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「名車列伝」11月のテーマ
世界中の名車をテーマごとに紹介する「日刊!名車列伝」は毎日更新。画像とスペックに加え、『mobileCG』独自の解説も必読です。さらに画像はすべて待ち受け画面として設定可能。毎日一台ずつ追加される画像もご期待ください。
2008年11月は、インパクト十分! グリルが立派な世界の名車をお送りします。
フロントまわりのデザインは、クルマの印象を決める大事なポイント。今月は、グリルが立派な世界の名車を日替わりでご紹介いたします。
フロントまわりのデザインは、クルマの印象を決める大事なポイント。今月は、グリルが立派な世界の名車を日替わりでご紹介いたします。
1967 フォード サンダーバード/1961 プリンス スカイライン/1968 ダイムラー・ベンツ 300SEL/1960 マセラーティ 5000GT/1963 アルファ・ロメオ 2600スプリント/1967 ブリティッシュ・レイランド 1300
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種類:ガソリン4サイクル/冷却方式:水冷/シリンダー配置:直列/気筒数:8/排気量:5276cc/最高出力:188ps/4000rpm/最大トルク:不明/燃料供給装置:キャブレター/キャブレター数:1/過給装置:―
今月の一台
GM ロードマスター スカイラークビュイック創業50周年記念モデルとして、当時のビュイックのトップモデルだったロードマスターのバリエーションの一つとして加わったのがスカイラークである。
ボディ形状は豪華極まりない2ドアコンバーチブル。この年からビュイックにはパワーブレーキが用意されるようになっていたが、他のモデルではオプションだったのに対してスカイラークを含めたロードマスターには、パワーステアリングと共に標準装備されていた。
特にスカイラークの装備は事実上のフルオプションでもあり、1950年代の前半としては、空前の豪華装備を誇っていたといってもいい。
エンジンは322CI(188PS)V型8気筒OHV。エンジン自体は一つ下のモデルであるスーパーと同じだったが、そのチューンはわずかに高く、4バレルキャブレターを装備していたのが特徴である。
価格はスタンダードのロードマスター2ドアコンバーチブルが3500ドル余りだったのに対して、スカイラークは5000ドルに達していた。
なおスカイラークは翌1954年にはボディ形状を一新して、新たにシリーズ100という型式番号と共に独立したモデルとなったが、その価格が高過ぎたこともあって販売台数は伸びず、この年限りで廃止された。2年間の生産台数は1953年モデルが1690台、1954年モデルが836台。いずれも1950年代を代表するレアモデルでもある。
スカイラークの名は1961年シーズン半ばに投入されたコンパクトスポーツ、そして1964年モデルからのインターミディエートへと引き継がれた。