第3回:国内最大の販売拠点で聞くランドローバー認定中古車の魅力
質にも 数にも 自信あり 2019.04.26 ランドローバーに認定中古車という選択肢<PR> ジャガー・ランドローバーの認定中古車センターの中でも、国内最大級の規模を誇る「ジャガー・ランドローバー・アプルーブド足立」。クルマを買うため、遠方からはるばる足を運んでくる人もいるというこの拠点の魅力を、責任者への取材を通して探った。高年式・低走行のクルマが集まる理由
首都高速川口線の鹿浜橋出口から約5分、環状七号線に面したジャガー・ランドローバー・アプルーブド足立は、交通の便に恵まれた認定中古車センターである。ジャガー・ランドローバーの最新のCI(コーポレート・アイデンティティー)にのっとった店構えは明るく開放的。「新車のディーラーだと思ってご来店されるお客さまも多いんです」と語るのは、アプルーブド足立の責任者を務める中村善和氏だ。
アプルーブド足立を訪れてまず驚くのは、広々としたスペースにたくさんの車両が展示されていることだ。聞けば、ジャガー・ランドローバーの認定中古車の販売拠点としては日本最大級の規模で、常時70台を展示しているという。ちなみに、アプルーブド足立を運営するジャガー東京は、埼玉県鶴ヶ島市でアプルーブド鶴ヶ島も手がけており、2つの拠点を合わせると120台が用意されているというから、そのスケール感には驚かされる。
中村氏の案内でまずは展示車両をチェックする。興味深いのは、いずれの車両も高年式・低走行距離であるということだ。その理由を中村氏に尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「私どもジャガー東京は、東京ベイ有明、世田谷、杉並、そして川口の4つの拠点で営業しています。アプルーブドカーセンターに入庫するのは、基本的には4つの拠点で使用したデモカーか社有車です。お客さまから下取りした車両も入りますが、その場合もここで販売するものは厳選しています」
なるほど、走行距離が1000km台、2000km台の車両が多いのには、そうした理由があるのだ。
“見比べて選べる”ことの大切さ
もうひとつ、展示車両を見て回りながら感じたのは、たくさんの車両があると色違いの同じモデルを見比べることができるということだ。例えば「レンジローバー イヴォーク」は、ダークな色だと精悍(せいかん)でタフな印象となるけれど、明るい色だと一転してエレガントで華やいだ雰囲気となる。
中村氏にそう伝えると、「ジャガー・ランドローバーをお選びになるお客さまは、色へのこだわりを強くお持ちなので、実車をご覧になって内外装の色の組み合わせを確認することは大事だと思います」とうなずいていた。
「こちらで車両をご覧になって、写真で見た色とはイメージが違うから、もともと買おうと思っていたのとは別のボディーカラーを選ばれるというケースも多いですね」
エクステリア同様、インテリアを見比べられるのもアプルーブド足立ならではの醍醐味(だいごみ)だ。内外装の組み合わせはもちろん、レザーやウッドの色艶、手触りなどを、リアルに比較できる。
「デモカーを発注する時は、お客さまにいろいろなタイプを見ていただきたいという狙いがありますから、いろいろな仕様をオーダーします。したがって、ここに入ってくる車両も、オプション満載のものからシンプルなものまで幅が広い。そのあたりも、お客さまが好みの仕様を見つけやすい環境につながっていると思います」
ランドローバーやジャガーは、エンジン排気量が何リッターで何百馬力というスペックと並んで、インテリアカラーとボディーカラーの組み合わせも大事だと思う。レンジローバーを買うという行為の中には、レンジローバーを“仕立てる”というニュアンスも含まれているのではないか。ここではたくさんの仕様から選ぶことができるから、中古車でありながら、“仕立てる”という行為まで楽しむことができるのだ。
いまランドローバーのSUVが注目される理由
中村氏に、ここ最近のランドローバーの売れ筋や引き合いの多いモデルを尋ねる。
「手ごろな価格帯に加えて、サイズ的にどこでも誰でも運転しやすいということもありまして、レンジローバー イヴォークや『ディスカバリー スポーツ』の動きが活発ですね。ただ、SUVそのものが注目を集めているようで、その2台に限らず、ランドローバーのどのモデルも動きが速いと感じています」
ランドローバーは70年以上にわたってSUV一筋という、世にも珍しいSUV専業メーカーだ。各社がSUVブームに乗じてたくさんのモデルを投入しているいまだからこそ、SUVの性能を磨き、この市場をけん引してきた老舗への注目が高まっているのかもしれない。
ここ最近、自動車専門サイトや専門誌で、新しいレンジローバー イヴォークの試乗記が掲載されている。間もなく新型が出ることは、現行イヴォークのアプルーブドカーの動きにどのような影響を与えているのだろう。
「最終モデルが一番熟成されているからと、あえて現行モデルをお探しになる方もいらっしゃいますね。新型が実際に日本に入ってくると、例えば従来型を下取りに出して新型を購入する方など、いろいろと動きがありそうです」
中村氏に案内されて、商談スペースや納車スペースを見学する。店舗の内部は外観と同じく明るく上質な雰囲気でしつらえられており、セールス担当と気分よく商談ができそうだ。感心したのは屋内にある納車スペースで、ここなら悪天候時でも雨にぬれずに車両をチェックできる。気配りが行き届いている。
遠方からはるばる買いに来られる方も
認定中古車を購入するにあたっては、だれもがメンテナンスや保証を気にするはずだが、「その点も、ジャガー・ランドローバーのアプルーブドカーは完璧です」と中村氏は胸を張る。まずは内装からエンジンに至るまで、165カ所におよぶ認定テクニシャン(整備士)のチェックを受け、併せてサービス記録の更新も確認するという。「整備履歴が明らかでない個体は、絶対にありません」とのことだ。さらに、認定中古車には走行距離無制限の24カ月保証が標準で備わり、購入後はそれぞれの地域の正規ディーラーで整備を受けることができる。
豊富な品ぞろえと確かなアフターサービスによって、北は北海道、南は九州から買いに来られる方がいるという。
「通信販売はお受けしていないので、購入される方は必ず一度、ご来店いただくことになります。東京旅行や出張のついでに実車をご覧になって、ご成約になったケースもあります。最寄りの駅までお迎えに上がりますので、遠慮なくお申し付けください」
まずはホームページをチェックして好みのモデルや仕様を探し、店舗へ実車を見に行く。ただし、前述したようにランドローバーのどのモデルも動きが激しいので、事前に電話をしてまだ残っているかを確認したほうが安心とのことだ。
とにもかくにも、中古車とは一期一会。頻繁にホームページをチェックすることをお勧めしたい。帰り際にもう一度展示車両をチェックすると、新車と見た目には変わらないピカピカのモデルがリーズナブルなプライスタグとともに並んでいて、取材で来ていた自分ですら、心がぐらぐらするくらいなのだから。
(文=サトータケシ/写真=荒川正幸)
→第1回:認定中古車のレンジローバー イヴォークを試す
→第2回:ディスカバリー スポーツで知る認定中古車の魅力
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