■【みどころナビ】自動車メーカーとファッションブランドなどのコラボに注目
自動車メーカーとファッションブランドのコラボというと、いまいちダサいというのがこれまでの定説。けれど今回の東京モーターショーのコラボモデルは相当カッコよかったので、一度ご覧になってはいかがでしょう。
■オシャレ派はもちろん、デートコースにも!
まず、アルファ・ロメオとイタリアのファッションブランドであるコスチュームナショナルがコラボレートした「アルファ147 2.0ツインスパーク」。クロームメッキ仕上げのマフラーや、専用塗装&専用デザインで足もとを引き締めるアルミホイールなど、派手ではないけれど見る人が見れば「なるほど!」と唸る渋い仕上がり。そうそう、コスチュームナショナルは、ドゥカティのMOTO GPチームをスポンサードしていたんだっけ。乗り物好きのキモチがわかったファッションブランドなんですね。このモデルは、全世界で1000台の限定仕様です。
スバルのブースでは、シックなオレンジ色に塗られた「インプレッサ」が展示されています。これはインプレッサのビームス・エディション。ブラックの革シートのステッチにも、ビームスのイメージカラーであるオレンジがあしらわれています。これまた、控えめながらセンスがいい感じ。スバルというと、「中味はいいけれど、あまりに質実剛健でちょっと垢抜けない」というイメージでした。でも、このクルマはハッピーで明るいムードに包まれています。全国の垢抜けない青少年(つまり私)が、ビームスからカジュアルウェアの着こなしを教わったことを思いだしました。
最後が、ポルシェとポルシェデザインがコラボした「ケイマン」。ポルシェデザイン社は2003年にポルシェの100%子会社となりましたが、基本的にはまったくの別組織。ポルシェデザインは、腕時計やアパレルなど、幅広くインダストリアルデザインを手がけるデザイン会社です。以前は、「スバル・レガシィ ブリッツェン」という限定モデルのデザインを担当したこともありました。会場で見た「ケイマンS ポルシェデザイン・エディション1」は、同社がデザインするヘルメットやウォッチのようにクールなスタイル。アルカンターラを用いた内装も、外観と同じ雰囲気でまとめられ、全体に統一感があります。
この3台に共通しているのは、そのクルマが持つ本来の魅力を引き出すような演出が施されているということ。だから、クルマ好きが見てもまったく違和感がありません。オシャレ派はもちろん、ガールフレンドとデートでモーターショーに行く方も立ち寄ってみてはいかがでしょう。
(文=サトータケシ)
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