吉田由美の“撮っておき”デトロイトショー2010 (後編)
2010.01.22 画像・写真北米デトロイトショーの会場で見つけた“あんなモノ”や“こんなコト”を、カーライフエッセイストの吉田由美が写真で紹介。ショーに行ってる気分でお楽しみください。(文と写真=吉田由美)

デトロイトのダウンタウンでは、「ピープルムーバー」が1回50セント(=約45円)で利用できます。環状の一方通行ですが、1周10分程度だから問題なし。ショーの会場となっているコボセンターの中にも駅があるので、とっても便利です。
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デトロイトのダウンタウンでは、「ピープルムーバー」が1回50セント(=約45円)で利用できます。環状の一方通行ですが、1周10分程度だから問題なし。ショーの会場となっているコボセンターの中にも駅があるので、とっても便利です。
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今回私は、ゼネラルモーターズ本社ビルの中にあるホテルに宿泊しました。デトロイトのダウンタウンは治安が悪く、こんなに近くても徒歩での移動は厳禁だそうです。というわけで、ピープルムーバーで3分。会場へ到着!
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各メーカーのプレスカンファレンス終了後にはドリンクや食事がふるまわれることも。ちなみに「ランチにお寿司」が定番のスバルブース、今年は軽食でした。
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メルセデス・ベンツが披露したのは2ドア4シーターの新型「Eクラスカブリオレ」。フロントウィンドウ上部にスポイラーが付いていて(エアキャップ)、160km/h以下ならほとんど風の巻き込みが無いのだとか。
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メルセデス・ベンツの、次期プロダクトをモチーフにしたオブジェ。クルマもかっこいいけど、オブジェもカッコイイ〜!
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アウディのブースには、いつもならランボルギーニにいそうなタイプのコンパニオンが!……と、日本人プレスの間でもボソボソ。そういえばこれまで、デトロイトショーでコンパニオンをあまり見かけなかったような……?
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アウディの電気自動車のコンセプトカー「e-tron」。2009年のフランクフルトショーにも出展されましたが、そのときより少しサイズがコンパクトになっています。4基のモーターで4輪を駆動して、最高速度は200km/h。航続距離は約250km。
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ワールドプレミアの「BMW Z4 sDrive 35is」。オープンスポーツカーZ4の高性能モデルになるこちらは、「Mスポーツパッケージ」を標準装備。エンジンは直噴の3リッター直6ツインターボ(340ps、45.9kgm)で、燃費は約9km/リッター。
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マツダブースでは大きなサプライズも無く、プレスカンファレンスもありませんでしたが、「ZOOM-ZOOMドリンク」自動販売機が気になりました。お味は……「レッドブル」?(笑)。疲れてきたときに助かります。
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トヨタのコンセプトカー「FT-CH」のお披露目。ちなみに「FT-CH」とはフューチャリング・トヨタ・コンパクト・ハイブリッドの意味。日本の5ナンバーサイズです。
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今年のデトロイトショーの大きな目玉が、この「エレクトリック・アベニュー」。展示フロアの一角に電気自動車専用の展示コーナーが用意されました。ここに展示されたクルマのなかには、地下のコースで試乗できるものも。
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デトロイトショーには出展していない日産ですが、「エレクトリック・アベニュー」には電気自動車の「リーフ」が展示されていました。
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会場の地下は、2009年のショーから「エコ・エクスペリエンス」という試乗コースになっています。コース内には木や花が植えられて、室内なのに自然の中をドライブするイメージ。
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“地下試乗会”の人気ナンバーワンは、2シーター(前後に座るタンデムタイプ)の「TANGO」(コミューター・カーズ社)。全幅はなんと1m以下!! 40分ぐらい並んでやっと試乗できましたが、ゴルフのカートみたいな感じ。
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試乗車には電気自動車以外に、北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した「フォード・フュージョン・ハイブリッド」やメルセデス・ベンツの燃料電池車「F-CELL」、「MLハイブリッド」などなどエコカー勢ぞろい!
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アメリカの「テスラ・モータース」は、2011年に発売を予定している4ドアのEVスポーツカー「モデルS」をお披露目。これまたデザインコンシャス!
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プレスカンファレンス後の資料配布の際、以前はいろんなお土産がついていましたが、最近はめっきり……そんななか、「スマート」のブースではバニラの香りのリップクリームが配られていました! 3本ゲット!(笑)
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デトロイトショーの会場は、床はふかふかな絨毯部分が多いので比較的足が疲れにくいのですが、なにせたくさん歩くので、腰には負担がかかります。プレスルームには無料のマッサージコーナーがありました。腕前はビミョーですが。
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キャデラックからは、プラグインハイブリッドのフラッグシップサルーン「XTSプラチナム」が登場。直噴3.6リッターのガソリンエンジンとモーターの組み合わせで、リチウムイオンバッテリーを使用。2012年に発売予定。
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アメリカのブルー・スカイ・デザイン社の電気自動車(電動バイク?)「BugE」。重さはわずか159kg。航続距離は48km。価格は約5500ドル(約50万円)と格安。ただし、自分で組み立てるタイプですよ。