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試して納得! コンチネンタルタイヤ「ExtremeContact DWS06 PLUS」の頼もしさ
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みなぎる万能感 2021.03.29 2021 Spring webCGタイヤセレクション<AD> 生方 聡 コンチネンタルタイヤの「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」をひとことで表すならば、「スキのないスポーツタイヤ」だ。高い走行性能に加えて、快適性とロングライフ性能も確保。さらに急な天候変化にも対応するというのだから、まさに選んで間違いのない一本といえるだろう。

マッド&スノー対応のスポーツタイヤ

スポーツモデルのオーナーや、ドレスアップでホイールのインチアップを考えているクルマ好きにとって、悩みのタネはタイヤ選び。気持ちのいい走りをサポートするスポーツタイヤは、コンフォートタイヤに比べて高価で、インチアップする場合はさらに値段が高くなるのが一般的だからだ。かといって、ドライ路面でのグリップを諦めたり、安全性を左右するウエットグリップに妥協したりはしたくない……。

そんな声に応えてきたのがコンチネンタルタイヤの「エクストリーム・コンタクト DWS06」だ。このタイヤは、コンチネンタルが北米マーケットをメインターゲットとして開発した商品で、高いドライ&ウエット性能に加えて、急な雪にも対応できるM+S(マッド&スノー)タイプのスポーツタイヤである。しかも、優れたロングライフ性能と求めやすい価格により、ひそかに注目を集めていた。

その後継モデルとして、スノーとウエットブレーキング性能をさらに向上させたのが、2021年3月に日本に上陸したエクストリーム・コンタクト DWS06 プラスである。今回は、ハンドリングが自慢の「スバル・インプレッサスポーツSTI Sport」の4WD仕様に装着し、その実力を試すことにした。タイヤサイズは新車装着と同じ225/40ZR18である。結論から先に言ってしまうと、エクストリーム・コンタクト DWS06 プラスは、インプレッサSTI Sportの実力を発揮させるのにふさわしい性能の持ち主だった。

→コンチネンタルタイヤ「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」の詳しい情報はこちら

今回は「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」を「スバル・インプレッサスポーツSTI Sport」に装着。コンチネンタルの最新スポーツタイヤによる走りを味わってみた。
今回は「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」を「スバル・インプレッサスポーツSTI Sport」に装着。コンチネンタルの最新スポーツタイヤによる走りを味わってみた。拡大
「エクストリーム・コンタクト DWS06」の後継にあたる「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」。スノーとウエットブレーキング性能がさらに強化されている。
「エクストリーム・コンタクト DWS06」の後継にあたる「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」。スノーとウエットブレーキング性能がさらに強化されている。拡大
「M+S」タイプであることを示す記号がレイアウトされる。急な天候変化にも慌てずにすむのが心強い。
「M+S」タイプであることを示す記号がレイアウトされる。急な天候変化にも慌てずにすむのが心強い。拡大

ドレスアップ派も納得のデザインとラインナップ

コンチネンタルといえば、輸入車オーナーにはおなじみのタイヤブランドであり、ヨーロッパ車の3台に1台はコンチネンタルが新車装着されている。こうしたOEタイヤだと、サイドウォールに記されるロゴはどちらかといえば控えめだが、このエクストリーム・コンタクト DWS06 プラスは、アフターマーケット向けの商品ということもあって「CONTINENTAL」と「EXTREMECONTACT」の文字が誇らしげに描かれ、ドレスアップ映えするデザインに仕上げられている。全90サイズという豊富なラインナップもうれしいところだ。

早速走りだすと、スポーツタイヤというイメージとは裏腹に、快適さにも配慮されていることに驚く。スポーツタイヤはロードノイズが大きく、乗り心地も硬いのが一般的だが、このエクストリーム・コンタクト DWS06 プラスは、想像していたよりもずっとロードノイズが低く、また、乗り心地もマイルドで、快適さではコンフォートタイヤに迫るものがある。それでいてタイヤそのものの剛性感は高く、スポーティーな足まわりを持つインプレッサSTI Sportとの相性はなかなかのものだ。

一方で、エクストリーム・コンタクト DWS06 プラスはコンフォートタイヤとは一線を画する高いグリップ性能の持ち主であることがすぐにわかる。しっかりと路面を捉える様子が、ステアリングから伝わってくるのだ。高速走行時の直進安定性は非常に高く、それでいてステアリングの中立付近であいまいさがないのもうれしいところだ。

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サイドウォールで主張する「EXTREMECONTACT DWS06 PLUS」のロゴ。ドレスアップ派も満足の仕上がりだ。
サイドウォールで主張する「EXTREMECONTACT DWS06 PLUS」のロゴ。ドレスアップ派も満足の仕上がりだ。拡大
トレッドに刻まれた「D」「W」「S」からなる「パフォーマンス・インジケーター」。例えばSが消えていればスノーの走行ができない摩耗状態であることがひと目でわかる。
トレッドに刻まれた「D」「W」「S」からなる「パフォーマンス・インジケーター」。例えばSが消えていればスノーの走行ができない摩耗状態であることがひと目でわかる。拡大
3つ並んだ長方形のくぼみが「アライメント・インジケーター」だ。この摩耗度合いを見ることで、ドライバーが自らホイールアライメントをチェックできるようになっている。
3つ並んだ長方形のくぼみが「アライメント・インジケーター」だ。この摩耗度合いを見ることで、ドライバーが自らホイールアライメントをチェックできるようになっている。拡大

先代譲りのロングライフ性能

ワインディングロードでは、ステアリング操作に対して素直にグリップが立ち上がり、インプレッサSTI Sportの軽快なハンドリング性能をしっかりと引き出してくれる。コーナリング時のグリップには十分な余裕があり、どこからでもアクセルペダルを踏み込んでいける安心感がある。

ただ、これだけ高機能だと、タイヤの摩耗が早いのではないかと心配になるところだが、先代のロングライフ性能がこのエクストリーム・コンタクト DWS06 プラスにもしっかりと受け継がれている。スポーツタイヤながら路面とのコンタクトがスムーズで、トレッドに余分な負担をかけない設計がロングライフにつながっているのだろう。

さらに、タイヤの寿命を安心して使い切れる工夫も見逃せない。トレッド面を見ると「D」「W」「S」の文字に気づくはずだ。これは単なるデザイン上の演出ではなく、「パフォーマンス・インジケーター」と呼ばれる機能である。Dはドライ、Wはウエット、Sはスノーの性能限界をそれぞれ意味しており、タイヤが摩耗するとS→W→Dの順に文字が消えていく仕組みになっている。つまり、路面に応じたパフォーマンスを発揮できる目安がわかるようになっているのだ。

さらにトレッド面の両端に刻まれた「アライメント・インジケーター」により、偏摩耗のチェックが可能で、もし一方だけ消えているときはホイールアライメントの調整が必要なことを意味する。タイヤを長く使うためのこうした機能も、うれしいかぎりだ。

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縦溝の中に配されたはしご状の突起が力強く雪を捉えることで積雪路でのグリップ能力を高めている。
縦溝の中に配されたはしご状の突起が力強く雪を捉えることで積雪路でのグリップ能力を高めている。拡大
上の写真で中央部分にレイアウトされた斜めのトレッドが「Xサイプ」だ。全方向に有効なエッジを生かして雪道や滑りやすい路面でのトラクションを確保している。
上の写真で中央部分にレイアウトされた斜めのトレッドが「Xサイプ」だ。全方向に有効なエッジを生かして雪道や滑りやすい路面でのトラクションを確保している。拡大
2021年3月1日から順次発売されている「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」。全90サイズという豊富なラインナップも魅力だ。
2021年3月1日から順次発売されている「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」。全90サイズという豊富なラインナップも魅力だ。拡大

手ごろな価格の万能タイヤ

取材当日は雨が降ったりやんだりというあいにくの空模様だったが、試乗する立場からは格好のコンディションである。時折雨が強まる中を高速で走る場面でも、グリップが不足する印象はなく、ステアリングホイールに軽く手を添えているだけで高い直進性が保たれるのはうれしいかぎりだ。ウエットコンディションのコーナーでもしっかりと路面を捉え、安心してドライブを楽しむことができた。

あいにく今回の取材では雪道を走るチャンスはなかったが、突然の天候変化による積雪なら、サマータイヤとは段違いのグリップを発揮するのが、エクストリーム・コンタクト DWS06 プラスの強みである。トレッド面の中央部分に斜めに交わるパターンを用いるなど、スポーツタイヤとしては珍しいデザインを採用するのはこのためだ。さらに、このクルマのような4WDとの組み合わせなら、いざという場面で慌てなくてすむはずで、その安心感は計り知れない。

加えて、雪道では縦溝の底にはしご状に配された突起の「トラクション・グルーブ」がキャタピラーのようにグリップを確保するほか、全方向に対して有効なエッジを持つ「Xサイプ」がトラクション能力を発揮するという。ただし、最近人気が高まっている欧州タイプのオールシーズンタイヤや、スタッドレスタイヤとは異なり、高速道路の冬用タイヤ規制には対応していないのでご注意を。

このように、走行性能と快適性が高い次元でバランスされたエクストリーム・コンタクト DWS06 プラス。メジャーブランドのコンチネンタルが手がけているという安心感に加えて、手ごろな価格とロングライフ、ドレスアップ/インチアップに最適な豊富なタイヤサイズ、ドライ、ウエット、スノーという路面状況を問わず高いグリップ性能を発揮するオールラウンドな性能などを考えると、スポーツタイヤの選択肢としてぜひ記憶に留めておいてほしい商品といえるだろう。

(文=生方 聡/写真=花村英典)

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どしゃ降りの雨の中を行く。従来モデルから大幅に向上したというウエット性能が安心感をもたらす。
どしゃ降りの雨の中を行く。従来モデルから大幅に向上したというウエット性能が安心感をもたらす。拡大
アウト側のブロックに配された、トレッドのゆがみを減らす「チャムファード・エッジ」の数を増やすことで、滑りやすい路面でのグリップ性能を強化している。
アウト側のブロックに配された、トレッドのゆがみを減らす「チャムファード・エッジ」の数を増やすことで、滑りやすい路面でのグリップ性能を強化している。拡大
ハンドリング性能を高める硬いコードと路面からの衝撃を吸収する柔軟性の高いコードを組み合わせ、スムーズで静粛性の高い走りを実現している。
ハンドリング性能を高める硬いコードと路面からの衝撃を吸収する柔軟性の高いコードを組み合わせ、スムーズで静粛性の高い走りを実現している。拡大
走行性能と快適性が高い次元でバランスされ、いざというときの備えも万全な「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」。スポーツタイヤを選ぶ楽しみを広げてくれるニュータイヤだ。
走行性能と快適性が高い次元でバランスされ、いざというときの備えも万全な「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」。スポーツタイヤを選ぶ楽しみを広げてくれるニュータイヤだ。拡大

車両データ

スバル・インプレッサスポーツSTI Sport

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4475×1775×1480mm
ホイールベース:2670mm
車重:1400kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ
トランスミッション:CVT
最高出力:154PS(113kW)/6000rpm
最大トルク:196N・m(20.0kgf・m)/4000rpm
タイヤ:(前)225/40ZR18 92Y/(後)225/40ZR18 92Y(コンチネンタルタイヤ エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス)
燃費:12.4km/リッター(WLTCモード)
価格:300万3000円

スバル・インプレッサスポーツSTI Sport
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