吉田由美の“イチ押し”フランクフルトショー
2011.09.21 画像・写真2011年9月13日のプレスデイで幕を開けた、フランクフルト国際モーターショー(IAA)。コンセプトカーやニューモデルが勢ぞろいした会場で出会った一押しのシーンを、カーライフエッセイスト吉田由美が写真で紹介します。
(文と写真=吉田由美)

フランクフルトモーターショーの会場は今回もフランクフルト・トレード・フェア・グラウンド(メッセ)。敷地面積は約17万平方メートル。64回目の今回は、32の国と地域から1012社が参加し、89ものワールドプレミアを登場させた、まさに“世界一のモーターショー”。敷地内にはなぜか赤い鳥居が……?
-
フランクフルトモーターショーの会場は今回もフランクフルト・トレード・フェア・グラウンド(メッセ)。敷地面積は約17万平方メートル。64回目の今回は、32の国と地域から1012社が参加し、89ものワールドプレミアを登場させた、まさに“世界一のモーターショー”。敷地内にはなぜか赤い鳥居が……?
-
プレスデイ初日。プレスカンファレンスはBMWからスタート。元祖“走るカンファレンス”は健在! ホール内にはクルマが走行できるコースがあり、カンファレンスでもそのコースを走ってクルマが登場します。ちなみに今回のBMWの目玉は電気自動車「iシリーズ」。
-
巨大なメルセデス・ベンツのホール前には、ダイムラーのトラックも展示されていて、その前にはなぜか、相撲レスラーと美女! 「力持ちだけど顔もスタイルもいいよ」的なアピールなのでしょうか? 謎〜〜??
-
メルセデス・ベンツのグループは1ホール全部を占有しています。手前にはスマートが展示されていて、一番高い所にキラキラスパンコール(か、スワロフスキー?)の「スマート」の姿。ほかにもいろいろな柄のスマートが勢ぞろいしていましたが、個人的に一番気になったのがこちら。
-
メルセデス・ベンツのホールをはじめ、いくつかのホールが並ぶその真ん中にあったのが、アウディのパビリオン。私が最初にフランクフルトモーターショーに来た時は、ここにはBMWのパビリオンがありましたが、BMWはホール11ができたのでそちらに引っ越し。このショーだけのためにおしゃれなパビリオンを建設するなんて、さすがアウディ……。
-
フォルクスワーゲン・ブースには、今回発表された量産型「up!」がさまざまなバリエーションで展示されていましたが、そんなここ最近のフォルクスワーゲン・デザインを作り出しているのがカーデザイナーのワルター・デ・シルヴァ氏。グループインタビューの後、場所を展示スペースに移動して「up!」前での写真撮影。
-
オーストリアのドライバーは、事故の時などに車外で注意を喚起するベスト(写真)を携行することが法律で義務付けられていて、無いと処罰されるとか。レンタカーにも常備だそうです。初めて知りました。
-
会場内の所々に簡単な食事をするスペースやお店があります。ドイツでも日本食は人気の様子。「MoschMosch」というラーメン屋さんを発見! お味の方も気になります。
-
さすが、フランクフルトモーターショーは“お祭り”! クルマの横に立つモデルも携帯電話(iPhone)で自分のブースのクルマを写真撮影していました。プレスデイとはいえ、一応勤務時間だとは思いますけど。(笑)
-
各ブースの奥や2階にはVIPルームが用意されています。こちらはフェラーリのVIPルーム。ステージの裏にありましたが、フェラーリらしく赤と白を基調にしたインテリア。撮影用に赤い飲み物をオーダーしたら、生のイチゴジュースが用意されました。激ウマ〜です!
-
会場内はとても広いため、プレスデイにはプレス用シャトルが用意されています。こちら、プレスならば会場内どこでも乗り降り可能。クルマはメーカーの最新モデル。なかでも「シトロンDS5ハイブリッド」は、ドライバーがイケメン&美女ぞろい。
-
今回、「スイフトスポーツ」をお披露目したスズキは、恒例の車名がついたフルーツジュースをふるまっていました。私がオーダーしたのは「スイフトスポーツ」という名のドリンク。クランベリー&アロエが美味!
-
マツダブースには「MX-5(日本名:ロードスター)」の前半分を使ったドライビングシミュレーターが! これなら、まさに実車を運転している気分になるはず。
-
東京モーターショーを控えているせいか、元気のなかった日本車メーカー。その中で、がんばっている感があったのが「インフィニティ」。F1ドライバーのセバスチャン・ベッテル・モデルが登場し、カンファレンスの時には本人も来て大にぎわいだったとか。ちなみに日産ブランドでは出展していませんでした。
-
プレスやメーカー広報の方は、クルマ好きなのと同時にミニカー好きの方も多いらしい!? 仕事の合間に物色している姿をよく見かけます。日本よりお手頃価格で、掘り出しモノがあるらしいですよ。
-
欧州向けの5ドアハッチバックの「シビック」をお披露目したホンダは、ブースで「ドリームハウス」も提案。
-
BMWの陣地で偶然遭遇した、フォルクスワーゲンの首脳陣御一行様。BMWの「iシリーズ」を視察していました。その後、私が「MINIクーペ」を見に場所を移したところ、御一行様も後を追うようにやってきました。(笑)
-
プレスデイでは、疲れ切ったプレスや関係者のために、いろいろな飲み物や食べ物が振る舞われます。今回「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」をお披露目したトヨタは、エナジードリンクを用意。味はまあまあだけど、合成着色料たっぷりで……こぼしたら大変! 舌も赤くなっていましたし。
-
こちらはプレスデイ前夜、「メルセデス・ベンツ・ナイト」のワンシーン。会場はモーターショー会場のメルセデスホール。こちらで開催されるのは初めてとのことで、プライベートカメラでの撮影は制限されましたが……がんばって「F125」を撮影。
-
「メルセデス・ベンツ・ナイト」の後は場所を移動して「フォルクスワーゲン・グループ・ナイト」へ。10もの人気ブランドを抱えるグループだけに、会場は熱気ムンムン。私が到着した時には残り2ブランドのプレゼンテーションを残すのみでしたが、新型「ポルシェ911」のアンベールには間に合いました!