「第59回 全日本模型ホビーショー」の会場から(後編)
2019.10.04 画像・写真2019年9月27日から29日の3日間、東京ビッグサイト 青海展示棟で開かれた日本プラモデル工業協同組合主催の「第59回 全日本模型ホビーショー」。後編ではダイキャストやレジン製の完成品、いわゆるミニカーの新製品を中心に紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)
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1/361/64スケールのマニアックなダイキャスト製ミニカーのブランドであるトミカリミテッドヴィンテージ/トミカリミテッドヴィンテージNEO。これはトミカリミテッドヴィンテージNEOの新製品「日産ブルーバードSSS-R 1989年全日本ラリー仕様」。前編で紹介した、ハセガワがキット化したのと同じ、アテーサを採用した8代目U12ブルーバードである。発売時期、価格ともに未定。
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2/36トミカリミテッドヴィンテージの「ダットサン・ブルーバード1300バン ヨコハマタイヤ」。2020年2月発売予定で価格は2600円(以下、すべて価格は税別)。かつてのヨコハマタイヤのコーポレートカラーは、日産のそれ(赤・白・青のトリコロール)と同じだったわけだ。
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3/36トミカリミテッドヴィンテージNEOの「スバル・レガシィツーリングワゴン」。意外なことに、セダンは製品化されていたが、ワゴンは同シリーズではこれが初めて。NA仕様(左)とターボ仕様(右)でボンネットを変えている。発売時期、価格ともに未定。
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4/36トミカリミテッドヴィンテージNEOの「ホンダ・インテグラXSi」。イメージキャラクターを務めたマイケル・J・フォックスがCMで「カッコインテグラ」と言っていた2代目だ。2019年11月発売予定で価格は2400円。
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5/36トミカリミテッドヴィンテージNEOの「トヨタ・ハイエース ワゴン」。100系こと4代目の前期型(左)と後期型(右)。発売時期、価格ともに未定。
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6/36トミカリミテッドヴィンテージの「マツダ・ポーターキャブ 一方開き」。フィギュアおよび積み荷は付属品。発売時期、価格ともに未定。
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7/36トミカリミテッドヴィンテージの「トヨタ・コースター クーラー車」。茨城県かすみがうら市に実在するレストランの実働車両をモデル化。“クーラー車”は室内にクーラーのダクトが再現されており、隣に見える赤白のモデルにはそれがない。2020年1月発売予定で価格は5800円。
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8/36トミーテックのザ・トラックコレクションの「ヤマザキパン トラックセット」。鉄道模型と組み合わせるため、スケールは1/150。実車が全長10mとしても、模型では7cmに満たない。実際、小指サイズという感じだが、ナンバープレートの文字まで再現されている。2019年11月発売予定で価格は2400円(2台セット)。
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9/36トミーテックとイグニッションモデルのコラボレーションモデルである1/18レジン製「トヨタ・ソアラ2800GT」。初代Z10型ソアラである。発売時期、価格ともに未定。
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10/362代目Z20型もトミーテックとイグニッションモデルのコラボレーションで製品化。1/18レジン製「トヨタ・ソアラ3.0GTリミテッド」。2019年12月発売予定で価格は1万9800円。
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11/36アオシマのブースに展示されていた中国のLCDモデルのダイキャストモデル。左ハンドル仕様の「スズキ・ジムニーシエラ」は1/18と1/64があるが、発売は未定。
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12/36SUV、スーパーカーなど中国での人気車種を中心にモデル化しているというLCDモデル。「レンジローバーSVオートバイオグラフィー ダイナミック 2018」は1/18、1/43、1/64の3サイズがそろい、近日受注開始予定。
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13/36LCDモデルの「ホンダ・シビック タイプR」は1/18と1/64があり、発売未定。
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14/36LCDモデルの「マクラーレン600LT」は1/18、1/43、1/64(展示はモックアップ)の3サイズがそろうが、発売未定。いずれも出来はかなりよく、お求めやすい価格で出せれば、とのことだった。
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15/36アオシマのダイキャスト製1/12「ホンダ・スーパーカブ50」。これは出前機付きで、2800円で販売中。
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16/36京商のオリジナルであるサムライシリーズの1/18レジン製「トヨタ・センチュリーGRMN」。予定価格1万8000円。
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17/36同じくサムライシリーズの1/18「日産スカイラインGT-Rオーテックバージョン40thアニバーサリー」。スカイライン誕生40周年記念としてリリースされたR33のセダン版GT-R。予定価格1万8000円。
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18/36これもサムライシリーズの積載トラック、1/18「極東フラトップ ゼロII」で、予定価格3万6000円。積まれている1/18「新劇場版 頭文字D トヨタ・スプリンタートレノ(AE86)」は、藤原拓海のフィギュア付きで予定価格2万円。
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19/36京商オリジナルの1/18ダイキャスト製「デ・トマソ・パンテーラGT4 1975LM」。フル開閉式で予定価格2万円。ノーマルの「パンテーラGT4」もリリースされる。
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20/36京商オリジナルの1/43ダイキャスト製「いすゞ・エルフ清掃車(東京23区)」。予定価格1万3000円。
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21/36京商が扱うオットーモービルの1/18レジン製「トヨタ・スープラTRD 3000GT」。予定価格1万4500円。
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22/36これもオットーモービルの1/18レジン製「プジョー205ターボ16ラリーセット」。トランスポーターとのセットで予定価格4万円。
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23/36京商が扱うトップマーク1/18レジン製「トヨタ・セリカGT-FOURレプソル1992」。価格3万2800円。
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24/36老舗ミニカーショップ/メーカーであるメイクアップとトヨタがコラボレーションして開発中の1/18「トヨタGRスープラ」。日本仕様/海外仕様、ボディーカラー(8色)、内装(2パターン)という選択肢から、気に入った仕様をGRガレージまたはトヨタディーラーで注文するという仕組み。ほかに1/43も用意される。
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25/36メイクアップのオリジナルブランド、アイドロンによる、「日産スカイラインGT-R」生誕50周年を記念した、1/43レジン製の歴代GT-Rコレクション。
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26/36GT-Rコレクションの中から1/43「日産GT-R 50th Anniversary」。販売中で価格は2万9000円。
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27/36メイクアップの最高級ブランドであるアイドロン・コレクションの、1/43レジン製「ガレージアクティブ カーボンGT-R」。R32スカイラインのGT-R(BNR32)のボディーをフルカーボン化したチューニングカーを再現。販売中で価格は3万4800円。
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28/36メイクアップのクオリティーを1/64スケールに凝縮した新ブランド「タイタン64」の第1弾となる「シンガー911(964)」。964をベースにアメリカのシンガービークルデザインが手がけたカスタム911のモデルだ。予定価格7800円。
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29/36「これまでモデルに恵まれなかった日本車をモデル化する」をコンセプトに掲げた、1/43レジン製ハンドメイドミニカーのブランドであるハイ・ストーリーの「スバル・レオーネ エステートバン4WD」。価格は9800円で発売時期未定。
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30/36同じくハイ・ストーリーの「マツダ・コスモ ターボリミテッド」。「ルーチェ」と兄弟車となった3代目コスモである。価格は9800円で発売時期未定。
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31/36来年マツダが創立100周年ということで、ハイ・ストーリーはマツダ車を多数リリースしている。これは「マツダ・ベリーサ」。価格は9800円で発売時期未定。ほかに「RX-7カブリオレ」(FC3S)、「ロータリー ピックアップ」のモックアップなども展示していた。
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32/36ハイ・ストーリーの「日産ローレル4ドアハードトップV20ターボメダリスト」。角張ったフォルムから“仏壇ローレル”などと呼ばれることもある7代目C32型。2019年10月発売予定で価格は9800円。
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33/36ハイ・ストーリーの「トヨタ・センチュリーGRMN」。2019年11月発売予定で価格は9800円。
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34/36ハイ・ストーリーでも、これは1/24スケールのレジン製「トヨタ・クラウン ハイブリッド2.5アドバンス」。2019年10月発売予定で価格は1万4800円。
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35/36往年の国産レーシングマシンをレジンで手がけるQ-MODEL。かつてリリースしたモデルは1/43だったが、これは1/24の「トヨタ2000GT 1966年 第3回日本グランプリ仕様」。シルバーの17号車と3位に入ったレッドの15号車があり、価格は1万7000円で発売時期未定。完成品のほかにキット販売もあり、そちらは1万2000円。
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36/36ミニカーの老舗である国際貿易が扱うBMクリエーションズのダイキャスト製1/18「スズキ・ジムニー」。フル開閉式でエンジンや内装も再現されているほか、サスペンションもご覧のように可動。またドレスアップ用のフロントグリルなども用意されている。販売中で価格は2万5800円。