「サイバートラック」も展示! 300台以上のテスラが集った「TOCJ 2024 全国ミーティング」をリポート

「サイバートラック」も展示! 300台以上のテスラが集った「TOCJ 2024 全国ミーティング」をリポート

テスラオーナーズクラブジャパン(TOCJ)は2024年4月14日、愛知県蒲郡市の複合リゾート施設「ラグーナテンボス」にて、第3回となる「TOCJ 全国ミーティング」を開催しました。

テスラは世界中に公認のオーナーズクラブがありますが、2018年に設立されたTOCJは、日本における唯一のテスラ公認オーナーズクラブ。2022年より社団法人として法人化、現在は2000人弱の会員を有する国内最大のEVオーナーによる組織となっています。

そんなTOCJは、「第1に会員への貢献、第2にテスラへの貢献、そして第3に社会への貢献」を目的に運営されています。主な活動としては、テスラオーナーのオフ会主催など、全国のテスラオーナーをコミュニティーとしてつなぎ、テスラに関する正しい情報を発信すること。

そのTOCJ主催で年に1回開催されている「TOCJ 全国ミーティング」は、テスラオーナーの祭典として日本全国からテスラオーナーが集まり、さまざまな交流が行われます。2022年と2023年の第1回、第2回は千葉県木更津市にて開催され、全国のテスラオーナーが集結しました。第3回となる今回は、初の地方開催にもかかわらず300台以上のテスラ車が集まっています。

 

愛知県蒲郡市の「ラグーナテンボス」で開催された第3回目のTOCJ全国ミーティング
愛知県蒲郡市の「ラグーナテンボス」で開催された第3回のTOCJ 全国ミーティング。

 

第3回「TOCJ 全国ミーティング」の開催地は愛知県。同県はTOCJのキックオフが名古屋で開催されたこともあるなど、テスラオーナーの活動がとても活発な地域です。今回、会場となった蒲郡市は風光明媚な三河湾に面し、代表的な名所の竹島や西浦温泉、三谷温泉、形原温泉、蒲郡温泉など4つの温泉街を有する静かな観光地です。

 

蒲郡市のシンボル竹島は長さ387メートルの橋で陸地と結ばれています
蒲郡市のシンボルである竹島は長さ387mの橋で陸地と結ばれています。

 

東京からクルマで蒲郡に向かう場合は、東名高速道路を使って最寄りの豊川インターまで約3時間30分程度の道のり。大阪からは約2時間30分、名古屋からは約30分程度の距離にある音羽蒲郡インターで東名高速道路を降ります。今回会場となったラグーナテンボスへは、豊川インター、音羽蒲郡インターともに、高速を降りてから国道を使って30分程の距離です。

高速道路を降りて、「みかんの王様」と呼ばれる宮川早生という品種を使った名物「蒲郡みかん」が栽培されるみかん畑やビニールハウスが広がるのどかな風景のなかをしばらく走ると、三河湾に到着します。国定公園に指定される三河湾一帯は、湾内に大小の島々が点在しています。なかでも有名なのは、国の天然記念物にも指定され、蒲郡のシンボルとも呼ばれる竹島。周辺では潮干狩りも楽しめ、一年中国内外から観光客が訪れます。

 

竹島には、江の島・竹生島・厳島とともに日本七弁天に数えられる「八百富神社」があります
竹島には、江の島・竹生島・厳島とともに日本七弁天に数えられる「八百富神社」があります。

 

その竹島からクルマで10分程度の場所にある海沿いの大型複合リゾート施設がラグーナテンボスです。ラグーナテンボスは、テーマパークの「ラグナシア」、ヨットハーバー「ラグナマリーナ」、アウトレットモールや地元の海の幸が楽しめる飲食店などが軒を連ねる「フェスティバルマーケット」、ロボットホテル「変なホテル ラグーナテンボス」や温浴施設「ラグーナの湯」などを中心とした多様な施設からなり、週末には多くの人でにぎわいます。

 

ラグーナテンボスのヨットハーバー「ラグナマリーナ」は、中部エリア最大級のマリーナでマリンレジャーも楽しめます
ラグーナテンボスのヨットハーバー「ラグナマリーナ」は、中部エリア最大級のマリーナでマリンレジャーも楽しめます。

 

「TOCJ 全国ミーティング」が開催されたのは、ラグーナテンボスのフェスティバルマーケットの駐車場。会場では、TOCJのスタッフによって参加者のテスラが誘導されて色別に駐車。会場を埋め尽くすテスラ車のなかで一番多いカラーは白、その次は青が目立っていました。

 

会場となったラグーナテンボスのフェスティバルマーケット駐車場
会場となったラグーナテンボスのフェスティバルマーケット駐車場。

 

色別に駐車スペースが分けられた参加者のテスラ。最も多い色は白でした
色別に駐車スペースが分けられた参加者のテスラ。最も多い色は白でした。

 

青いテスラも数が多く目立ちました
青いテスラも数の多さが目立ちました。

 

今回のイベントには、充電事業者やテスラのカスタムパーツを販売する会社など24社の企業が出展。会場では、それらの企業のブースが並び、さまざまなスタイルでEVやテスラに関わるEVライフスタイルの提案が行われました。

 

EV関連の協賛企業が出展
EV関連の協賛企業が出展していました。

 

また、このイベントにはテスラが特別協賛。会場にはテスラのテントの横に、今年の「TOCJ 全国ミーティング」の最大の目玉である「サイバートラック」と、発売されたばかりの新色クイックシルバーの「モデルY」が展示されました。これには、会場に集まったテスラオーナーだけでなく、ラグーナテンボスに買い物に来ていた方も興味津々の様子。みな、こぞってサイバートラックとの記念撮影に興じていました。

 

サイバートラックと、新しく発売されたばかりのモデルYの新色クイックシルバー
「サイバートラック」と、発売されたばかりの「モデルY」の新色クイックシルバー。

 

現在、日本国内をツアー中のサイバートラック
現在、日本展示ツアー中の「テスラ・サイバートラック」。

 

会場中央に設置されたステージでは午前10時から開会式が行われ、TOCJの安川 洋理事長によるあいさつがありました。あいさつでは、全国から集まったテスラオーナーへ向け、テスラに乗る際に知っておきたい効率的な充電方法や、よく起こる事故についての対応策などが披露されました。

 

TOCJの安川洋理事長
TOCJの安川 洋理事長

 

安川理事長のあいさつで披露された、テスラに乗る際に知っておきたい知識

1:充電時にバッテリーが冷えている状態にしないため、走らせる前より走った後に充電するほうが効率的。
2:リチウムイオン電池の特性から、50%などの残量から充電するより、充電残量が10〜20%ぐらいになるまで使用した後に充電するほうが早く充電できて効率的。
3:セントリーモードは意外に電気を使うので、自宅や職場ではオフにしておくほうがいい。
4:テスラの加速力をまわりの自動車やバイクなどが認識していないことが多いため、彼らがテスラを追い抜こうとした際に、抜ききれずに前方サイドにぶつかるパターンの事故が多い。そのことを意識して運転する。

その後、全体での集合写真を撮影した後は、SNS等で活躍するテスラ系インフルエンサーや人気インフルエンサーによるトークセッションなど盛りだくさんのイベントを実施。サイバートラックを見学しながらのトークショーでは、ほかではなかなか見ることができないサイバートラックのインテリアもチラリと見ることができました。

 

参加者のオーナー全員での記念撮影
参加者全員での記念撮影。

 

SNS等で活躍するインフルエンサーたちがイベントを盛り上げました
SNS等で活躍するインフルエンサーがイベントを盛り上げました。

 

蒲郡のミーティング会場に集まったオーナーたちは、会場の企業ブースをのぞいたり、ラグーナテンボスで現地の海鮮を食べながらテスラオーナー同士のコミュニケーションを楽しんだりと、地方開催ならではの特別な週末を過ごしていました。

※本記事では、写真に写っている「TOCJ 全国ミーティング」に参加した一般オーナーの車両のナンバープレート番号は、個人情報を守るために画像を加工しています。

 

TOCJ 2024 全国ミーティング gallery

 

 TOCJに関する詳細は下記の公式ホームページをご覧ください。

 テスラオーナーズクラブジャパン公式ホームページ

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