■1997-1998 トヨタ・プリウス
1997年10月に発表された世界初の量産ハイブリッドカー。
20世紀型のクルマ造りとは全く異なる価値観をコンセプトに生かし、それを先進技術によって実現した、正に21世紀のクルマの先駆けといって良い存在である。
超小型・軽量のアルミ製ハイメカツインカム1.5リッターで発電機を作動するほか、高負荷時には電気モーターを補助する。発電された電力は、リアシート後方に収納されるニッケル水素バッテリーに蓄電され、動力モーターを作動させる。他メーカーからもハイブリッドカーがデビューした一方、燃費数値では当プリウスのデータを上回るライバルも存在したが、それによってこのクルマの社会的歴史的価値が下がるなどということはない。ドライブフィール、メーターパネルの“カメ”型インジケーターなどには独特の世界観も持ち、その存在意義は一つのクルマということには留まらない。日本が世界に誇る、輝かしいエコロジーカーといえる。
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