自工会が東京モーターショーを改革 日本の全産業が連携する「JAPANオールインダストリーショー」に

2022.05.19 自動車ニュース
日本自動車工業会の豊田章男会長。
日本自動車工業会の豊田章男会長。拡大

日本自動車工業会(自工会/JAMA)は2022年5月19日、2022年5月度オンライン記者会見を行った。

東京モーターショー2019の様子。次回開催は「JAPANオールインダストリーショー」にしたいという自工会の意向が示された。
東京モーターショー2019の様子。次回開催は「JAPANオールインダストリーショー」にしたいという自工会の意向が示された。拡大

今回の会見には豊田章男会長(トヨタ自動車 代表取締役社長)に加え、片山正則副会長(いすゞ自動車 代表取締役社長)と、今期就任した鈴木俊宏副会長(スズキ 代表取締役社長)と内田 誠副会長(日産自動車 取締役代表執行役社長兼最高経営責任者)、前期に引き続き同職となる三部敏宏副会長(本田技研工業 代表取締役社長)、日髙祥博副会長(ヤマハ発動機 代表取締役社長 社長執行役員)、永塚誠一副会長(日本自動車工業会 専務理事)がオンラインで臨席した。(出席者はオンラインでの紹介順)

会見の冒頭で豊田会長は、自工会の新たな役員体制が正式にスタートしたことを報告。さらにスピード感と現場感をもって自工会活動を行うために、正副会長各社の若手によるサポートチームを立ち上げ、「現地・現物・現実」を合言葉に会社の垣根を越えた取り組みを進めていると明らかにした。

続いて自工会が掲げる今期のテーマとして、1:成長・雇用・分配への取り組み、2:税制改正、3:カーボンニュートラル、4:CASE(自動運転・デジタル)、5:自動車業界ファンづくりの5つを紹介。カーボンニュートラルの実現については「敵は炭素。内燃機関ではない」とし、CO2の削減は「エネルギーをつくる・運ぶ・使うのすべてで行うものであり、カーボンニュートラルという山の登り方はひとつではない。技術力を生かすために規制で選択肢を狭めるべきではない」とコメントした。

また、豊田会長は、2023年に開催予定の東京モーターショーについても言及。他業界にも参画を呼びかけ130万人を超える集客となった、前回の東京モーターショー2019での実績を基に、「自動車を軸として他業界と協力し合うことで100万人規模のイベントが行えることを証明した」とあらためて強調。そうした学びを生かしながら2023年の東京モーターショーは、モビリティーの枠を超え日本の全産業で連携、スタートアップ企業も巻き込む「JAPANオールインダストリーショー」にしたいという意向を示した。

(webCG)