三菱ランサーエボリューション ファイナルエディション(4WD/5MT)

一時代の終焉 2015.07.17 試乗記 10代、23年間にわたって進化を続けてきた「ランサーエボリューション」にいよいよ終止符が打たれる。その最終進化形である「ファイナルエディション」に雨のサーキットで試乗した。

進化は“民衆化”でもある

「ランエボ」の愛称でおなじみのランサーエボリューションは、たびたび改良型が送り出されてきたが、10代目にあたる今回でいよいよ最終型が出て“打ち止め”となることになった。そのプレス試乗会が富士スピードウェイのショートサーキットで行われた。

ランエボは、元を正せばラリーへの出場を前提にしたチューンドカーであり、いわば究極の高性能車だ。市井にあまたあるスペシャリストの作とは異なり、単にパーツ交換しただけのクルマではない。メーカーが製作する市販車である以上、すべての点でキッチリ造られ、最新鋭の技術に裏付けられていることは言うまでもない。

その時点で最高の性能を誇った上で、さらにその発展型として10代目ともなると、まさに究極の完成度を誇るはずだ。細部まで煮詰めて、欠点難点をつぶしていくと、性能の追求だけでなく安全性も徹底して考慮されているわけだから、そうした意味ではランエボは、万人向けの“超安全高性能実用車”的な性格も兼備していることになる。

「ファイナルエディション」は初代「ランエボ」(1992年10月登場)から約23年間にわたる歴史の最後を飾る特別仕様車。ベースは「ランエボX GSR」の5MT車。1000台限定。予約受付はすでに4月10日に始まっている。
「ファイナルエディション」は初代「ランエボ」(1992年10月登場)から約23年間にわたる歴史の最後を飾る特別仕様車。ベースは「ランエボX GSR」の5MT車。1000台限定。予約受付はすでに4月10日に始まっている。
ボディーカラーは、レッドメタリック(写真)、チタニウムグレーメタリック、ファントムブラックパール、ライトニングブルーマイカ、ホワイトパールの5色。
ボディーカラーは、レッドメタリック(写真)、チタニウムグレーメタリック、ファントムブラックパール、ライトニングブルーマイカ、ホワイトパールの5色。
室内では、ステアリングホイール、シフトノブ、パーキングブレーキレバーなどにレッドステッチが入る。
室内では、ステアリングホイール、シフトノブ、パーキングブレーキレバーなどにレッドステッチが入る。
すべてのボディーカラーで、ルーフをブラックマイカに塗り分けるオプションが用意される(写真はレッドとブラックのツートン)。
すべてのボディーカラーで、ルーフをブラックマイカに塗り分けるオプションが用意される(写真はレッドとブラックのツートン)。
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