トヨタ、過去最大規模でカスタムカーを展示【東京オートサロン2014】

2014.01.10 自動車ニュース
「東京オートサロン2014」における、TOYOTA/GAZOO Racingブースの様子。
「東京オートサロン2014」における、TOYOTA/GAZOO Racingブースの様子。

【東京オートサロン2014】トヨタ、過去最大規模でカスタムカーを展示

トヨタ自動車は、2014年1月10日に開幕したカスタマイズカーの祭典「東京オートサロン2014 with NAPAC」において、各種のコンセプトモデルを出展するとともに、GAZOO Racingとしてのモータースポーツ参戦体制を発表した。

「GRMN マークX コンセプト」
「GRMN マークX コンセプト」
「GRMN 86 コンセプト」
「GRMN 86 コンセプト」
「86×style Cb」
「86×style Cb」

■気合の入った展示内容

昨今、“クルマ好きの輪を広げるためのプロジェクト”「GAZOO Racing」の名を冠して、東京オートサロンへのブース出展を続けているトヨタ。2014年は、展示スペースを前年の1.5倍に拡大しつつ、カスタマイズカーなど計34台の車両を並べてみせた。

中でも注目を集めたのは、内外装からエンジン、足まわりにいたるまで独自のチューニングが施されたコンプリートカー「GRMN」の2モデル。
「GRMN マークX コンセプト」は、セダン「マークX」をベースに“走る楽しさ”や“操る歓び”を追求したというもので、6段MT仕様である点も特徴だ。もう一台の「GRMN 86 コンセプト」は、FRスポーツ「86」がベース。徹底的な軽量化と低重心化、さらに「ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦から得られたノウハウ」の採用が、見どころとなっている。

同じ86をベースに、“まろやかなフロントフェイス”が与えられたカスタマイズモデル「86×style Cb」、そのオープン版である「86×style Cb spider」、オープン2シーター「MR-S」をベースに開発したというハイブリッドスポーツ「TE-Spyder 800」などにも、多くの人が関心を寄せていたようだ。

「TE-Spyder 800」
「TE-Spyder 800」
壇上で熱く語る、豊田章男 社長。「東京オートサロン2014には、総勢82台の『86/BRZ』が出展されている。イジる素材として選んでもらえることに、大変感謝しています」。
壇上で熱く語る、豊田章男 社長。「東京オートサロン2014には、総勢82台の『86/BRZ』が出展されている。イジる素材として選んでもらえることに、大変感謝しています」。
2014年6月のニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦するドライバーが壇上に並ぶ。右から4番目は、チーム代表の豊田社長。
2014年6月のニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦するドライバーが壇上に並ぶ。右から4番目は、チーム代表の豊田社長。
こちらは、ニュルを戦う最新のマシン。左から「レクサスLFA」「レクサスLFA Code X」、そして「トヨタ86」。
こちらは、ニュルを戦う最新のマシン。左から「レクサスLFA」「レクサスLFA Code X」、そして「トヨタ86」。

■よりよいクルマが作れるように

会期の初日にあたる1月10日はプレス向けのカンファレンスも実施され、豊田章男 社長が登壇。「たくさんの86が、カスタマイズやモータースポーツのベース車両として楽しまれているのがうれしい」などと、GAZOO Racingを通じて関わってきた、これまでの活動を振り返った。

会の後半では、2014年6月に開催される、ニュルブルクリンク24時間耐久レースの参戦体制も発表された。GAZOO Racingとして2007年に初エントリーして以来8年目となるこのレース、今年は熟成を重ねた「レクサスLEA」に加えて、排気量を4.8リッターから5.3リッターへと拡大しつつホイールベースを大幅に延ばす(2605mm→2800mm)などした“実験的レーシングカー”「LFA Code X(コードエックス)」も出走。さらに「トヨタ86」を加えた、計3台で参戦する。

会場には、木下隆之、石浦宏明ら9名のニュル参戦ドライバーも全員が駆けつけ、本番に対する意気込みなどを述べた。一方、昨年“モリゾウ”の名で出走した豊田社長は、今年はチーム代表としての参加にとどまり、ステアリングを握る機会はないとのこと。会場でもその点を残念がってはいたものの、「モータースポーツへの挑戦を通じて“よりよいクルマづくり”のためのセンサーが研ぎ澄まされてきたという実感がある。これからますます(よいクルマを提供できるよう)励んでいきたい」などと、晴れやかに抱負を語った。

(webCG 関)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。