■「フェラーリ430スクーデリア」日本初公開【会場リポート】
今年のフェラーリのブースは中央に置かれたライトブルーにペイントされた「430スクーデリア」が主役だった。
■フェラーリF1マシンから得たノウハウを結集
今年のフランクフルトショーでデビューしたばかりのホットモデルで、一見しただけでも、ホイールから覗く巨大なブレーキがタダモノでないことを物語っている。
ミハエル・シューマッハーが開発にかかわったとアナウンスされており、メカニズムにはF1グランプリレースでのノウハウが数多くフィードバックされている。
その中でも特筆すべきは、シフトタイムが0.06秒に短縮されたことだ。
さらに「E-Diff」と呼ばれる電子制御式ディファレンシャルと、トラクション・スタビリティコントロールを統合制御するシステムが採用されている。
また、ボディの広範囲にわたって軽量化が行われ、「430クーペ」の1450kgと比較して約200kgの重量削減を果たし、1250kgという極めて優秀な数値を得ている。同時に4.3リッターV8ユニットも、ノーマルモデルより最高出力が27ps引き上げられて510ps/8500rpmを発生。馬力あたり重量は2.45kgに軽減されている。
「430スクーデリア」は世界中のフェラリスタの熱い視線を集め、驚異的なペースで購入申し込み殺到していると言われる。
このほか「612スカリエッティ・エンハンスト」と「599」のV12モデルも、エレガントな姿を披露していた。
(別冊単行本編集室 伊東)
この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。
-
NEW
モデルチェンジの「ここは絶対変えちゃダメ」は一体誰が決めるのか?
2026.6.9あの多田哲哉のクルマQ&Aクルマのモデルチェンジにおいて、従来型から「変えるところ」「変えないところ」は、どのようなプロセスで決まるのか? さまざまなクルマの開発を取りまとめてきた多田哲哉さんに実情を聞いた。 -
NEW
スバル・トレイルシーカーET-HS(4WD)【試乗記】
2026.6.9試乗記スバルから電気自動車(BEV)の第2弾モデルである「トレイルシーカー」が登場。ルーフの長いステーションワゴンスタイルのクロスオーバーという、いかにもスバルらしいBEVは、機能的で快適で、走らせても楽しい万能なマシンに仕上がっていた。 -
第337回:「ルーチェ」に比べればタダ同然
2026.6.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。フルモデルチェンジで3代目に進化した「日産リーフ」を夜の首都高に連れ出した。「非常に良くなった」「静かで快適」といった評判を耳にする量販・量産BEVのパイオニアに、カーマニアは何を感じた? -
ざわめきとともに「フェラーリ・ルーチェ」発進! 業界を揺るがす名門フェラーリの秘めたる野望とは?
2026.6.8デイリーコラム2026年5月末に披露されるや、世界的に物議を醸したフェラーリ初の電気自動車「ルーチェ」。意外すぎるルックスの新型車が目指すところは? フェラーリの事情をよく知る西川 淳が“異端の跳ね馬”の核心に迫る。 -
ホンダ・クロスカブ110ライト(4MT)【レビュー】
2026.6.8試乗記125ccクラスなのに原付一種扱いとなる、世にいう新基準原付。そのニューモデルである「ホンダ・クロスカブ110ライト」に、普段の道で試乗した。厳しい環境規制と、それに対するある種の救済措置が生んだ数奇なマシンの、ちょっと不思議な使用感を報告する。 -
日産リーフB7 G(後編)
2026.6.7思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「日産リーフ」に試乗。後編では新しいシャシーやモーター、バッテリーが織りなす走りの印象について聞く。第3世代のリーフは、ワインディングロードでどんな振る舞いを見せたのだろうか。