【パリモーターショー2016】2台のワールドプレミアを用意したフェラーリ

2016.10.05 自動車ニュース
3.9リッターV8ターボエンジン搭載の「フェラーリGTC4ルッソT」が登場。

2016年のパリモーターショーには、フィアットをはじめ、アルファ・ロメオやアバルト、マセラティにフェラーリと、数多くのイタリアンブランドが出展した。ただし、ランボルギーニは出展を見送り、また、プレスカンファレンスを行ったのはフェラーリ1社だけという寂しいものであった。その代わりといってはなんだが、フェラーリは2台のワールドプレミアを用意したのだ。

アンベールを待つフェラーリブースのクルマたち。
フェラーリの創設70周年を記念する限定モデル「ラ・フェラーリ・アペルタ」。
「フェラーリ488スパイダー“ザ・グリーン・ジュエル”」

■V8ターボ搭載の「GTC4ルッソT」が登場

ひとつはフェラーリの4座モデルとしては初めてV8エンジンを搭載する「GTC4ルッソT」だ。搭載されるエンジンは3.9リッターのV8ターボで、最高出力は610ps、最大トルクは760Nm(77.5kgm)を誇る。また、後輪駆動とすることで車重が軽くなっており、加えて4WS(四輪操舵)の採用によって素晴らしい運動性能を実現するという。日常の通勤から、サーキット走行までをこなす万能選手とうたわれている。

もうひとつのワールドプレミアは、「ラ・フェラーリ」のオープンモデルとなる「ラ・フェラーリ・アペルタ」だ。このモデルは、同社の創設70周年を記念する限定モデルとなる。特徴となるルーフは、ソフトトップとオプションのカーボントップの2つを用意。パワーユニットは6.3リッターV12エンジンとモーターからなるハイブリッドで、システム全体の総出力は963psを誇る。

また、70周年を記念して、70種類のカラーリングバリエーションが発表され、ショー会場でも、その一部が紹介された。珍しいブリティッシュグリーンのフェラーリは、「488スパイダー“ザ・グリーン・ジュエル”」。1960年代に活躍した、英国のレーシングチームのデイヴィッド・パイパー・レーシングにちなむという。

(文と写真=鈴木ケンイチ)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

GTC4ルッソの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • アストンマーティン・ヴァンキッシュ(FR/8AT)【試乗記】 2016.11.8 試乗記 アストンマーティンのフラッグシップクーペ「ヴァンキッシュ」に試乗。6リッターのV12自然吸気エンジンを搭載するヴァンキッシュには神性すら漂う。人生の最後にはこんな車に乗るに相応(ふさわ)しい男になりたいものである。
  • 「メルセデスAMG GT R」、ドイツで受注を開始 2016.11.22 自動車ニュース 独ダイムラーは2016年11月21日(現地時間)、「メルセデスAMG GTロードスター/AMG GT Cロードスター/AMG GT R」の受注をドイツ本国で開始した。デリバリーは2017年春を予定している。
  • マセラティ・レヴァンテ(4WD/8AT)【試乗記】 2016.11.9 試乗記 続々とニューモデルが現れるプレミアムSUV市場に、マセラティが送り込んだのが「レヴァンテ」である。イタリアの老舗が満を持してリリースした同車には、ドイツ勢に比肩する走りの実力と、このブランドだけに許された官能性が備わっていた。
  • ミドシップスポーツ「718ケイマン」を知る 2016.11.15 特集 2016年春に世界初公開されたポルシェの2シータースポーツ「718ケイマン」が、日本上陸を果たした。新たに開発された水平対向4気筒ターボエンジンや、一段と磨きのかけられた足まわり、こだわりの内外装は、どんな運転体験をもたらすのか。上級モデル「718ケイマンS」に試乗し、その実像に迫った。
  • DS 3パフォーマンス ブラックスペシャル(FF/6MT)【試乗記】 2016.11.4 試乗記 「DS 3」史上最強の1.6リッターターボエンジンを搭載する限定車「DS 3パフォーマンス」に試乗。ビジュアル系にして体育会系でもあるスペシャルDS 3が“意味するところ”、それは山道でわかるだろう。
ホームへ戻る