トヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長が逝去 元経団連会長

2023.02.14 自動車ニュース webCG 編集部

トヨタ自動車の創業家出身で、トヨタの社長、会長を歴任し、経団連第8代会長を務めた豊田章一郎氏が2023年2月14日、心不全のため死去したことが明らかにされた。享年97歳。

豊田章一郎氏はトヨタ自動車の創業者・豊田喜一郎氏の長男として1925年(大正14年)2月27日に愛知・名古屋で生まれた。1982年にトヨタ自動車工業とトヨタ自動車販売が合併し、現在のトヨタ自動車が誕生すると同時に社長に就任し、米国ケンタッキー州をはじめカナダや英国でも現地生産を進めるなど、海外展開を精力的に行った。

1992年に会長に就任してからは財界活動にも取り組み、1994年から4年間、経団連の会長を、2005年の愛・地球博では日本国際博覧会協会会長を務めた。

長男は現社長(2023年4月1日付けで会長に就任)の豊田章男氏。

(webCG)

豊田章一郎氏
豊田章一郎氏拡大