持続するウェット性能がセリングポイントとなっている。拡大
コンパクトカーやセダン、ミニバン、SUVなど幅広い車種に対応する「プライマシー5」。今回はトヨタのミニバン「ノア」(タイヤサイズは205/60R16 96W XL)と日産のSUV「エクストレイル」(同235/55R19 105W XL)に装着し、その実力をチェックした。
コンパクトカーやセダン、ミニバン、SUVなど幅広い車種に対応する「プライマシー5」。今回はトヨタのミニバン「ノア」(タイヤサイズは205/60R16 96W XL)と日産のSUV「エクストレイル」(同235/55R19 105W XL)に装着し、その実力をチェックした。拡大

同乗者にもうれしい性能

「すごく静かなんですよ。ただ『音量が下がった』というよりも、『音質が変わった』んです。タイヤが路面に接すれば、どうしても音は出てしまう。今までは低めのノイズだったところの周波数を上げて、気にならないようにしたということ。耳障りだった低めの音が自然な音に変わったので、気持ちのいい走行音になりました。トレッドパターンで音のデザインをしているんですね」

プライマシー5はこれまでにも使われていた「サイレントリブ テクノロジー」をさらに進化させた「サイレントリブ ジェン‐3」によって、静粛性を高めている。センターリブに配置されている横溝が接続する角度を最適化することにより、ブロックの振動を抑えているのだ。

「難しい話はともかく(笑)、聞いていて嫌じゃない音になったのは確かです。乗り心地もいいんですよ。めちゃくちゃ柔らかいわけではないんです。フィードバックをしっかりと受けていて、硬いと感じる人もいるかもしれません。でも、カッチカチというのと違って、トントントンという入力があって路面のインフォメーションを伝えてくれる。それって、後席の乗員にとってもありがたいんですよ。挙動を予測できるので、酔いにくくなる効果があります」

プライマシー5は、コンパクトカーやセダン、ミニバン、SUVなど幅広い車種に対応している。ファミリーカー用途も多いはずで、後席の静粛性や乗り心地が評価されて選ばれているのだ。家族への思いやりということでは、もっと重要なポイントがあると今井さんは考えている。

「安全性が何より大切ですよね。家族を乗せて走るのですから、事故を起こさないことが最優先です。プライマシー5は、高速道路での安定感が高いんですよ。テストコースで90km/hでレーンチェンジをしたら、何の不安もなくステアリングを切っていけました。しかも、戻した時の遅れもない。タイヤ自体の剛性がしっかりしているので、よれたりゆがんだりしないからしっかり軌道に戻るんですね」

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「プライマシー5」では、路面との間で生じる音をチューニング。ノイズの周波数を変えることで“心地よい静粛性”が味わえる走りを実現した。
「プライマシー5」では、路面との間で生じる音をチューニング。ノイズの周波数を変えることで“心地よい静粛性”が味わえる走りを実現した。拡大
ミシュランが誇る「サイレントリブ テクノロジー」は、「プライマシー5」において一段と進化した。3本のセンターリブの横溝(写真で斜線に見える部分)の両端について形状を最適化することで、耳に伝わる“不快なノイズ”を低減させている。
 
ミシュランが誇る「サイレントリブ テクノロジー」は、「プライマシー5」において一段と進化した。3本のセンターリブの横溝(写真で斜線に見える部分)の両端について形状を最適化することで、耳に伝わる“不快なノイズ”を低減させている。
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今回テストコースでは、90km/hでのレーンチェンジも実施した。タイヤの剛性がしっかりと確保された「プライマシー5」では、たとえ背の高いクルマで急な車線変更を強いられた際の不安感が軽減される。
今回テストコースでは、90km/hでのレーンチェンジも実施した。タイヤの剛性がしっかりと確保された「プライマシー5」では、たとえ背の高いクルマで急な車線変更を強いられた際の不安感が軽減される。拡大
曲がりくねったコースで「プライマシー5」装着の「ノア」を走らせる今井さん。「このタイヤだとミニバンが楽しく運転できるようになりますよ」と、笑顔でその乗り味を確かめていた。
曲がりくねったコースで「プライマシー5」装着の「ノア」を走らせる今井さん。「このタイヤだとミニバンが楽しく運転できるようになりますよ」と、笑顔でその乗り味を確かめていた。拡大

安心感が長く続く

そんなプライマシー5は、ウェット路面における性能向上が大きな特徴とされている。

消費者調査によると、タイヤ選びで乗り心地の次にユーザーが重視するのは、ぬれた路面でのグリップ性能。プライマシー5は、日本自動車タイヤ協会(JATMA)のウェットラベリングで最高グレードの「a」を獲得している。

「今回、テストコースでは80km/hからのウェットブレーキングを試しました。ブレーキペダルの踏み始めからしっかりと利いて、横ブレしない。最後まで踏み抜ける安心感があります。ゴムがよれる感じがすると、怖くて力を緩めてしまう人もいますよね。しっかりとしたフィールが変わらないことが大切なんですよ」

ウェットブレーキングでは、2種類のタイヤでテストを行った。同じプライマシー5なのだが、ひとつは新品で、もうひとつはトレッド面を削って摩耗した状態にしてある。

「見たら溝が明らかに減っていて、大丈夫かなと心配になりました。でもテストしてみたら、摩耗していても、感覚的には新品とほとんど差がないんです。知らずに乗ったら区別がつかないと思いますよ」

摩耗したタイヤでも性能を保っているということは、長持ちするということでもある。耐久性の高さはエコにもつながるので、昨今では特に重視されるようになってきた。

「仕事柄、タイヤの耐摩耗性は気にしますね。何しろ、すごい距離を乗るじゃないですか。そして、やっぱりハンドリングのいいタイヤが好きです。ワインディングロードでスポーツ走行するのは楽しいですから。自分基準で選ぶなら、ミシュランの『パイロットスポーツ』がファーストチョイスですね。でも、両親や妹家族を乗せて走る時は、快適性や安全性が優先事項になりますからプライマシーが最適なんです」

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「プライマシー5」は、JATMAのウェットラベリングで最高となる「a」グレードを獲得している。
「プライマシー5」は、JATMAのウェットラベリングで最高となる「a」グレードを獲得している。拡大
「プライマシー5」では、新世代の合成ゴムをトレッドコンパウンドに採用。ぬれた路面でのグリップ力向上と、転がり抵抗の低減、耐摩耗性アップを高次元で実現させている。
「プライマシー5」では、新世代の合成ゴムをトレッドコンパウンドに採用。ぬれた路面でのグリップ力向上と、転がり抵抗の低減、耐摩耗性アップを高次元で実現させている。拡大
ウェットブレーキングについては、下ろしたてのタイヤに加えて、残溝2mmの状態にまでトレッド面を摩耗させた状態の「プライマシー5」(写真)でもテストを実施した。その性能差がほとんど体感できなかったことに、今井さんも「すごい」を連発。
ウェットブレーキングについては、下ろしたてのタイヤに加えて、残溝2mmの状態にまでトレッド面を摩耗させた状態の「プライマシー5」(写真)でもテストを実施した。その性能差がほとんど体感できなかったことに、今井さんも「すごい」を連発。拡大
従来製品の「プライマシー4+」に対し、その後継たる「プライマシー5」は耐摩耗性が約30%、摩耗した状態でのブレーキ性能が約2.4%向上している。
従来製品の「プライマシー4+」に対し、その後継たる「プライマシー5」は耐摩耗性が約30%、摩耗した状態でのブレーキ性能が約2.4%向上している。拡大
ショルダー部の縦溝(写真中央)を拡幅し、さまざまな太さの横溝を組み合わせるなどした「プライマシー5」。それが排水性能の向上につながっている。
ショルダー部の縦溝(写真中央)を拡幅し、さまざまな太さの横溝を組み合わせるなどした「プライマシー5」。それが排水性能の向上につながっている。拡大

“ミシュランならでは”の味がある

今井さんが感心しているのは、用途の異なるパイロットスポーツとプライマシーに共通する性格が感じられることだ。

「設計思想が一貫しているんですよ。プライマシーは快適性を重視していますが、だからといって運転の楽しさが損なわれるわけではありません。もちろん、限界性能の高さはパイロットスポーツとイコールではありませんが、運転感覚はよく似ているんです。ちゃんと転がり感もあるのに接地感も強いというバランスのとらせ方が上手で、少しスポーティーに傾いたからといってネガティブな面が生まれることはないんですね」

従来は「プライマシー4+」と「プライマシーSUV+」に分けられていた製品構成は、今回からプライマシー5に統合された。幅広いサイズをラインナップしながら、共通する運転感覚を実現しているという。

「名前は同じでも、ミニバン用の小径のタイヤとSUV用の大径のタイヤでは内部構造を変えていて、最適な設計にしているんです。それなのに、乗ってみると味が一緒というのがすごい。ミニバンに乗ってもミシュランだし、SUVに乗ってもミシュラン。これは驚くべきことですよ」

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静粛性の高さは、市街地でも高速道路でも実感できた。ミニバンのように、特に車内空間が広く前後席間の距離が遠い車種では、そうした「プライマシー5」の長所が生きてくる。
静粛性の高さは、市街地でも高速道路でも実感できた。ミニバンのように、特に車内空間が広く前後席間の距離が遠い車種では、そうした「プライマシー5」の長所が生きてくる。拡大
幅広い車種への対応がうれしい「プライマシー5」。デビュー時のサイズ展開は16インチから22インチまでの全42種類と豊富である。2025年3月1日に販売開始となった。
幅広い車種への対応がうれしい「プライマシー5」。デビュー時のサイズ展開は16インチから22インチまでの全42種類と豊富である。2025年3月1日に販売開始となった。拡大
「プライマシー5」では、すべてのサイズで同じ性能・乗り味が得られるよう、例えば、ミニバン用の小径サイズとSUV用の大径サイズとで内部構造を変えるなどの最適化が図られている。
「プライマシー5」では、すべてのサイズで同じ性能・乗り味が得られるよう、例えば、ミニバン用の小径サイズとSUV用の大径サイズとで内部構造を変えるなどの最適化が図られている。拡大

トータルバランスの高さが光る

快適性とスポーツ性能は、両立させることが難しいとされている。ドライビングファンを求めるなら、乗り心地の悪さや騒音はある程度ガマンしなければならないのが常識だったのだ。

「プライマシー5は前のモデルに比べて運動性能が格段に上がったと思いますよ。それに加え、静粛性もはっきりと向上しました。相反する要素がどちらもよくなっているわけです。トータルバランスが高いんですね。これがミシュランらしさなんだと思います」

快適性とスポーツ性能を高い次元で両立させ、安全性と安心感を兼ね備えている。しかも環境に配慮したサステイナビリティーも高レベルだ。オールマイティーなプレミアムコンフォートタイヤであるわけだが、プライマシー5の魅力はそれだけではないと今井さんは力説する。

「タイヤにとって、見た目も大事な性能なんですよ。プライマシー5はショルダーが張っているから、大きく見えます。18インチ以上のタイヤにはサイドウォールに『プレミアムタッチ』を採用。ベルベットのような質感で、深みのある黒さを実現しています。タイヤは黒いものだと思われていますが、実はグレーがかっているとか、白っぽいものが多いんですよ。プレミアムタッチは本物の黒。ハイクオリティーなブラックは、クルマのデザインをワンランク上に見せます。クルマを足元からカッコよくしたいなら、プライマシー5を選んでほしいですね!」

(語り=今井優杏/まとめ=鈴木真人/写真=荒川正幸)

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→絶え間ない黒への探求―「プレミアムタッチ」の詳細はこちら

【Movie】テストコースと一般道で高性能を体感! ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤ「ミシュラン プライマシー5」の実力に迫る

“プレミアムコンフォートタイヤ”の「プライマシー5」だが、同時に優れたスポーツ性能を実現している点を、今井さんは高く評価する。「運転して楽しいことに、ぜひ注目してほしいです!」
“プレミアムコンフォートタイヤ”の「プライマシー5」だが、同時に優れたスポーツ性能を実現している点を、今井さんは高く評価する。「運転して楽しいことに、ぜひ注目してほしいです!」拡大
「プライマシー5」の接地圧分布は、「マックスタッチコンストラクション」と呼ばれる内部構造の最適化により一段と均一に。加速から制動、コーナリングなど各シーンでの走行安定性が高まるとともに、偏摩耗の抑制、ロングライフ化も実現している。
「プライマシー5」の接地圧分布は、「マックスタッチコンストラクション」と呼ばれる内部構造の最適化により一段と均一に。加速から制動、コーナリングなど各シーンでの走行安定性が高まるとともに、偏摩耗の抑制、ロングライフ化も実現している。拡大
18インチサイズ以上の「プライマシー5」には「プレミアムタッチ」と呼ばれる特別な意匠が採用されている。サイドウォールに見られる深みのある黒と、ベルベットを思わせる手触りが上質さを印象づける。
18インチサイズ以上の「プライマシー5」には「プレミアムタッチ」と呼ばれる特別な意匠が採用されている。サイドウォールに見られる深みのある黒と、ベルベットを思わせる手触りが上質さを印象づける。拡大
「ミシュラン プライマシー5」を「優秀でトータルバランスの高いタイヤ」と評する今井優杏さん。「しかも見た目がカッコいい」と、すっかりお気に入りの様子だ。
「ミシュラン プライマシー5」を「優秀でトータルバランスの高いタイヤ」と評する今井優杏さん。「しかも見た目がカッコいい」と、すっかりお気に入りの様子だ。拡大