BMW、新型「M3セダン」「M4クーペ」を受注開始

2014.02.19 自動車ニュース
「BMW M4クーペ」
「BMW M4クーペ」
    拡大

BMW、新型「M3セダン」「M4クーペ」を受注開始

BMWジャパンは2014年2月19日、新型「M3セダン」「M4クーペ」の予約受付を開始した。納車は同年7月からを予定している。


BMW、新型「M3セダン」「M4クーペ」を受注開始の画像 拡大
新開発の3リッター直6ツインターボエンジン。
新開発の3リッター直6ツインターボエンジン。
    拡大

BMW、新型「M3セダン」「M4クーペ」を受注開始の画像 拡大

■エンジンは431psの3リッター直6ツインターボ

今回発表された新型M3セダンとM4クーペは、BMWのDセグメント車「3シリーズ セダン」「4シリーズ クーペ」をベースとした高性能モデルである。新型は5世代目のモデルに当たり、3シリーズベースのクーペ/カブリオレが4シリーズと改称したのにともない、M3セダン、M4クーペの2モデルとして発表されることとなった。

エンジンは可変バルブタイミング&リフト機構を搭載した3リッターの直6直噴ツインターボで、シリンダーブロックには高剛性のクローズドデッキ構造を採用。シリンダー内圧をさらに高めることが可能となったことで、高出力化と高回転化を実現したという。また高いねじり剛性と軽さを併せ持つ、鍛造のクランクシャフトを採用している。

これらの技術により、新型M3セダン/M4クーペは最高出力431ps/5500-7300rpm、最大トルク56.1kgm/1850-5500rpmというアウトプットを発生。従来モデルより最大トルクを40%増大させるとともに、最高回転数7600rpmという高回転型の出力特性を実現している。

これに組み合わせるトランスミッションには、デュアルクラッチ式ATの「7段M DCTドライブロジック」と、6段マニュアルトランスミッションの2種類を用意している。特にM4クーペのみに設定される6段MTについては、シフトダウン時に自動で回転数を合わせるスロットルブリッピング機能を採用。また従来モデルの6段MTから12kgの軽量化を実現している。

「M3セダン」
「M3セダン」
    拡大

BMW、新型「M3セダン」「M4クーペ」を受注開始の画像 拡大
「M3セダン」のインパネまわり。
「M3セダン」のインパネまわり。
    拡大
「M4クーペ」のインテリア。
「M4クーペ」のインテリア。
    拡大

■ボディーやドライブトレインの各所で軽量化を徹底

走りに関する装備も充実しており、左右後輪のロッキングファクターを0%から100%まで自在に調整できる「アクティブMディファレンシャル」や、パワーステアリングのアシスト量を3段階に調整可能な電動パワーステアリング「Mサーボトロニック」などを採用。オプションでカーボンセラミックブレーキも用意している。

サスペンションは、フロントがダブルジョイントスプリング・ストラット式で、アルミニウム製のコントロールアームやホイールキャリア、アクスルキャリアにより、スチール製だった従来モデルより5kgの軽量化を実現。一方リアは5リンク式で、こちらもコントロールアームとホイールキャリアを鍛造アルミニウム製とすることで重量を約3kg軽減している。

このほかの箇所においても軽量化を徹底しており、ドライブシャフトやエンジンルーム内のストラットブレース、ルーフ、トランクリッドの内部構造材にはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を、ボディーのフロントサイドパネルとエンジンフードにはアルミニウムを採用。M4クーペでは従来のM3クーペから約80kgの軽量化を実現し、車両重量を1497kgに抑えている(ヨーロッパ仕様車のDIN規格空車重量)。

これらの技術の採用により、新型M3セダン/M4クーペは0-100km/h加速4.1秒という動力性能を発揮。アイドリングストップ機構やブレーキエネルギー回生システムの採用などによって環境性能も向上しており、燃料消費率、CO2排出量ともに、従来モデルより25%以上の改善を実現しているという(いずれもヨーロッパ仕様車の値)。

価格は以下の通り。
・M3セダン(7段M DCT):1104万円
・M4クーペ(6段MT):1075万円
・M4クーペ(7段M DCT):1126万円

(webCG)

→関連ニュース「【デトロイトショー2014】BMWが新型『M3』『M4』を世界初公開」
→「BMW M3セダン」のより詳しい写真はこちら
→「BMW M4クーペ」のより詳しい写真はこちら

関連キーワード:
M3セダンM4クーペBMW自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • BMW M5(4WD/8AT)【試乗記】 2018.4.19 試乗記 初代のデビューから30年以上の歴史を持つ、BMWのハイパフォーマンスセダン「M5」に試乗。6代目にして初めて4輪駆動システム「M xDrive」を採用した、その走りとは? 最高出力600psオーバーを誇るライバル車との比較を交えつつリポートする。
  • アウディA6 55 TFSIクワトロ(4WD/7AT)/A6 50 TDIクワトロ(4WD/8AT)【海外試乗記】 2018.5.18 試乗記 フルモデルチェンジを受けて5代目となった「アウディA6」にポルトガルで試乗。新パワーユニットと作りこんだ骨格を得たアウディの基幹モデルは、滑らかで上質な走りと圧倒的な静粛性を手に入れていた。“上級移行”の真相に迫る。
  • アウディRS 3セダン(4WD/7AT)【試乗記】 2018.5.17 試乗記 コンパクトなセダンボディーに最高出力400psの直5ターボエンジンを詰め込んだ、ホットハッチならぬ“ホットセダン”、それが「アウディRS 3セダン」だ。大仰な空力パーツなどではアピールしない、隠れた高性能モデルの実力とは?
  • マツダ・ロードスターRF RS(FR/6MT)/ロードスターRF VS(FR/6AT)【試乗記】
    2018.6.9 試乗記 マツダが「ロードスター」と「ロードスターRF」に“商品改良”を実施。中でもハードトップのRFは、デビューからわずか1年半のクルマには常識破りともいえるほど大規模な改修を受けている。正式発売前のプロトタイプモデルに試乗し、その進化の度合いを探った。
  • トヨタ・クラウン プロトタイプ【試乗記】 2018.6.18 試乗記 “ユーザーの若返り”と“日本に合ったクルマづくり”を目指し、スクラップ&ビルドの精神で開発したという15代目「トヨタ・クラウン」。発売を前にクローズドコースで試乗し、その仕上がりを確かめた。
ホームへ戻る