吉田由美の「ジュネーブショー」いいとこ撮り!
2012.03.16 画像・写真風光明媚(めいび)なスイスで毎年開催される、ジュネーブモーターショー。今年は、どんな光景が見られたのか? 会場を訪れたカーライフエッセイストの吉田由美が、特に印象に残ったシーンを、写真とともに紹介します。
(文と写真=吉田由美)

日本からフランス・パリのシャルル・ド・ゴール国際空港を経由して、スイスのジュネーブへ。空港に到着するや、そのままメルセデス・ベンツのジュネーブモーターショー前夜祭会場へGO! 今回の目玉は、新型「Aクラス」。写真は、AMGバージョンです。
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日本からフランス・パリのシャルル・ド・ゴール国際空港を経由して、スイスのジュネーブへ。空港に到着するや、そのままメルセデス・ベンツのジュネーブモーターショー前夜祭会場へGO! 今回の目玉は、新型「Aクラス」。写真は、AMGバージョンです。
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夜ジュネーブに着く便だったため、メルセデス・ベンツの前夜祭会場に到着した時には、すでにプレゼンテーションも終了……すっかりパーティーモード。ダイムラーのツェッチェ会長(写真左)も、ジャケットを脱いでリラックス。気のせいか肩に手が……(笑)。
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ジュネーブショーの会場周辺には、大きな看板などがありません。遠くに美しい山々が望めます。次にジュネーブに行く時は、時間を作って「登山鉄道」などに乗りたいな〜〜。
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オランダのタイヤメーカー「VREDESTEIN」のブースには、跳ね上げ式ドアのスポーツカーが。こういうクルマがあると、つい見てしまいます(笑)。
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マルティニカラーの「イタルデザイン・ジウジアーロBRIVIDO」。女性にはあまりなじみがありませんが、“クルマ好き男子”にとって、このマルティニカラーは憧れのようです。
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今回のジュネーブショーで、ナンバーワンの「迫力顔」! ベントレー初のSUV「EXP 9 F」です。賛否両論だそうですが、とにかくインパクト大です。映画『カーズ』に出てきそうなファニーフェイス。
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モーターショーのプレスデイでは、記者発表の後でオリジナルグッズやドリンクがふるまわれることがあります。写真は、今回アウディブースでいただいた、炭酸入りのミネラルウオーター。お味は……? 微妙というか……(笑)。
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フォルクスワーゲンの小型車「up!」は、そのバリエーションの豊かさでも大注目! 今回のジュネーブショーには、「エコup!」をはじめとする5つのバリエーションが出展されました。こちらは、“スイスバージョン”(!?)の、その名も「スイスup!」。シートにはスイス国旗が施されていて、質感も上々。
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「スイスup!」の車内はこんな感じ。フォルクスワーゲンの「up!」シリーズは、MINIのような存在を目指しているような気がします。落ち着いた感じと上質感がマル。
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ポルシェの新型「ボクスター」もジュネーブで初公開。素の「ボクスター」と「ボクスターS」の両方が展示されていて……カッコイイ(笑)。気になる一台です。
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昨年の「東京モーターショー2011」で話題をさらった「トヨタ86」(写真上)も出展。欧州では「トヨタGT86」という名で扱われます。日本名も「GT86」に統一してもよかったのでは? 下に見えるクルマは、往年の名車「トヨタ2000GT」。
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世界中のどのモーターショーでも、お昼に合わせてプレスカンファレンスを開き、おすしをふるまってくれるのが、スバルのブース。しかし、一瞬で「sold out」(笑)。おすしは今や、世界中で人気のメニューです。
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スバルブースは、「トヨタGT86」の兄弟車「BRZ」と、写真の新型「インプレッサ」が展示されていました。スバルといえば四輪駆動のイメージ。その自慢のAWD技術は、今年で40周年なんだとか。
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インフィニティのコンセプトカー「EMARG-E(エマージ)」は、レンジエクステンダー付きのスポーツEV。ちなみにこのクルマに乗り込んだのは、F1界の大御所ジャン・トッド氏と私しかいないそうです(自慢!)。
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ロータスのブースには、今期、ロータスF1チームからF1に復帰するキミ・ライコネンが登場! なんとなく小柄になったような……でも、カッコよかったし(?)、今シーズンはイケるような気がします! がんばれ、ライコネン!
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フィアットの主役は「500L」。“L”は、ラージの略で、つまりは「フィアット500」の大型版という意味です。そういえば顔もフィアット500に似てはいますが、ちょっと違うような……? シートは2列で5人乗り。これまでより、フィアットオーナーの幅も広がるかも!?
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スマートブースの2階には、スイスのナイフメーカー「ビクトリノックス」のマークをあしらった「スマート」が! 遠くからでもスマートブースの目印になります。
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ランボルギーニからは、「アヴェンタドールLP700-4」をベースにしたオープンモデル「アヴェンタドールJ」が登場! 屋根ばかりかウインドシールドもない、まさにスーパーオープンカーです!
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近ごろ、高いデザイン力を見せつけているのが、韓国のメーカー。逆に、欧州メーカーでも、韓国人のデザイナーが増えています。写真は、韓国メーカー「KIA」の「トラックスター」。例にもれず、カッコイイ。
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最後は、ショー会場の外から。ジュネーブ市内を歩いていた時に目撃した“F1ドライバー小林可夢偉選手の時計”です。海外で日本人を使った広告を見ることはほとんどないので、思わず撮ってしまいました。