イーロン・マスクは2024年2月28日、2017年のお披露目イベント以来まったく音沙汰のなかった新型「テスラ・ロードスター」について、実に久しぶりにその進捗をX(旧Twitter)にポストしました。

イーロン・マスクのXへのポストによれば、
「今夜、われわれは新型テスラ・ロードスターのデザイン目標を抜本的に引き上げた」
「これをクルマと呼べるのかどうかわからないが、こんなクルマはもう二度と出てこないだろう」
「年内にはプロダクションデザインが完了し、年末に発表、来年の出荷を目指す」
「テスラとスペースXとのコラボレーションになる」
「このデモは、史上最も衝撃的な製品デモになる可能性があると思う」
イーロン・マスクはさらに、2018年6月10日に投下した自らのポストをリポストしています。
「新型ロードスターのスペースXオプションパッケージには、車両の周囲にシームレスに配置された最大10個の小型ロケットスラスターが含まれます。これらのロケットエンジンは、加速、最高速度、ブレーキ、コーナリングを劇的に向上させます。もしかしたらテスラが飛行できるかもしれません」

「ロケットエンジンを搭載した電気自動車」がつくられようとしているのでしょうか? だとしたら、自動車の運転免許証で運転できるのでしょうか? 果たしてその乗り物は「エコ」なのでしょうか? わからないことだらけです。いずれにせよマスクの「これをクルマと呼べるのかどうかわからないが」「史上最も衝撃的な製品デモ」などの表現からは、とんでもないモンスターマシンが構想されていることは間違いないでしょう。
2024年末、「サイバートラック」をしのぐものすごい衝撃が訪れるかもしれません。新型ロードスターの年内の詳細発表、そして「史上最も衝撃的なデモ」が楽しみです。
2017年に開催された「テスラ・ロードスター」のお披露目イベント