ヒョンデが2025年発売の新型EV「アイオニック9」を発表 3列シートのSUV

ヒョンデが2025年発売の新型EV「アイオニック9」を発表 3列シートのSUV

ヒョンデは2024年11月21日、3列シートを備えた新型電気電気自動車「IONIQ 9(アイオニック9)」を発表しました。

ヒョンデ・アイオニック9

今回の発表会は、ミッドセンチュリーモダン建築の象徴として知られるアメリカ・ロサンゼルスのゴールドスタインハウスで開催。同社は2030年までに23モデルのEVラインナップを展開する計画の一環としてアイオニック9の投入を発表しました。

 

 

アイオニック9は、最大7人乗りに対応する3列シートSUVで、広々とした室内空間と最新のテクノロジーが特徴。EV専用プラットフォーム「E-GMP」を採用し、110.3kWhの大容量バッテリーを搭載。WLTPモード走行で最大620kmの航続距離を実現しています。

 

ボディーサイズは、全長×全幅×全高=5060×1980×1790mm。ホイールベースは、ヒョンデ車で最長となる3130mmです。室内高は1899mm、荷室容量は、3列シート使用時で620リッター、3列目を折りたたんだ状態で最大1323リッター。さらに、フロントトランク(フランク)は後輪駆動モデルで88リッター、四輪駆動モデルで52リッターという大容量。

 

 

インフォテインメントシステムには、12インチのクラスターディスプレイと12インチの統合モニターからなるパノラミックカーブドディスプレイを採用。オーディオシステムは標準で8スピーカーを装備し、オプションでBOSEの14スピーカーシステムも選択可能です。

 

同車は350kW急速充電に対応し、バッテリー残量10%から80%までは最速で約24分。Vehicle-to-Load(V2L)機能も標準で装備しています。

アイオニック9は、2025年前半に韓国および米国市場で販売が開始され、その後欧州などのグローバル市場へ順次展開される予定です。

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