「フェラーリ日本進出50周年記念式典」の会場から
2016.12.14 画像・写真2016年12月13日、東京の国立新美術館で「フェラーリ日本進出50周年記念式典」が行われた。フェラーリ・ジャパンは、「275GTB」が日本で初めてのフェラーリの車両として登録された1966年から、ちょうど50年目の2016年を記念すべき年として、さまざまなイベントを行ってきたが、当式典はその一連のイベントのフィナーレに当たる。イベントの詳細は事前に明らかにされず、われわれ取材陣は「何を取材するんだろう?」という気持ちで訪問したのだが、そこにはうれしいサプライズが待っていた。イベントの様子を写真で紹介する。
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1/21会場入り口前では、フェラーリのラインナップがそろってお出迎え。左から「488GTB」と「488スパイダー」。
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2/21左から「カリフォルニアT」(左)と「F12ベルリネッタ」(右)。
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3/21パリモーターショー2016で発表された「GTC4ルッソT」。
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4/21現行車両に混じって並ぶ「フェラーリ275 GTB」は、フェラーリ車として日本で初めて登録された、記念碑的なモデルである。このモデルの導入をもって、フェラーリが日本に進出したとされる。
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5/21スクリーンに表示された50周年記念のロゴ。どんな発表がなされるのか、期待が高まる。
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6/21フェラーリ副会長、ピエロ・フェラーリ氏からのビデオメッセージ。日本とフェラーリには、ともに“伝統”を大事にする文化があり、それが両者を強く結び付けていると語った。
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7/21フェラーリのコマーシャル&マーケティング部門 シニア バイスプレジデントのエンリコ・ガリエラ氏。氏の口から、フェラーリ日本進出50周年記念式典の限定車が用意されることが発表された。
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8/21限定車の名前は「フェラーリJ50」。日本市場に向けて10台のみが提供されるという。
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9/21「J50」のイメージ画像が描かれた幕。この先に「フェラーリJ50」が待っている。
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10/21スモークの中にうっすらと姿を見せる「J50」。
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11/21「J50」のエクステリアデザインはゼロから起こされたというもの。フロントマスクは現行フェラーリのどのクルマとも似ていない、シャープなイメージ。
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12/21「488スパイダー」をベースに開発されたという「J50」。価格は250万ユーロ(約3億円)以上とされるが、限定数の10台はすでに完売しているとのこと。
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13/21ボンネットの中央部を低く設計することで、左右フロントフェンダーの盛り上がりを強調している。
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14/21フロントバンパーの分割線(ブラックのライン)はホイールアーチを経て、リアフェンダー上のエアインテークまで伸びている。
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15/21リアディフューザーはジェットエンジンのアフターバーナーに着想を得たという。エンブレムの上には、大きなリアスポイラーが備わる。
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16/21カーボンファイバー製のタルガトップは2分割式で、外したときはシートの後方に収納できる。
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17/213.9リッターV8ターボエンジンは、最高出力690psを発生。ターボラグを完全になくすことに成功したとされる。スケルトンのエンジンフードも「J50」の特徴のひとつ。
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18/21インテリアはレザーとアルカンターラによる仕上げ。
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19/21コックピットまわりは、ベースとなった「488スパイダー」に準ずるが、赤いアクセントの割合が増やされている。
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20/21ヘッドランプはLEDを採用。会場では「マツダ・ロードスター」に似ている!?とささやく声も。
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21/21フォトセッションより。左からエンリコ・ガリエラ氏、フェラーリデザイン部門シニア バイスプレジデントのフラビオ・マンゾーニ氏、フェラーリ極東・中東エリア統括CEOのディーター・クネヒテル氏、フェラーリ・ジャパン&コリア代表取締役社長のリノ・デパオリ氏。