スバルが新型「WRX STI」を発表【デトロイトショー2014】

2014.01.15 自動車ニュース
「スバルWRX STI」(米国仕様)
「スバルWRX STI」(米国仕様)

【デトロイトショー2014】スバルが新型「WRX STI」を発表

富士重工業は2014年1月15日、北米国際自動車ショー(通称:デトロイトショー、会期:2014年1月13日~26日、一般公開日は1月18日から)において、新型「スバルWRX STI」(米国仕様車)を発表した。

■地道な改良の積み重ねでシャシー性能を向上

新型WRX STIは、2013年のLAショーで発表された新型「WRX」をベースに、2.5リッター水平対向4気筒ターボエンジンや、より剛性を向上させた専用サスペンション、センターデフの制御特性を選択できる「マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)」などを採用した高性能モデルである。

商品コンセプトは、ベースとなったWRXと同じ「Pure Power in Your Control」。「絶対的な速さを意のままに操る」という開発テーマを実現するため、ボディーの軽量化と剛性の向上、シャシー性能の強化などを徹底的に追及したという。

具体的には、ボディーとサスペンション各部の剛性を高め、サスペンションジオメトリーの最適化をはかることで、ステアリング操作に対する車両の反応を素早くするとともに、コーナリングにおける限界性能を向上。ステアリングシステムには新たに電動式を採用しており、ギア比のクイック化(15:1→14.5:1)や、硬いギアボックスマウントブッシュの採用などによって、より正確な操舵(そうだ)性を実現したという。

また、「マルチモードVDC」をはじめ、運動性能に関連する機能装備を積極的に採用。ベースモデルのWRXと同じく、コーナリング時にフロント内輪側にブレーキをかけることでアンダーステアを抑制する「アクティブトルクベクタリング」機構を新たに装備した。

一方、パワーユニットについては基本的に従来モデル(米国仕様)と共通。WRXが256psの2リッター直噴ターボエンジンを搭載しているのに対し、WRX STIは最高出力305hp/6000rpm、最大トルク40.1kgm/4000rpmの2.5リッター水平対向4気筒ターボエンジンを採用している。また、トランスミッションは6段MTのみの設定で、従来モデルのMTに対して「節度感、吸い込み感を向上し、よりスポーティーなシフトフィーリングとした」とのこと。

これらの改良により、新型WRX STIは加速性能や旋回性能などが、従来モデルから大幅に向上しているという。

主要諸元
・全長×全幅×全高:4595×1795×1475mm
・ホイールベース:2650mm
・エンジン:2.5リッター水平対向4気筒ターボ
・最高出力:305hp/6000rpm
・最大トルク:40.1kgm/4000rpm
・トランスミッション:6段MT
・タイヤサイズ:245/40R18
・乗車定員:5名

(webCG)
 

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