■【会場リポート】日産は、ゼロエミッションに向けて全開!
前回、2007年の東京モーターショーではハイパフォーマンスカー「GT-R」を発表して話題を集めた日産。2年後の今回は一転、電気自動車(EV)を前面に出した展示内容となった。
■排ガスゼロが大本命
「Zero Emission」の大きなロゴに囲まれた、2009年の日産ブース。カルロス・ゴーン社長は姿を見せるや、これからの社会で必要とされる環境対応型の乗り物として、EVの重要性を力説。「これから日産は、量販を前提にしたゼロエミッションビークルを幅広くリリースします」とさらに語気を強めた。
同社は今年8月、世界初の“リーズナブルな”EVとして「リーフ」を発表したばかり。このモーターショーでもその企業姿勢を示すシンボルであるかのようにメインステージの両翼に置かれた同モデルは、2010年初頭から予約が始まり、年内には市販化される予定だ。
今回の目玉となるコンセプトカーも、当然のごとくEVである。「ランドグライダー」は、前後2名乗車の細いボディがもたらす機動力と、コーナリングのたびに車体を傾ける斬新な運転感覚などがアピールポイント。都市生活者を中心に、EVのさらなる可能性を示すモデルだという。
ほかにもEV商用車の開発にも着手するなど、2年前に自ら予言した「オール電化時代」に向けての有言実行ぶりを見せつけた。
さらに、プレゼンテーションの場では、EV開発の要になるといわれるバッテリーについても言及。NECと協力してのリチウムイオンバッテリー開発にとどまらず、リサイクルやリユースといったバッテリーの再利用法も研究が進んでいるとアピールした。
とはいえ、EVがユーザーにとって親しみあるものになるのは、来年以降のことのよう。より現実的な新型車として、まもなくデビューが予定されている新型「フーガ」と軽自動車の「ルークス」も出展され、ブースに華を添えた。
(webCG 関)
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