ジュネーブショー07(その3)
2007.03.20 画像・写真
「シュタイア」
シュタイアは本来、自動車のエンジニアリングやアウトソーシングを行なう会社だが、技術力アピールのためにオリジナルのデザインをまとったモデルを展示していた。ちなみに、BMWのX3はシュタイアの仕事。
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「シュタイア」 シュタイアは本来、自動車のエンジニアリングやアウトソーシングを行なう会社だが、技術力アピールのためにオリジナルのデザインをまとったモデルを展示していた。ちなみに、BMWのX3はシュタイアの仕事。
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「アルファロメオ 8Cコンペティツィオーネ」 日本では「アルファロメオ=赤」というイメージがあるが、意外にも本国ではシルバーや紺などおとなしい色が多い。今回のショーに展示されていた「8C」も黒。「赤いアルファ」に見慣れていると、ボディの引き締まり感が強調される黒いボディカラーは新鮮で、なかなか似合っていた。
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「フィアット・ブラーヴォ」 以前、日本でも「ブラビッシモ」の名で販売されていた、「ブラーヴォ」の最新モデル。初代「ブラーヴォ」の後継は「スティーロ」とネーミングが変更されたが、再び「ブラーヴォ」の名が復活した。
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「フィアット・ブラーヴォ」 「スティーロ」は直線的でシャープなデザインだったが、新型「ブラーヴォ」はいわゆるイタリア車らしいふくよかなラインを描くデザインとなった。
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「オペル GTC」 前にも「アストラGTC」というモデルがあったが、今度は単に「GTC」とネーミングされたモデルがオペルブースに。
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「オペル GTC」 近年、エッジのきいたデザインが多かったオペルだが、ここへ来てデザインのテイストを再構築し始めた様子が伺える。
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「スパイカー C12ザガート」 過去に「ザガート」が手がけた「ランボルギーニ・ラプター」をモチーフとしつつアレンジ。なんでも、スパイカーの社長がラプターのファンだとか。過去のスパイカーのどの車種にも似ていない。
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「スパイカー C12ザガート」
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「スパイカー C12ザガート」
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「スパイカー C12ザガート」
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「ザガート・ディアット」 戦前のメーカーで「ブガッティ」とも繋がりのあった「ディアット」。メーカーいわく「大メーカーと同じものを作っても仕方ないので、好きにやらせてもらいます。」。さすが、大量生産なしの“一品もの専門メーカー”。中身はフェラーリの「575」。
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「ヴィーズマン GT」 以前のショーにも「GT」と「ロードスター」を出展していたドイツの「ヴィーズマン」。ジュネーブにもお馴染みの2台を出展。
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「ヴィーズマン・ロードスター」
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「エダッグ・ピックアップ・スタディー」 エダッグも前出のシュタイアと同じく、自動車のエンジニアリングを本業とする会社。もっとも規模は、全世界16カ国に37支社、4600人の従業員とかなり大きく、「エダッグジャパン」が福岡にある。このモデルはキャデラックをベースとして、リアに大幅な変更を施し、ピックアップトラックにチューンしたもの。モーターボートをモチーフにしていると見える。
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「ガンパート・アポロスポーツ」 シャシーを始めとして、多くの部位をオリジナルで製作するなど相当な技術力を感じさせる。エンジンは4.1リッターアウディ製V8。
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「ガンパート・アポロスポーツ」 3サイズは、全長4460×全幅1998×全高1105mm。コンパクトスポーツに見えそうだが、実は幅がものすごく広い。
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「アウディ TT 3.2クワトロ」 流行の「クーペカブリオレ」ではなく伝統的な幌を使った「TT」のオープンモデル。考えてみれば、車重アップやトランク容量の確保という点で、幌の利点は大きい。
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「アウディ A5 3.2クワトロ」 シャシーやデザインテーマは次世代「A4」のものを先取りした模様。
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「アウディ S5」 エンジン搭載位置が、オーバーハング側から徐々に車室側に寄ってきていることは、アウディが一つ新しい段階に踏み込んだことを感じさせる。
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「アウディ S5」 「A5」のハイパフォーマンスバージョン「S5」。両者の外観は、ダイナミックなキャラクターラインを備えている訳ではないが、細かい部分一つ一つに時間をかけて凝っている様子が見て取れる。まるで「風味を味わう料理」のよう。多くの人に伝わりやすいかどうかは……。