アップルが開発しているとされる電気自動車「アップルカー」の発売が予定よりも2年遅れ、早くとも2028年になると報じられています。

そんななか、アップルカーに携わっていたジョナス・ラインケとD・J・ノヴォトニーが米電気自動車メーカーのリヴィアンに移籍したことが明らかになりました。
ジョナス・ラインケはアップルで「プロダクト、モビリティー、自動車サービス(Product, Mobility and Automotive Services)」と呼ばれる部門を率いていました。転職に伴い、LinKedIn(リンクトイン)に以下のメッセージを投稿しています。
「アップルでの4年間は、刺激的な挑戦と機会に満ちたものでした。非常に才能のある人々と共に働けたことに感謝しています。リヴィアンで製品管理のヴァイスプレジデントとして新たな役割を担うことになり、わくわくしています。リヴィアンは非常に革新的で素晴らしい製品をつくり出しており、強力な製品ポートフォリオを構築する旅に参加できることを光栄に思います」

D・J・ノヴォトニーは、アップルに約25年間勤務したベテランです。リヴィアンの車両プログラム(Vehicle Programs)のシニアヴァイスプレジデントに就任したとのことです。
リヴィアンといえば、現在はピックアップ型の「R1T」とSUV型の「R1S」を販売しています。すでにより車体の小さな「R2」および「R3」の開発を行っています。
アップルの技術者の移籍が、リヴィアンのR2、およびR3にどのような影響を与えるのか、業界の注目が集まっています。
メインカット:生成AIで作成したアップルカーの完成予想図。