サイバートラックって、何がすごいの? 「サイバートラックについて知っておきたい10のこと」PART 2

サイバートラックって、何がすごいの? 「サイバートラックについて知っておきたい10のこと」PART 2

今週は、サイバートラックウイーク! いま、最も注目されているEV「テスラ・サイバートラック」の納車がついに始まるのです。そこで『EVcafe』では、「サイバートラックについて知っておきたい10のこと」と題して、日替わりでサイバートラックに関するQ&Aをお届けします!

 

Q2:サイバートラックって、ぶっちゃけ何がすごいの?

A:ボディーがステンレス製で頑丈なんです。そんなクルマはかつて「デロリアン」しかありません。

 

サイバートラックの最大の特徴は、その外観デザインと素材です。ボディーはフラットな平面で曲線が一切なく、ポリゴンみたいなカクカクしたシェイプが印象的です。それは、サイバートラックのボディーがステンレススチールで構成されているから。

 

ニューヨークのリンカーンセンターで一般公開されているテスラサイバートラック(Photo by Roman Tiraspolsky)
ニューヨークのリンカーンセンターで一般公開されている「テスラ・サイバートラック」。(Photo by Roman Tiraspolsky)

 

そう、皆さんの自宅のキッチンと同じ素材、ステンレススチールで外装がつくられたモデルなのです。ボディーは頑丈で堅牢(けんろう)。しかもさびないし、手入れも簡単です。そんなクルマは、これまでデロリアン(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムトラベルを行うあのクルマです)しかありませんでした。

 

ステンレススチールで外装が作られたデロリアン(撮影場所:イギリス、ナショナル・モーター・ミュージアム)
ステンレススチールで外装がつくられた「デロリアン」。(撮影場所:イギリス、ナショナル・モーター・ミュージアム)

 

写真のデロリアンDMC-12は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で実際に使用された特別仕様です(撮影場所:米国、ピーターセン自動車博物館)
写真の「デロリアンDMC-12」は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で実際に使用された特別仕様です(撮影場所:米国、ピーターセン自動車博物館)

 

DMC-12は、1980年代初頭に9000台しか製造されていませんが、サイバートラックは年間15万台の製造を目標にしています。発表以来、すでに150万台以上のバックオーダーが入っているといわれており、その量産にはかなり革新的な製造技術が多数導入されているもようです。

オースティンのギガテキサスで行われるサイバートラックの納車イベントは、2023年11月30日の14時スタートと発表されました。日本時間で12月1日の朝5時です。楽しみに待ちましょう。

 

今週は「サイバートラックウイーク」。EVcafeでは、日替わりでサイバートラックの情報をお伝えしていきます。

 

【もっと読む】

・サイバートラックの納車はいつ始まる? 「サイバートラックについて知っておきたい10のこと」PART 1
・サイバートラックって、みんな同じ色なの? サイバートラックについて、知っておきたい10のこと」PART3

 

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