■ハチロク復活! 小型FRスポーツカー、「トヨタFT-86コンセプト」
トヨタ自動車は東京モーターショーに、小型FRスポーツカー「FT-86(エフティーハチロク)コンセプト」を世界初出展する。
■2011年末に発売か?
「FT-86コンセプト」は、FRレイアウトを採用した、4シーターコンパクトスポーツカー。その車名が、AE86型「カローラレビン/スプリンタートレノ」(通称ハチロク)に由来しているのはご想像の通り。
徹底した低重心化、軽量化、コンパクト化を追求し、ピュアなドライビングプレジャーの実現を謳う。「ドライバーが主役になれるクルマ」に仕立てあげ、クルマを操る楽しさと所有する喜びを提案する新世代のエンジンと空力性能に優れた軽量ボディで、高出力と高い環境性能の両立を謳う。
全長×全幅×全高=4160×1760×1260mmと公表されるボディサイズは、元祖「ハチロク」よりも20mm短く(!)135mm幅広く75mm低い。ホイールベースは2570mm。ボンネット下に収まる2リッター水平対向4気筒エンジンは、日本で唯一のボクサーエンジンメーカーであるスバルが開発。これに6段マニュアルトランスミッションが組み合わされる。
ブレーキはADVICS社製、前4ポッド/後2ポッドの対向ピストンブレーキを装着。サスペンション形式は前ストラット/後ダブルウィッシュボーンを採用した。タイヤは225/40R19サイズを装着する。
デザインはトヨタヨーロッパデザインデベロップメントによるものだ。
トヨタは2011年末にスバルと共同開発の小型FRスポーツカーを発売すると公表している。今回の「FT-86コンセプト」の姿は、どこまで市販モデルに近いものなのだろうか?
(webCG 本諏訪)
-
NEW
スズキeビターラ
2025.9.17画像・写真スズキの電動化戦略の嚆矢(こうし)となる、新型電気自動車(BEV)「eビターラ」。小柄でありながら力強いデザインが特徴で、またBセグメントのBEVとしては貴重な4WDの設定もポイントだ。日本発表会の会場から、その詳細な姿を写真で紹介する。 -
NEW
第844回:「ホンダらしさ」はここで生まれる ホンダの四輪開発拠点を見学
2025.9.17エディターから一言栃木県にあるホンダの四輪開発センターに潜入。屋内全天候型全方位衝突実験施設と四輪ダイナミクス性能評価用のドライビングシミュレーターで、現代の自動車開発の最先端と、ホンダらしいクルマが生まれる現場を体験した。 -
NEW
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】
2025.9.17試乗記最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。 -
NEW
第85回:ステランティスの3兄弟を総括する(その3) ―「ジープ・アベンジャー」にただよう“コレジャナイ感”の正体―
2025.9.17カーデザイン曼荼羅ステランティスの将来を占う、コンパクトSUV 3兄弟のデザインを大考察! 最終回のお題は「ジープ・アベンジャー」だ。3兄弟のなかでもとくに影が薄いと言わざるを得ない一台だが、それはなぜか? ただよう“コレジャナイ感”の正体とは? 有識者と考えた。 -
NEW
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代
2025.9.17デイリーコラムトランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。 -
内燃機関を持たないEVに必要な「冷やす技術」とは何か?
2025.9.16あの多田哲哉のクルマQ&Aエンジンが搭載されていない電気自動車でも、冷却のメカニズムが必要なのはなぜか? どんなところをどのような仕組みで冷やすのか、元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。