マツダ・アテンザがビッグマイナーチェンジ

2014.11.20 自動車ニュース
ビッグマイナーチェンジを受けた「マツダ・アテンザセダン」。
ビッグマイナーチェンジを受けた「マツダ・アテンザセダン」。

「マツダ・アテンザ」がビッグマイナーチェンジ

マツダは2014年11月20日、マイナーチェンジを施した「マツダ・アテンザセダン/アテンザワゴン」を発表した。2015年1月7日に発売する。

「アテンザセダン」のリアビュー。
「アテンザセダン」のリアビュー。
ALHの作動イメージ図。
ALHの作動イメージ図。
BSM(上)およびRCTA(下)の作動イメージ図。
BSM(上)およびRCTA(下)の作動イメージ図。
SCBSおよびAT誤発進抑制制御の作動イメージ図。
SCBSおよびAT誤発進抑制制御の作動イメージ図。
「アテンザワゴン」のフロントビュー。
「アテンザワゴン」のフロントビュー。
「アテンザワゴン」のリアビュー。
「アテンザワゴン」のリアビュー。
LEDシグネチャーウイングの採用で「夜間におけるブランド表現」が強化された。
LEDシグネチャーウイングの採用で「夜間におけるブランド表現」が強化された。
インストゥルメントパネルが一新された。写真は「XD Lパッケージ」(FF)。
インストゥルメントパネルが一新された。写真は「XD Lパッケージ」(FF)。
白の本革内装は従来のオフホワイトからピュアホワイトに変更された。
白の本革内装は従来のオフホワイトからピュアホワイトに変更された。
パーキングブレーキが従来の手動式から電動式に変更された。
パーキングブレーキが従来の手動式から電動式に変更された。

■デザインから安全装備まで大幅に変更

今回のマイナーチェンジで先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」の装備内容を強化したほか、走りの性能を磨き込んだ。また、外観デザインの一部を変更するだけでなく、内装ではインストゥルメントパネルを一新するなど、その変更の内容は大規模なものとなっている。変更内容は以下のとおり。

<i-ACTIVSENSEの変更点>
・LEDアレイ方式グレアフリー(防眩<ぼうげん>)ハイビームを備えたヘッドライトシステム「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」を搭載した。対向車や先行車のドライバーを幻惑させることなく、常時ハイビームでの走行が可能となり、夜間走行における視認性を向上させた。
・従来の「リア・ビークル・モニタリングシステム(RVM)」の検知範囲を広げ、自車の後方のみならず、側方から接近する車両も検知する「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」を採用した。後退時に接近する車両を検知して警告する「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」機能も採用した。
・「レーンキープ・アシスト・システム(LAS)」を採用した(マツダ初)。車線を認識してステアリング操舵(そうだ)トルクのアシストや、ステアリング振動警報によって運転操作をサポートする。
・高速走行時のドライバーの運転状態をチェックし、適度な休憩を促す「ドライバー・アテンション・アラート(DAA)」を採用した(マツダ初)。
・事故の多い後退時の衝突被害を軽減する「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)」、および「AT誤発進抑制制御[後退時]」を採用した。
・以前から設定していた、前方衝突の回避と被害の軽減をサポートする「スマート・ブレーキ・サポート(SBS)」の対応可能な相対速度差を拡大した。
・ALH、BSM、LASを標準装備した新グレード「PROACTIVE」を設定した。

<走行性能に関する改良点>
・新構造の前後ダンパー、フロントロワアームのブッシュ形状最適化などにより、スムーズでフラット感の高い乗り心地を実現した。
・より快適に会話が楽しめるようNVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)性能を向上させた。車内に伝わる騒音を、荒れた路面走行時で従来比約10%、高速走行時で同約25%低減させた。
・高振動吸収ウレタンを採用するなど進化したフロントおよびリアシート構造により、包まれるかのようなフィット感と優れたホールド性、上質な乗り心地を実現した。
・ガソリンエンジン車には、走行モード切り替え機構「ドライブセレクション」を採用した。
・2.2リッターディーゼルエンジン(SKYACTIV-D 2.2)搭載車には、新世代4WDシステムを新たに設定した。
・新世代4WDシステムのPTO・リアデフオイルに、新開発の低粘度化学合成オイルを採用した。

<エクステリアデザインの変更点>
・水平基調を強めたフロントグリルの「フィン」と、より立体的な造形の「シグネチャーウイング」を採用し、フロントフェイスの精悍(せいかん)さとエレガントさを強調した。
・リアコンビネーションランプにLED発光シグネチャーを採用し、引き締まったリアビューを演出した。
・フロントにLEDシグネチャーウイングを採用することで、「夜間におけるブランド表現」を強化した(「Lパッケージ」に標準装備)。
・19インチアルミホイールに金属感と深みのある輝きを強調する高輝度塗装を施し、従来よりもダークな色調とした(Lパッケージに標準装備)。
・新開発の「ソニックシルバーメタリック」と、「アクセラ」から採用している「チタニウムフラッシュマイカ」を追加し、エクステアリアカラーを全8色とした。

<インテリアデザインの変更点>
・インストゥルメントパネルやセンターコンソールの造形を変更し、インテリアを一新した。パーツのつながりや統一感を徹底的に研ぎ澄まし、質感を大幅に向上させた。
・独自のヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)コンセプト「Heads-up Cockpit」に基づき、ドライバーオリエンテッドなコックピット空間と、横方向にすっきりと広がる造形による開放的な助手席空間を両立させた。
・黒の本革内装と黒のファブリック内装を継承したうえで、白の本革内装をピュアホワイトに変更した。さらに本革内装には新たなカラーコーディネーションを採用した。
・電動パーキングブレーキ(EPB)を全車に採用(標準装備)した。
・高さを抑えたダッシュボードの上に、7インチセンターディスプレイを配置した。
・車速や先進安全装備の情報など、リアルタイムに変化する情報を表示する「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」を全車で標準装備とした。
・スマートフォンなどと連携するカーコネクティビティーシステム「MAZDA CONNECT(マツダコネクト)」と、同装備を操作する「コマンダーコントロール」を全車で標準装備とした。
・後席シートヒーターをマツダとして初採用し、快適性を向上させた(Lパッケージに標準装備)。
・スイッチ操作により自動で展開・格納できる電動リアサンシェードを採用した(セダンのLパッケージに標準装備)。

新しい車両価格は276万4800円から396万9000円まで。

(webCG)

関連記事
  • マツダ・アテンザセダンXDプロアクティブ(FF/6AT)【試乗記】 2016.10.3 試乗記 「アクセラ」に続き、フラッグシップモデルの「アテンザ」にも、さらなる“走る歓び”を追求するマイナーチェンジが施された。G-ベクタリングコントロールなどの新機軸を得た新型の走りはどう変わったのだろうか。
  • マツダ・アクセラスポーツ15XD(FF/6AT)/アクセラセダン22XD Lパッケージ(FF/6AT)【試乗記】 2016.8.18 試乗記 「マツダ・アクセラ」がマイナーチェンジを受け、1.5ディーゼル搭載の「15XD」が登場。また、さらなる人馬一体感を実現する「G-ベクタリングコントロール」が採用された。注目の「15XD」と、2.2ディーゼルの「22XD」に試乗した。
  • マツダCX-5 XD Lパッケージ(FF/6AT)【試乗記】  2017.3.13 試乗記 「マツダCX-5」がフルモデルチェンジ。新型は内外装を一新、G-ベクタリングコントロールなどの最新技術も新たに装備される。2.2リッターディーゼルエンジン搭載の「XD」で、春二番吹き荒れる如月(きさらぎ)の房総を走った。
  • マツダ・アクセラスポーツ/アテンザワゴン/デミオ【試乗記】 2017.1.26 試乗記 マツダの現行ラインナップに北海道・剣淵のテストコースで試乗。彼らが独自のシャシー制御技術とマン・マシン・インターフェイスに対する“こだわり”によって追及しているものとは何か? 雪上でのドライビングを通して確かめた。
  • 第407回:DSの「第2章」が始まる
    ブランド統括責任者が語るこれからのDS
    2017.4.28 エディターから一言 日本でも専売店「DSストア」をオープンするなど、“攻め”の姿勢を見せているフランスのDSオートモビル。同社のブランド統括責任者、エリック・アポド氏にインタビューし、大きな変化を遂げようとしているDSの今、そして将来について聞いた。
  • プジョー308SW GT BlueHDi(FF/6AT)【試乗記】 2017.4.25 試乗記 ディーゼルの本場フランスのプジョーが日本に導入したクリーンディーゼルモデル「308SW GT BlueHDi」で、東京から名古屋までのロングツーリングを実施。往復735kmの道のりで見えてきた、このクルマの魅力と欠点とは?
  • マツダCX-5 20Sプロアクティブ(FF/6AT)【試乗記】 2017.4.14 試乗記 2リッターのガソリンエンジンを搭載する「マツダCX-5」のベースグレード、「20S」に試乗した。ディーゼルモデルが圧倒的な人気を集めるCX-5のラインナップにおいて、パワーもトルクも控えめに映る20Sの“存在意義”とは? その魅力を探った。
  • BMW 523dラグジュアリー(FR/8AT)【試乗記】 2017.3.2 試乗記 全方位的進化を遂げた新型「BMW 5シリーズ」。部分自動運転を可能とし、燃費も大幅に改善するなど話題に事欠かないが、実際に運転してひしひしと伝わってきたのは車体の“軽さ”だった。「523dラグジュアリー」に試乗した。
  • マツダ・アクセラスポーツ15XD Lパッケージ(FF/6AT)【試乗記】 2016.9.7 試乗記 マイナーチェンジを機にラインナップに加えられた、「マツダ・アクセラスポーツ」の1.5リッターディーゼルモデルに試乗。新たなパワーユニットがもたらす走行性能や、走りの質を向上させるという新技術の効果についてリポートする。
  • マツダ・アテンザセダン25S Lパッケージ(FF/6AT)/アテンザワゴン20S(FF/6AT)【試乗記】 2012.12.29 試乗記 マツダ・アテンザセダン25S Lパッケージ(FF/6AT)/アテンザワゴン20S(FF/6AT)
    ……313万6500円/280万9750円

    「SKYACTIV(スカイアクティブ)」テクノロジーと「魂動(こどう)」デザインを採用し、生まれ変わった新型「アテンザ」。マツダの新たなフラッグシップモデルの実力を、まずはガソリンエンジン搭載車で試した。
ホームへ戻る