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ラインナップから読み解くジャガーのいま【E-PACE×藤島知子】

機能的で力強い 新しいジャガーネス 2020.10.09 JAGUAR ~英国が誇る名門の“いま”~<AD> 「ジャガーE-PACE」はさまざまな顔を持っている。モータージャーナリストの藤島知子はこう語る。スポーツカーさながらのスタイリングでありながら、そのユーティリティーはさすがSUVという秀逸さ。そしてなにより、走らせればやはりジャガー=スポーツカーなのだ。

あふれるジャガーネス

ジャガーはブランド初のSUV「F-PACE」で大成功を収めていたが、2018年にはそれよりもひと回り小さいSUVのE-PACEを国内導入した。

「ベイビージャガー」の異名を持つE-PACE。ボディーは、F-PACEと比べて全長が330mm短く、全幅が35mm狭く、全高が15mm低められたスタイルに仕立てられている。何よりも特徴的だと感じたのは、ジャガーが美しく速いクルマをつくり続けてきたスポーツカーメーカーであることを意識させるエクステリアデザインだ。

ヘッドランプやグリルまわりのディテール、後端に向けて流れ落ちるルーフのシルエットはクーペ的であり、まさに、ジャガーのスポーツ性を象徴する「F-TYPE」譲りの辛口なデザインだ。ジャガーのエントリーモデルという立ち位置を考えれば、もっとフェミニンな要素を採り入れそうなところだが、E-PACEにはむしろ男性的な鋭さがあって、こびるということを知らない。そうしたあたりには現代社会で強く生きる女性像と重なる部分もあり、スポーティーななかに艶めきを感じさせるプロポーションが、女性の私の目にはとてもすてきなものに映った。

インテリアはインパネまわりやシートなどに高品質なレザーがピッチリと張り巡らされている。さらに、天井にアルカンターラの素材があしらわれているところなどは同じ価格帯のライバルには見られないもので、よりハイクラスなモデルに触れている気分にさせてくれる。それでいて、フロントウィンドウやアプローチライトに動物のジャガーの親子をモチーフにしたグラフィックが採用されていたり、シートに縫い込まれた「JAGUAR」のラベルにヒョウ柄の模様があしらわれていたりと、遊びゴコロも見え隠れする。

キャビンにはさまざまな“仕掛け”が施されている。タブレット的な操作ができる液晶スクリーンは先進的であるし、スマホなどの充電ができるUSB端子もあちこちに設置されているなど、今ドキのライフスタイルに寄り添う機能性を忘れていない。後席には大人がゆったりと座れるだけのスペースが確保されており、外から見ると絞り込んでいるように見える荷室の容積は意外と広い。60:40の分割可倒でアレンジできる後席を倒せば、ゴルフバッグやキャンプの荷物だって積み込めそうだ。

かつてE-PACEの2リッター4気筒ガソリンモデルに試乗したことがある。もちろん動力性能は十分で、クォォンと奏でる音色がスポーティー、そして伸びのいい回転フィールには心を躍らされてしまう。そして、その隅々にまでジャガーネスが行き渡っている。スポーツ性とクラフトマンシップ、そこに今ドキのライフスタイルにうれしい機能性がプラスされたE-PACEは、精力的に仕事をこなし、プライベートも充実した時間を過ごしたいというバイタリティーのある人によく似合うジャガーではないだろうか。

(写真=花村英典)

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→ジャガーE-PACE【試乗記】

 

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著者プロフィール:藤島知子

幼い頃からのクルマ好きが高じて、2002年からレースに参戦。テレビの新車情報番組への出演、自動車メディアやファッション誌への寄稿など、クルマがもたらす魅力を女性目線と走り好きの目線でリポートしている。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

 

テレビや雑誌、ウェブなど、幅広く活動する藤島知子さんに、「ベイビージャガー」こと「ジャガーE-PACE」の魅力を語ってもらった。
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インテリアデザインはピュアスポーツカー「F-TYPE」とよく似たテイスト。スポーツカー的でありながら上質な素材によってラグジュアリー感も漂う。
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フロントウィンドウの端にあしらわれた、ジャガーの親子をモチーフとしたグラフィック。こうした遊び心は「E-PACE」ならではだ。
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全長4410mmのコンパクトボディーでありながら、ラゲッジスペースの容量は5人乗車時で577リッター、リアシート格納時で1234リッター(写真)を確保する。
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「E-PACE」はボディーの形こそSUVだが、その走りはまさにジャガーならではのスポーツカー的な味わいだ。
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