【F1 2026】第17戦シンガポールGPでフェルスタッペンが2連勝 次戦アントネッリに初タイトルの可能性

2026.10.11 自動車ニュース bg
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F1世界選手権第17戦シンガポールGP決勝が、2026年10月11日、シンガポールのマリーナベイ・ストリートサーキット(4.927km)を62周して行われた。

前戦バーレーンGP in マレーシアでようやく今季初Vを勝ち取ったレッドブル・レッドブル・フォードのマックス・フェルスタッペンが、余勢を駆ってシンガポールでの週末も席巻した。

まずは、市街地コース初開催となったスプリントを制し、予選になると2戦連続、通算50回目のポールポジションを獲得。スプリントで露呈したスタートでの蹴り出しの悪さが心配されたものの、レースでは一度もトップの座を譲ることなく、真っ先にチェッカードフラッグをくぐり抜けた。これで2連勝。F1カレンダーの中で唯一勝利がなかったマリーナベイでの初勝利となり、自身出走250戦目を完勝で飾った。

2位はフェラーリのシャルル・ルクレールだった。スプリントではフロントタイヤの摩耗に苦しみながら3位となるも、予選では果敢なアタックを決めてフロントローに並ぶ2位。レースではスタートで鋭い加速を見せるも、4冠王者フェルスタッペンに気圧(けお)されたか、2位に甘んじることに。そのポジションをキープし、第10戦ベルギーGP以来となる表彰台に立った。

3位はメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリだった。メルセデスは前戦で投入した新パッケージの結果が思わしくなかったことから、アントネッリに新型を、ジョージ・ラッセルには旧型を割り振った。結果、新型を手なずけたアントネッリは予選で4位に。レースではフェラーリのルイス・ハミルトンの後退にも助けられ、勝てないレースでもしっかりとポディウムをものにした。

スプリントで同士打ちという失態を演じたマクラーレン・メルセデスは、ランド・ノリス4位、オスカー・ピアストリは5位でフィニッシュ。フェラーリのハミルトンは、ソフトタイヤで44周ものロングランを敢行するうちに表彰台から後退し、6位だった。

レーシングブルズ・レッドブル・フォードのリアム・ローソンは8番グリッドから7位、アウディのニコ・ヒュルケンベルグは10番グリッドから8位入賞を果たした。メルセデスのラッセルは、予選6番手ながらパワーユニット交換による降格ペナルティーで19番グリッドと後方スタート、抜きにくいコースで9位まで挽回した。

レッドブルのもう1台、アイザック・ハジャーは、マシントラブルで最後尾スタート、そこから追い上げて10位となり、最後の1点を手にした。

以下、11位ピエール・ガスリー(アルピーヌ・メルセデス)、12位オリバー・ベアマン(ハース・フェラーリ)、13位エステバン・オコン(ハース)、14位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・メルセデス)、15位アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、16位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)、17位セルジオ・ペレス(キャデラック・フェラーリ)、18位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、19位バルテリ・ボッタス(キャデラック)が完走した。

前日に開かれた21周のスプリントの結果は、フェルスタッペンがポールから今季スプリント初優勝。2位ハミルトン、3位ルクレール、4位アントネッリ、5位ローソン、6位ベアマン、7位ヒュルケンベルグ、8位ノリスまでが入賞した。またラッセルはスタートでトップを奪うもスピン、クラッシュしてリタイアとなった。

ドライバーズチャンピオンシップ上位は、1位アントネッリ340点、2位ラッセル238点で、アントネッリのリードは84点から一気に102点まで広がった。早ければ次戦アメリカGPでアントネッリのタイトルが決まる可能性が出てきた。3位ハミルトン229点、4位にフェルスタッペンが上がり221点、5位に落ちたルクレールは215点を獲得している。

コンストラクターズチャンピオンシップは、1位メルセデス578点、2位フェラーリ444点、3位マクラーレン339点、4位レッドブル332点、5位レーシングブルズ100点と並ぶ。

次の第18戦アメリカGP決勝は、10月25日(日本時間の26日早朝)に行われる。

(文=bg)

F1第17戦シンガポールGPで優勝したレッドブル・レッドブル・フォードのマックス・フェルスタッペン。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
F1第17戦シンガポールGPで優勝したレッドブル・レッドブル・フォードのマックス・フェルスタッペン。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)拡大

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