スバルは、2025年ニューヨーク国際オートショーにて、同社2番目の電気自動車となるSUV「トレイルシーカー」を発表しました。同車は、スバルの伝統であるシンメトリカルAWDシステムを標準で装備し、最低地上高は8.3inch(約21cm)となっています。
前後2つのモーターから約375HPを発生するトレイルシーカーは、0-60mph加速約4.4秒、最大1590kgのけん引能力を備えています。容量74.7kWhのリチウムイオンバッテリーは、一回のフル充電で約418km以上の走行が可能。さらに、最大150kWの急速充電に対応し、標準でNACS充電ポートを装備しています。

同じくニューヨーク国際オートショーで発表された2026年モデルの「ソルテラ」と同様に「雪/土」と「深雪/泥」のデュアルモードを備えた「X-MODE」システムを搭載。グリップコントロールやダウンヒルアシストコントロールと合わせて、オンロードからオフロードまで、あらゆる路面状況での走行に対応します。
ソルテラと比較すると、トレイルシーカーは全長が約15cm、全高が約2.5cm大きく、後部の荷室スペースも拡大しました。また、移動中の電源確保のための120Vコンセントも装備されており、アウトドアでの利便性が向上しています。
インテリアも最新モデルのソルテラと同様に、14インチの大型タッチスクリーンを備え、ワイヤレスでのApple CarPlayとAndroid Autoに対応しています。

2026年型スバル・トレイルシーカーの価格および詳細な仕様については、2026年初頭に発表される予定です。