■【コレはゼッタイ!】「アウディA4」:デザインが洗練された新型
【車両概要】
本国では2007年11月末より販売される8代目新型「A4」。シングルフレームはそのままに、フロントのオーバーハングが短く、ボンネットとホイールベースは長くなったのが特徴。
「アウディA4」がフルモデルチェンジ
■僕を引き留めたクルマ
現実的に私が惹かれたクルマ。個人的に購入対象として一番気になった。
先代メルセデスベンツ「Cクラスワゴン」に乗っている私自身は、新しいCクラスにはあまり共感できない。妙に若者受け路線に走ってしまったからだ。
でもこの新しい「A4」は相当に気に入った。ショー会場で、遠くからそのシルエットが見えたときからきれいなプロファイルが目についた。きちんと綿密に見ていてわかったのは、従来のアウディの造形における欠点だった長いフロントオーバーハングがかなり詰められていること。これはパワートレイン配置を変えたからで、オーバーハングしていたエンジンは多少後ろに下がった結果、プロファイルは格段に洗練された。
さらに「A8」「A6」などの上級車と比べてもデザイン品質は相当に高くなっている。
もちろん自分のクルマで大切なのはデザインだけではないことは承知の上だが、さしあたってショーの会場で、現実的な興味の対象として、最も長い時間引き留められたクルマがA4だったのだ。
(文=大川悠)
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