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1/8F1第14戦ベルギーGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真左から2番目)、2位に入ったレッドブルのセルジオ・ペレス(同左端)、3位でレースを終えたフェラーリのカルロス・サインツJr.(同右から2番目)。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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2/8予選でのトップ3ドライバー。この週末絶好調だったフェルスタッペン(写真中央)は、後続に0.632秒もの大きなギャップを築くも、パワーユニット交換のペナルティーで14番手に降格。フロントローにはサインツJr.(同左)とペレス(同右)が並んだ。またフェルスタッペンのほかにも、フェラーリのシャルル・ルクレール、アルピーヌのエステバン・オコン、マクラーレンのランド・ノリス、アルファ・ロメオのジョウ・グアンユー&バルテリ・ボッタス、ハースのミック・シューマッハー、さらにレース前にアルファタウリの角田裕毅が降格ペナルティーを受け、スターティンググリッドはいつもと様相が異なる序列となった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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3/8レッドブルは今季4回目の1-2フィニッシュ。フェルスタッペン(写真前)はベルギーGP初日からマシンに好感触を得たようで、予選では降格ペナルティーがなかったら0.632秒差で圧巻のポールを取っていたほど。14番グリッドと後方からのスタートとなるも、レース前から「表彰台、運が良ければ優勝」と自信を隠さなかった。実際、スタートから瞬く間にポジションを上げてトップを奪うと、2位ペレス(同後ろ)に18秒差をつけ圧勝するのだった。これでポイントリードを93点にまで拡大し、母国オランダGPに向かう。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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4/8フェルスタッペンのグリッド降格で自身2度目のポールからスタートしたフェラーリのサインツJr.(写真)は3位フィニッシュ。予選に加え決勝でもレッドブルに歯が立たず、タイヤのデグラデーションに苦しんだ。チームメイトのルクレールは、15番グリッドから早々にトップ10内に入るも、フロントブレーキにヘルメットの捨てバイザーが張り付き緊急ピットインを余儀なくされ後退。その後5位まで挽回したまではよかったが、フェラーリは最後に欲を出し、ファステストラップ狙いのピットインを実施。結局最速タイムは出せず、またフェルナンド・アロンソに5位の座を奪われそうになったが、ピットレーンでのスピード違反によりルクレールに5秒加算ペナルティーが科され結果的に6位。レース後、序盤のブレーキ異常でスピードセンサーが使えなくなり、あまり正確ではない予備センサーを使ったことが原因だったとマッティア・ビノット代表は語った。(Photo=Ferrari)
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5/8スパでペースが伸び悩んだメルセデス勢は、ライバルのグリッド降格でハミルトン4番グリッド、ラッセル(写真)5番グリッド。ポールのレッドブルからは1.8秒もの後れをとり、さらにアルピーヌにも速さで負けていることに、ドライバーもチームもショックを隠しきれなかった。レースでは、オープニングラップでハミルトンがアロンソと接触しリタイア、ラッセルは表彰台に一歩届かず4位でゴール。シーズン前半に復活の糸口をつかんだかに見えたシルバーアロー。しかし、マシンの帳尻をしっかり合わせることができない問題は続いているようだ。(Photo=Mercedes)
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6/8スタート直後に2位に上がったアロンソ(写真前)に、ハミルトン(同奥)が抜きにかかったが両車は接触、メルセデスは一瞬宙を舞い、そのせいでマシンにダメージを負いリタイア。ハミルトンは接触の非を認めていた。走行を続けることができたアロンソは5位入賞を果たし、またエステバン・オコンもグリッド降格から7位でゴール。コンストラクターズランキングで4位を争っているマクラーレンがノーポイントに終わったことで、アルピーヌはライバルとの差を4点から20点に広げることができた。(Photo=Alpine F1)
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7/8アルファタウリは、出走100戦目を迎えたピエール・ガスリー(写真)が予選Q2敗退で12位、ライバルのグリッド降格を受けて8番グリッド。レース直前に問題が発生しピットレーンからのスタートとなってしまったものの、ミドルスティントを短くし、最後にロングランするという作戦が奏功し、9位入賞。5戦連続でポイントがなかったチームに2点を献上した。一方チームメイトの角田裕毅は、予選Q1でタイヤをロックアップし19位、日曜日にパワーユニット交換を受けてピットレーンからのスタートとなり、結果13位完走。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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8/8契約満了を1年前倒しにして今季限りでマクラーレンを放出されることになってしまったダニエル・リカルド(写真左)。レッドブル在籍時代(2014年~2018年)には、レイトブレーキングで華麗なるオーバーテイクを披露し人々を魅了したオージーは、2019年から2年間をルノー、そして2021年からはマクラーレンをドライブするも、往年の輝きが戻ることはなかった。特にマクラーレンでは、若いチームメイトのランド・ノリスの活躍に隠れがちになり、昨季はイタリアGPで劇的優勝を飾るも、今季はノリスの4分の1程度のポイントしか獲得できていなかった。F1残留の希望を語っているが、来季のシートは確定していない。ベルギーGPでは7番グリッドから15位。ノリスは17番グリッドから12位と2台とも得点ならず、ライバルのアルピーヌに20点差をつけられてしまった。(Photo=McLaren)

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