第1回:ホンダ・フィット 花と海が彩る初春の南房総を行く
心地よいクルマで巡る“花の国” 2019.02.22 藤トモ × ホンダ・フィットのONE DAY TRIP<PR> モータージャーナリスト藤島知子さんが選んだ“日帰りドライブ”の行き先は千葉! バラエティー豊かな道の駅や、花咲き誇る房総フラワーラインなど、魅力的なドライブスポットが盛りだくさんの初春の南房総を、「ホンダ・フィット」で巡った。花咲き乱れる海沿いの道を走る
「適度なコーナーが続いてドライブが楽しいですね。箱根のワインディングロードはひとりでスポーティーな運転をするのには向いていますが、同乗者がいるなら話は別。このぐらいの穏やかな道を走っているほうが会話も弾みますよね」
藤島知子さんが春のドライブコースに選んだのは、千葉県の南房総。海沿いの房総フラワーラインは、その名のとおり季節の花々が咲き誇る道である。東京からはアクアラインと館山道を使って1時間半ほどだ。
「三浦半島の久里浜からフェリーで金谷に渡るのもオススメですよ。潮風に吹かれながら船旅をして、その後にドライブ。とてもぜいたくで優雅な一日になります」
この日のパートナーは、ホンダ・フィット。日本を代表するコンパクトカーだ。豊富なラインナップの中から選んだのは「ハイブリッド・S Honda SENSING」。1.5リッター4気筒エンジンとモーターを組み合わせたi-DCDハイブリッドシステムを搭載し、スポーティーな装備をプラスした上級モデルである。
「キビキビ走りますよね。それでいてスポーティーカーのように過敏な反応をしないのが、ドライブにはちょうどいい。サイズはコンパクトで取り回しが楽なのに、室内空間には余裕があります。秘密はセンタータンクレイアウトで、2001年にデビューしたフィットの初代モデルから採用されているんですよ。普通は後ろにある燃料タンクを前席の下に移すことで、高効率なパッケージングを実現したんです」
外から見てもわからないところに、画期的な技術が盛り込まれている。今では多くのホンダ車に採用されているセンタータンクレイアウトの元祖がフィットなのだ。
幅広いニーズに応える豊富なバリエーション
まず目指したのは「道の駅 三芳村 鄙の里」。ドライブの立ち寄りスポットとしてすっかり定着した道の駅が、房総半島にはたくさんある。
「地元の農家が作った野菜や果物を販売しているんですね。見るからに新鮮だし、値段も安い! ミカンやレモン、キンカンなどのほかにブンタンなんて珍しいものも。いろいろ買って帰りたくなります。レストランや足湯などの設備もあって、ちょっとしたレジャーランドですね」
廃校になった小学校をリノベーションした「保田小学校」、ハイウェイオアシスと一体となった「富楽里」、ハワイをコンセプトにした「南房パラダイス」など、魅力的な道の駅をクルマで巡るのも楽しそうだ。
フラワーラインを走っていると、両脇に咲いている菜の花をバックにして「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」のフィットが映える。
「フィットのエクステリアデザインは、最近のホンダデザインを先取りしていましたね。ちょっと近未来的な印象があるんですが、親しみやすい雰囲気を持っています。ジェンダーレス、エイジレスなデザインですね」
だからこそ、誰にでも好かれて広い層から支持を集めているのだ。
「万人向けではありますが、ラインナップが充実しているから選択肢が広いんです。自分にピッタリのモデルを選べるんですよ。マニュアルトランスミッションでスポーティーに走りたければ1.5リッターの『RS』が最適ですし、軽快感が欲しければ1.3リッターがいい。今回のモデルはハイブリッドで低燃費なんですが、いざというときには十分なパワーがあるのがうれしいですね」
燃費はJC08モードで31.8km/リッター。実際に運転してみると、ちょっと元気に走っても20km/リッター台は楽勝だった。
海が見えるカフェで身も心もデトックス
海辺のカフェでちょっと一休み。「SEA DAYS」にはフィットネススタジオが併設されていて、ヨガやピラティスのレッスンを受けられる。ランニングやスタンドアップパドルボードのプログラムも利用できるし、建物の外壁はボルダリング用のクライミングウォールだ。
「店の前がすぐ海で、堤防がないから1階からでも見えるのがうれしいですね。ドリンクやフードに南房総産の果物や牛乳を使っているのは、地産地消で安全な食品を提供したいということでしょう。スムージーを推しているのも、ヘルシー志向の表れですね」
藤島さんがオーダーしたのは、デトックススムージー。季節によってレシピを変えているということで、この日は旬のイチゴとセリをたっぷり使用。おいしいだけでなく、カラダの中からきれいになれるのだ。
「このカフェの前に無料駐車場があって、簡単にクルマを止められました。私の地元の湘南では、いつも駐車場探しに四苦八苦。景色のいい場所ですぐにクルマから降りて散歩したりすることができるのも、南房総のいいところです」
海を眺めながらのドライブは気持ちがいいが、さえぎるものがないので時折強い横風が吹くことも。
「フィットはビクともしませんね。こういう状況では、車高が低いほうが有利です。ミニバンや軽トールワゴンに比べると、明らかに安定していますよ。こちらに来る時に通ったアクアラインでも強風が吹いていましたが、ハンドルが取られるようなことは一切ありませんでした」
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一年を通じて花々が楽しめる
アクアラインでは、適切な車間距離を保って設定した車速で走るACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)と車線の中央を走れるようステアリング操作をアシストしてくれるLKAS(車線維持支援システム)を使って走った。
「安全運転支援システムのHonda SENSINGが装備されていますから安心ですね。単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせで、しっかり前のクルマや車線を認識するのが頼もしい。レスポンスよく作動するので、ドライバーの疲労を軽くしてくれます」
衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリングなどの機能がセットになっている。Honda SENSINGは、安心と快適をサポートしてくれる技術なのだ。
春の陽光の下でフラワーラインのドライブを満喫し、到着したのは「館山ファミリーパーク」。南房総の代表的な花摘みスポットで、一年中ずっと花が咲いている。温暖な気候を生かしてポピーは12月から花が開き始め、ゴールデンウイークまで楽しめる。
「見渡す限りポピーが咲き乱れているのは圧巻ですね! 黄色やオレンジの花が風に揺れて、ファンタジーの世界みたい。夏はヒマワリやヒャクニチソウ、秋はコスモスやバラが咲くというから、まったく違う景色が見られそう」
ドッグランやパターゴルフなどもあって、一日中いても飽きないはず。ポピーを摘んだら10本200円で持ち帰ることもできる。
「春の南房総は、ドライブコースとして魅力にあふれています。色とりどりの花の中を走るのはとっても気持ちがいい。フィットなら、友達同士でもカップルでも、もちろんファミリーでもOK。春を感じながら最高の気分になれますよ」
(語り=藤島知子/まとめ=鈴木真人/写真=荒川正幸/取材協力=SEA DAYS)
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車両データ
ホンダ・フィット ハイブリッド・S Honda SENSING
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4045×1695×1525mm
ホイールベース:2530mm
車重:1170kg
駆動方式:FF
エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ
モーター:交流同期電動機
トランスミッション:7段AT
エンジン最高出力:110ps(81kW)/6000rpm
エンジン最大トルク:134Nm(13.7kgm)/5000rpm
モーター最高出力:29.5ps(22kW)/1313-2000rpm
モーター最大トルク:160Nm(16.3kgm)/0-1313rpm
タイヤ:(前)185/55R16 83V/(後)185/55R16 83V(ダンロップSP SPORT 2030)
燃費:31.8km/リッター(JC08モード)
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