RRのホットハッチ「ルノー・トゥインゴGT」登場

2017.09.28 自動車ニュース
「ルノー・トゥインゴGT」
「ルノー・トゥインゴGT」

ルノー・ジャポンは2017年9月28日、コンパクトカー「トゥインゴ」に新グレード「GT」を設定し、同年10月19日より200台限定で販売すると発表した。

 
RRのホットハッチ「ルノー・トゥインゴGT」登場の画像
 
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世界的にも希少な“後輪駆動のホットハッチ”

ルノー・トゥインゴはRRの駆動レイアウトを特徴とする、ルノーのAセグメントコンパクトである。今回追加されたGTは、ルノーのモータースポーツ部門にあたるルノー・スポールが手がけた高性能スポーツグレードであり、より高出力なエンジンと専用チューニングを施したシャシーを特徴とする。

パワープラントについては「ゼンEDC」や「インテンス」などにも搭載される0.9リッター直3ターボエンジンをベースに、吸排気系や冷却システム、燃料供給システムなどが改良されている。

具体的には、ターボチャージャーの回転数を増加させるため、サイドエアインテークの位置を左リアフェンダーからホイールアーチ上部に移動。ターボチャージャーに入る空気の温度を12%下げ、エンジンの吸気流量を23%向上させた。また、より多くの燃料が供給できるよう専用設計の燃料ポンプを採用したほか、パワートレインの冷却性を向上させるためにウオーターポンプも専用に設計。エキゾーストシステムにも、排気流の見直しと排気圧の改善のために手を加えており、新たにクロームデュアルエキゾーストパイプを採用した。これらの改良とともにECUのマッピングも変更しており、エンジンの最高出力を90ps/5500rpmから109ps/5750rpmに、最大トルクを135Nm/2500rpmから170Nm/2000rpmに向上させた。

また、ドライバーとエンジンをつなぐアクセルについても「メガーヌR.S.」で培った技術をもとに改良を加えており、専用のアクセルマッピングにより鋭いスロットルレスポンスと素早い加速を実現。アクセルオフ時の“回転落ち”も、より鋭いものとなっている。

なお、トゥインゴGTのトランスミッションは5段MTと6段EDCが設定されているものの、今回日本に導入される200台については、5段MTのみとなる。

「Twin’Run」をモチーフにしたデザインにも注目

エンジンの性能向上に合わせてシャシーも改良された。減衰力が変更された専用ダンパーや、より径の大きいアンチロールバーなどを採用した上で、ESCについては標準モデルより介入を遅らせ、後輪のスライドが感じられるよう制御を変更している。またステアリング機構には、中立付近ではローレシオ、大きく切った状態ではハイレシオと、操作量に応じてギア比が変わる「バリアブルギアレシオステアリング」を用いており、細い路地や狭い場所での取り回しのしやすさと、高速走行時の正確な操作感を両立しているという。

デザインによる他グレードとの差別化も図っており、「オランジュブレイズM(メタリック)」のボディーカラーが目を引く外装では、足元にコンセプトカー「Twin’Run」と同じ意匠の17インチアロイホイールを装着。NACAダクトをイメージしたという、ボンネットからルーフ後端へ続くデカールもTwin’Runのデザインをイメージしたものとなっている。さらには、上述のサイドエアインテークやクロームデュアルエキゾーストパイプ、マフラーに合わせてデザインされたブラックリアディフューザー、フェンダーモール、サイドスカートなども、トゥインゴGTの特徴となっている。

一方内装では、ブラックを基調に各所にオレンジのアクセントを採用。シートは合皮とファブリックのコンビタイプで、合皮のドアトリムともどもオレンジのステッチが施されている。また「RENAULT SPORT」のロゴ入りキッキングプレートやアルミペダル、ZAMACシフトノブなどもトゥインゴGTならではの装備である。

価格は224万円。なお、ルノー・ジャポンでは今回の限定モデルとは別に、2018年のはじめに5段MT仕様と6段EDC仕様をカタログモデルとしてラインナップ、通常販売を開始する予定だという。

(webCG)

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