第6回:あの大御所ブランドも夢じゃない?
輸入車チョイ乗りリポート〜200万円から300万円編〜
2013.02.19
JAIA輸入車試乗会2013
第6回:あの大御所ブランドも夢じゃない? 輸入車チョイ乗りリポート〜200万円から300万円編〜
インポートカーのお値段としては、まだまだお手頃感のある200万円台。感覚的には「Bセグメントの購入予算に+α」といったところだが、それでもマイカー選びの幅はぐっと広がる。あの大御所ブランドのクルマだって、実は射程圏内に入ってくるのだ。
女優でいえば竹下景子
ルノー・カングー……229万8000円
竹下景子さんといえば、「お嫁さんにしたい女性No.1」だ(少し古い話だが)。チャーミングな外見と気立てのよさ。料理も得意そうだし家事もそつなくこなしそう。それでいて、どこか色っぽい。
「ルノー・カングー」に試乗して、真っ先に思い浮かんだのがこの「お嫁さんにしたい女性No.1」というフレーズだ。荷物もたくさん積めて、大人4人がゆったり乗れる実用性もありつつ、外見はチャーミング。ステアリングを切ると重心の高いボディーがゆさっとロールするが、その後のじわっと粘る感じには、ほんのりとセクシーさすら感じる。
旧型よりも大幅にサイズアップして現行カングーが登場した際には、「こんなに大きくなってしまって」と少し残念な印象を持ったが、運転してみるとこの大きさも“操縦している”という感じで心地よい。
そういえば竹下景子さんも、当時よりややサイズアップしてしている感は否めなくもないが、相変わらず魅力的な女優である。
(文=工藤考浩/写真=峰昌宏)
海沿いの別荘がよく似合う
シトロエンDS3 シック ウルトラマリン……254万円
「DS3 ウルトラマリン」。白いDS3をベースに、ルーフ、ドアミラーを青く塗った100台限定の特別仕様車だ。室内のダッシュボード、シートも青い。
ウルトラマリンとは群青色のこと。太陽光の下で実車を見ると、僕が思う群青色よりもいくぶん明るく、ちょうど海の色だ。大磯で太平洋を横目に見ながらウルトラマリンを走らせていると、まるで自分が海と一体化したかのよう……というのは言い過ぎだが、室内外ともきれいな配色だ。
このクルマをはじめ、これから入ってくるDS3はテールランプの意匠が少し変わって、なんだか奥のほうで光っているように見える。
乗ったら普通のDS3。これはアレだな。海沿いの別荘に置いておくか、海沿いの別荘に置いているんだぜという顔をして乗るとカッコイイと思う。
(文=塩見智/写真=峰昌宏)
ひとことで言うならば……
メルセデス・ベンツA180ブルーエフィシェンシー……284万円
新型「Aクラス」をひとことで表現するなら、どんな文句がいいか? 「ワイド&ロー」「スポーティー」「アグレッシブ」「ダイナミック」あたりが作り手・売り手のボキャブラリーのようである。しかし私の頭に浮かんできたのは、もっと単純で素朴な「自然」の2文字であった。
225/40R18なんていう立派なタイヤを履いている。けれどもハンドリングはゲイン命じゃない。素直にロールしながら、スーッときれいな弧を描いていくイメージ。ゆえに自然。タイヤが立派過ぎるせいか、それなりにバネ下重量が意識され、足もとがバタつくことがある。これも自然。さらに太いタイヤが路面をザーッとなめ上げ、ロードノイズもそれなりにある。とても自然。
エンジンに過剰な力感はなく、かといって不足もない。それに、そもそもクルマが軽くない。いまどきの“Cセグハッチ”にしてはどっしりしている。実際、車重は1430kgもある。これぞメルセデス・ベンツの自然。そして年次を重ねると、もっと洗練されそう。これもドイツ車の自然。
(文=webCG 竹下/写真=峰昌宏)
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