テスラが「モデル3+」を中国で発売へ 航続距離800km超を実現か!?

テスラが「モデル3+」を中国で発売へ 航続距離800km超を実現か!?

テスラが「モデル3」の新バリエーションである「モデル3+」を、早ければ2025年9月に中国で発売する予定であることが、現地メディアの報道で明らかになりました。

中国の現地メディア『Cailian』によると、モデル3+の価格は約27万人民元(約556万円)になると予想されています。新モデルは225kWのピークモーター出力を持つシングルモーターバリアントで、現在のシングルモーター仕様の194kWを上回る性能を実現します。

テスラ・モデル3+は、LG製三元リチウムイオン電池を搭載しており、航続距離が800km以上に達する可能性があります。

「テスラ・モデル3+」は、航続距離が800km以上に達する可能性も。

現在中国で販売されているモデル3の最長航続距離モデルは、LG製三元バッテリーを搭載した長距離全輪駆動版で、CLTC航続距離は753km、価格は28万5500人民元(約590万円)です。モデル3+が800kmを実現すれば、テスラ全車種のなかで最も長い航続距離を持つモデルとなります。

中国のEVメディア『CnEVPost』によると、テスラは2020年1月まで、667kmのCLTC航続距離を持つモデル3のシングルモーター長距離バージョンを中国で販売していましたが、その後販売を終了していました。モデル3+の登場により、長距離走行を重視するユーザー向けの選択肢が約5年ぶりに復活することになります。

テスラは2023年10月に更新されたモデル3(ハイランド)を中国で発売し、現在はエントリーレベルの後輪駆動版(23万5500人民元=約486万円)、長距離全輪駆動版、パフォーマンス版(33万9500人民元=約700万円)の3つのバリエーションを展開しています。

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