スカイグループが「ジンガー21C」のオーダー受け付けを開始 最高出力1250HPのハイパーカー

2022.04.01 自動車ニュース webCG 編集部
【webCG】クルマを高く手軽に売りたいですか? 車一括査定サービスのおすすめランキングを紹介!
ジンガー21C
ジンガー21C拡大

海外のラグジュアリーカーやスーパーカー、ハイパーカーブランドの正規輸入販売事業を手がけるSKY GROUP(スカイグループ)は2022年4月1日、アメリカのハイパーカーブランド「Czinger Vehicles Inc(ジンガー・ビークル)」と正規パートナー契約を締結したと発表。「ジンガー21C」のオーダー受け付けを開始した。

 
スカイグループが「ジンガー21C」のオーダー受け付けを開始 最高出力1250HPのハイパーカーの画像拡大
 
スカイグループが「ジンガー21C」のオーダー受け付けを開始 最高出力1250HPのハイパーカーの画像拡大
 
スカイグループが「ジンガー21C」のオーダー受け付けを開始 最高出力1250HPのハイパーカーの画像拡大
 
スカイグループが「ジンガー21C」のオーダー受け付けを開始 最高出力1250HPのハイパーカーの画像拡大

ジンガー・ビークルは、カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点にハイブリッドのハイパーカーを製作するアメリカの自動車メーカーである。2019 年に起業家のケヴィン・ジンガーによって創立され、最初のプロダクトとなる21Cを発表した。

21Cは世界限定80台の少量生産モデルで、AIと3Dプリンターを駆使してデザインされた有機的な形状の金属パーツでシャシーを構成。乗車定員は2人で、縦方向に並んで座るタンデム式のシートレイアウトが用いられている。

パワーユニットは最高回転数1万1000rpmのV8ツインターボエンジンと2基のモーターの組み合わせで、最高出力は1250HP/1万0500rpmを発生。オプションで1350HPにアップグレードすることもできる。一方、車両重量は1250kgに抑えており、1:1というパワーウェイトレシオを実現。動力性能については、0-100km/h加速が1.9秒、最高速が405km/hとアナウンスされており、米ラグナセカ・レースウェイでは「マクラーレン・セナ」のタイムを破り、市販車最速記録を樹立したという。

同時に、環境負荷の低減に配慮している点も同車の特徴で、V8エンジンはカーボンリサイクル・メタノールを含むさまざまな燃料に対応。モーターのみでのEV走行も可能となっている(北米仕様)。また製造段階においても、3Dプリンターを用いたパースの製作により、アルミなどの金属廃棄物を大幅に減らすことに成功したと説明されている。

価格は205万ドル(1ドル120円換算で2億4600万円)。

(webCG)