第15回:クラス随一の実力車!?
フォーカスのラゲッジルームを自転車ユーザーがきる!
2016.03.04
フォード・フォーカス日常劇場<PR>
オーナーの趣味や日々の生活を支える実用車にとって、走りと並んで重視されるのがラゲッジルームの使い勝手。そこで、webCGメンバーきっての自転車好きが「フォード・フォーカス」のラゲッジルームを拝見。独自の視点からその実用性をチェックしました。
Cセグメントのクルマとしては上々の出来栄え
突然ですが、自分はいわゆる“ローディー”です。どのくらい愛好しているかというと、自宅から約40km離れた編集部まで、毎日ロードバイクで通勤しているくらい。そして常々「自転車を載せられるセカンドカーが欲しいなあ」と考えておりました。そんな自分がフォーカスのリポートを任されたのなら、それはもう荷室を調べないわけにはいきません。
早速テールゲートを開け、後席を前倒しにします。フォーカスの後席は、座面を跳ね上げてから背もたれを倒すダブルフォールディング式で、荷室のフロアをフラットにできるのが特長なのですが、今回は背もたれを倒すだけにしておきます。理由は、フロアが適度にナナメっている方が、ブレーキを踏んだときに荷物が前にずれてこないから。個人の好みの問題ですが、自転車1台積むくらいならわざわざダブルフォールディングする必要はない、というのが“ズボラー”な自分の持論です。
次いで、いよいよわがいとしのロードバイクをパイルダーオン。事前に予想していたよりずっと積み込みは楽ですね。スポーティーな形のクルマなので、開口部は上の方がすぼまっているんじゃないかと危惧していたのですが、そんなことは一切なし。後ろから見たら、ちゃんとスクエアな形をしています。後、床面とバンパーの間に適度な段差があるのも○。これだと「走行中、テールゲートにものが当たるのが気になる」ということがありません。総じて、「自転車運搬車」としてはこのクラスで屈指の実力の持ち主と見ました。
余談ですが、自転車競技の世界には「チームスカイ」と呼ばれる超・強豪チームがありまして、今年はフォードがそこにサポートカーを提供するのだとか。フォーカスに自転車を積んで走っていたら、なんだか自分がチームスカイの一員になったような、そんな妄想に浸れました。
そんなところも含め、自転車愛好家のマイカーにフォーカスという選択肢はアリだと思いました。全国の同志よ、ぜひご一考あれ。
(webCG 折戸)
第14回:フォーカスの実用燃費報告 約2000km走って11.0km/リッターを記録
第16回:フォーカスの中心で愛をさけぶ? ひとりのドライブを盛り上げるオーディオ便利機能

webCG 編集部
1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。
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