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ラインナップから読み解くジャガーのいま【XE&XF×サトータケシ】

ジャガーの伝統 スポーツサルーンの流儀 2020.10.09 JAGUAR ~英国が誇る名門の“いま”~<AD> ジャガーネスを味わうのならサルーンに限る。人気自動車ライターのサトータケシはそう断言する。なぜなら最新の「XE」「XF」には、1959年以来スポーツサルーンを絶やすことなくつくり続けてきた、ジャガーならではのノウハウが注ぎ込まれているからだ。

ジェントルマンの世界

いま、サルーンに乗る意味はどこにあるのだろう?

ひと昔前だったら、SUVには明らかな弱点があった。重心が高いせいでコーナリング性能と乗り心地の両立が難しく、大きく開くテールゲートのせいでボディー剛性の確保にも問題を抱えていた。けれども技術の進歩とはすばらしいもので、ジャガーの「E-PACE」や「F-PACE」に乗ればそうした課題を完璧に克服していることがわかる。

こうした時代にサルーンに乗る意味は、紳士のスタイルを選ぶということではないだろうか。例えば、ドレスコードがそれほど厳しくないレストランでも、夕食の際にはジャケットを羽織る。あるいは、短パンOKのゴルフ場でも長ズボンを履く。

こうしたスタイルを堅苦しいと感じる向きもあるかもしれない。けれども、楽ちんにダラッと生きるより、自分なりの価値観やルールにのっとって行動したほうが引き締まるという人だっているはずだ。そしてそういう人にとって、ジャガーのXEやXFといったサルーンは格好の選択肢だ。

まずジャガーXEは、繊細なタッチが魅力のスポーツサルーンだ。

世の中、速さを売りにするスポーツサルーンは多い。一方でジャガーXEは、ステアリングホイールをほんのわずかに切った瞬間に、すっと向きを変えようと反応する。そして、FRレイアウトならではの、すがすがしいステアリングフィールにも感銘を受ける。あるいは、アクセルを全開にするのではないパーシャルスロットル領域でも、ピックアップがいい。

こうしたジェントルで柔らかいレスポンスから、このクルマがいかにも丁寧にチューニングされていることが伝わってくる。

ジャガーXFでもこうした美点は共通だ。1959年にデビューした「ジャガーMk2」以来、スポーツサルーンをつくり続けてきたこのブランドのノウハウが注ぎ込まれている。もし“ジャガーネス”というものを体感するなら、やはりこの2台が最右翼ではないだろうか。

XFの場合は、XEよりもう少しだけゆったりとした乗り心地によって、ラグジュアリーな側面が強調される。また、最高出力380PSを発生する3リッターV型6気筒スーパーチャージドエンジンを積む「XF S」を選べば、ラグビー選手のように迫力のある加速力に心がたかぶり、そうだ、スポーツをたしなんでこそジェントルマンなのだということを思い出す。

そしてXEにしろXFにしろ、伝統的なジェントルマン像を懐かしむだけでなく、先鋭的なスタイルやタッチパネル式のモダンなインターフェイス、先進的な運転支援装備などで、現代のジェントルマンの世界観をきっちりと表現している。

流行に流されずに自分の流儀を貫く方に、この2台を薦めたい。

(写真=花村英典<XE>、荒川正幸<XFスポーツブレーク>)

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→ジャガーXE【試乗記】
→ジャガーXFスポーツブレイク【試乗記】

 

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著者プロフィール:サトータケシ

1966年東京都生まれ。自動車誌『NAVI』の編集に携わり、同誌副編集長を務めたのちにフリーランスとして独立。『webCG』をはじめとした自動車メディアのみならず、一般誌、ファッション誌などでも活躍中の人気ライター/エディター。

 

SUV全盛の今だからこそスポーツサルーンの「XE」「XF」でより濃厚なジャガーネスを味わいたい。人気自動車ライターのサトータケシさんはそう語る。
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全体の75%がアルミ製というボディーを持つ「ジャガーXE」。FRレイアウトならではのステアリングフィールを味わえる。
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包み込まれるようなデザインの運転席まわりはコックピット感があふれる。インフォテインメントシステムだけでなく空調のコントロールにもタッチパネルを採用するなど、ユーザーインターフェイスは先進的だ。
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従来はエンジン始動でせり上がるロータリー式シフトセレクターを採用していたが、最新モデルではレバー式を採用。よりスポーツサルーン感が増している。
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「XE」よりもひと回り大きい「XF」にはジャガーの現行ラインナップで唯一のステーションワゴン「スポーツブレーク」が用意される。
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「XF」のゆったりとしたキャビンでは、よりラグジュアリーな気分を味わえる。
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