【スペック】全長×全幅×全高=4790×1780×1535mm/ホイールベース=2750mm/車重=1630kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4DOHC16バルブ(300ps/5600rpm、40.8kgm/2000-4800rpm)/価格=359万1000円(テスト車=431万5500円/本革シート+LEGACYマッキントッシュサウンドシステム&HDDナビ+サンルーフ=72万4500円)

スバル・レガシィツーリングワゴン2.0GT DIT(4WD/CVT)【試乗記】

3年目の本気 2012.07.18 試乗記 スバル・レガシィツーリングワゴン2.0GT DIT(4WD/CVT)
……431万5500円
マイナーチェンジを受け、スバル初となる直噴ターボの新エンジンを採用した「レガシィ」。300psを発生するスポーティーモデルの走りとは? ツーリングワゴンで試した。

あの日から3年

『新婚さんいらっしゃい!』で聞くなれそめの典型的なパターンのひとつに、「初対面の印象は最悪だった」というものがある。昔の青春ドラマでは取っ組み合いの大げんかから友情が芽生えたけれど、実際の生活でも「なんか第一印象が気にくわない」と思った人やモノほど長い付き合いになったりする。
なんというか、「気になる」と「気にくわない」は表裏一体かもしれない。少なくとも、全然印象に残らなかった人とは恋に落ちないのではないか。

3年前に、5代目となる現行「レガシィ」がデビューした時の初対面の印象も、最悪とは言わないまでも芳しいものではなかった。理由は二つ。いずれも、クルマの良しあしというより感情論だ。
まず、ボディーが大きくなってしまった。ステーションワゴンでいうと、先代より約10cm長くなり、5cm幅が広くなって約7cm背が高くなった。それから、随分と押し出しの強い顔になった。

丸刈りで若竹のようだった高校球児がプロ入りして、髪を染めてヒゲを生やして体をデカくして派手なネックレスをするようになってしまった。全体にボテッと太くなって、アスリートの精悍(せいかん)さやストイックさが失われたように感じたのだ。

そう思ったあの日から3年、レガシィシリーズが3度目のマイナーチェンジを受けた。毎年毎年、コツコツと改良していることになるけれど、今回のマイチェンは「フルモデルチェンジ級」の大がかりな変更だという。中でも目玉となるのが、300psを発生する2リッター直噴ターボのDIT(Direct Injection Turbo)エンジンを搭載するモデルだ。今回試乗したのは、ワゴンボディーの「レガシィツーリングワゴン2.0GT DIT」だ。

2009年5月にデビューした5代目「レガシィツーリングワゴン」。(写真=富士重工業)
2009年5月にデビューした5代目「レガシィツーリングワゴン」。(写真=富士重工業)
テスト車にはオプションの本革シートが装着されていた。専用のブルーステッチが施される。
テスト車にはオプションの本革シートが装着されていた。専用のブルーステッチが施される。
 
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